
一方、市場の一部で米連邦準備理事会(FRB)の利上げ局面が終了したとの見方が広がり、8日の債券市場で米長期金利は4.5%まで低下した。これを受けてハイテク株などの高PER株が物色されれば、投資家心理の改善に繋がる可能性がある。
8日のNY市場でダウ平均は8営業日ぶりに反落。前日までの急ピッチの上昇で過熱感が意識された。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は小幅ながら9営業日続伸した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株では大手国有銀行の中国建設銀行(00939)が香港終値を下回った半面、国際金融株のHSBC(00005)、AIAグループ(01299)、大型ネット株のテンセント(00700)、アリババ集団(09988)が上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ