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【見通し】14日香港株=上値重いか、重要イベント前に様子見ムード

14日の香港市場は上値の重い展開か。15日に米国でバイデン米大統領と中国の習近平国家主席が約1年ぶりに対面会談するとあって、2国間の緊張緩和への期待が相場の支えとなりそうだ。ただ、14日夜に米消費者物価指数(CPI)、15日に中国の鉱工業生産や小売売上高が発表されるとあって、様子見ムードが広がる可能性がある。一方、中国人民銀行(中央銀行)が13日発表した金融統計は、国内金融機関による10月の人民元建て貸付残高増加額が7384億元と、市場予想の6650億元を上回った。前年同月比では1058億元増加した。

 13日のNY株式相場は高安まちまち。先週末にムーディーズが米国債格付けの見通しを「ネガティブ」に引き下げ、最高格付け「Aaa」としている格付けを見直す姿勢を示したことの影響が懸念されたが、米国債利回りがおおむね安定的に推移したことが支えとなった。ただ、翌日の米10月CPIの発表を控えた様子見姿勢が強まったほか、週末につなぎ予算の期限を迎えることで、政府債務上限問題への警戒感も上値の重しとなった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、美団(03690)やテンセント(00700)、HSBC(00005)が香港終値を上回って引けた半面、アリババ集団(09988)が下回って引けた。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ