
米国の長期金利低下が鮮明となり、米国株にも強い反応が見られた。これらを受けて、日本株も大きく水準を切り上げると予想する。CME225先物は大幅高スタートを示唆しており、売り方の買い戻しを巻き込んだ踏み上げ的な上昇となるだろう。国内では引き続き決算発表が多く、個別の刺激材料には事欠かない。商いの増加が期待できる時期に外部環境が大幅に改善することで、リスクオンの様相が強まると思われる。日経平均は10月13日の戻り高値が32533円となるが、この水準は初動から超えてきそうで、高く始まった後も下げづらく上げやすい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは32500円-32900円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ