
今晩の取引では年末ラリーや来年の利下げ転換期待に加え、米10年債利回りの低下を追い風に底堅い展開か。来週12-13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、今週は週末金曜日に発表される米11月雇用統計が最大の注目点となるが、今晩は雇用統計の前哨戦となる11月ADP民間部門雇用者数や、その結果を受けた米10年債利回りの動向に注目する展開となりそうだ。
今晩の米経済指標は11月ADP民間部門雇用者数のほか、MBA住宅ローン申請指数、10月貿易収支 、EIA週間原油在庫など。企業決算は寄り前にブラウン・フォーマン、キャンベル・スープなどが発表予定。(執筆:12月6日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ