
13日のNY株式相場は高安まちまち。先週末にムーディーズが米国債格付けの見通しを「ネガティブ」に引き下げ、最高格付け「Aaa」としている格付けを見直す姿勢を示したことの影響が懸念されたが、米国債利回りがおおむね安定的に推移したことが支えとなった。ただ、翌日の米10月CPIの発表を控えた様子見姿勢が強まったほか、週末につなぎ予算の期限を迎えることで、政府債務上限問題への警戒感も上値の重しとなった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、美団(03690)やテンセント(00700)、HSBC(00005)が香港終値を上回って引けた半面、アリババ集団(09988)が下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ