
29日の香港市場でハンセン指数が大幅に4日続落し、終値は10月24日以来、およそ1カ月ぶりの安値を付けた後とあって、割安感の強まった銘柄を買い戻す動きが入りやすいだろう。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ局面が終了したとの観測が強まるなか、米長期金利が低下したことも支援材料になりそうだ。
29日のNY市場でダウ平均は小幅に続伸。利益確定売りが上値を抑えた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株では国際金融株のHSBC(00005)、AIAグループ(01299)が香港終値を下回った半面、大型ネット株のテンセント(00700)、アリババ集団(09988)が上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ