
また、来週は31日に10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表されるほか、31日-11月1日には米連邦公開市場委員会(FOMC)も控えており、様子見ムードが強まる可能性もある。中東情勢の一段の緊迫化も警戒されており、週末を前に積極的な買いは手控えられそうだ。
ただ、ハンセン指数は11カ月超ぶりの安値水準とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが強まると予想される。また、四半期決算を材料に個別物色の動きも強まりそうだ。26日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)やJDドットコム(09618)、アリババ集団(09988)などが香港終値を上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ