14日の香港市場は米株高を好感して堅調に推移するか。前日のNY株式相場は主要3指数がそろって上昇。ダウ平均は大幅に5日続伸し、史上最高値を更新した。注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、市場予想通りに政策金利が据え置かれ、来年のインフレ見通しがこれまでの2.6%から2.4%に引き下げられた。来年3回の利下げ見通しが示され、米10年債利回りが前日の4.206%から一時8月10日以来となる4.007%まで低下したことが好感された。
一方、ハンセン指数は約1年1カ月ぶりの安値水準とあって、割安感の強い銘柄を中心に買い戻す動きも期待できそうだ。ただ、中国指導部が来年の経済運営方針を決める「中央経済工作会議」が11-12日に開かれたものの、決定内容に新たな買い材料が乏しいとの見方が広がっているほか、15日には中国で11月の鉱工業生産や小売売上高など主要経済指標が発表される予定で、様子見ムードが強まる可能性もある。
13日のNY市場で香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)やテンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)が香港終値を上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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