日経平均株価は小幅反落。安寄りから下値を試す場面もあったが、前日安値付近を意識して下げ渋る展開となった。終わってみれば寄り付き以上に上昇する高値圏引けとなり、連続陽線で取引を終えた。
RSI(9日)は前日77.4%→73.1%(11/10)に低下。70%超の強気モメンタムが続く。来週初は5日移動平均線(32472円 11/10)の上昇が一服する可能性が高いが、終値ベースの直近高値である11/6高値(32708円)更新を通じて、それを回避できるかが上目線のカギとなる。また、一目均衡表では転換線が横ばいから上昇に転じるタイミングを迎えることで、踊り場から一段高につながるかが焦点となる。
一方、11/6高値を超えられない状況で、11/8の終値ベースの安値を割り込むと、11/2の上昇で開けたマド埋めまで値幅調整が進む可能性が高まる。マド埋めは直近の上昇幅に対する半値押し程度の水準に相当する。
上値メドは、心理的節目の33000円、9/7高値(33322円)、9/15高値(33634円)、6/19高値(33772円)などが考えられる。下値メドは、10日移動平均線(31846円 同)、25日移動平均線(31655円 同)、10/31高値(30973円)、200日移動平均線(30565円 同)、心理的フシとなる3万円などが考えられる。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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