今晩は引き続き軟調か。昨日は決算内容が嫌気されたアルファベットが9.51%安と急落したことや、強い住宅指標を受けて米国債利回りが再び上昇したことなどで主要3指数がそろって反落。ダウ平均は0.32%安と比較的小幅な下落にとどまったものの、ハイテク株主体のナスダック総合は2.43%安と2月21日以来の大幅安を記録し、S&P500も1.43%安の4186.77ポイントで終了し、5月以来の4200ポイント割れとなった。引け後の動きでは決算が予想を上回ったメタ・プラットフォームズが時間外で一時5%超上昇したが、メタバース部門のリアリティ・ラボ部門が37億ドルの損失となったことや、最高財務責任者(CFO)が第4四半期の広告収入の落ち込みに言及したことで反落し、3%超下落した。
今晩は引き続き軟調な展開か。前日のアルファベットの急落に続き、メタ・プラットフォームズも大幅安が見込まれ、ハイテク株を中心に軟調な展開が予想される。米経済指標では寄り前に発表される第3四半期(7-9月)GDP速報値と新規失業保険申請件数に注目。第3四半期GDPは前期比年率4.5%と第2四半期の同2.1%から成長加速が予想されており、指標結果を受けた米10年債利回りの動向に要注目か。
今晩の米経済指標・イベントは第3四半期GDP速報値、新規失業保険申請件数のほか、9月耐久財受注、9月中古住宅販売仮契約指数など。企業決算は寄り前にアメリカン・タワー、メルク、ノースロップ・グラマン、サウスウェスト航空、引け後にアマゾン、インテルなどが発表予定。
(執筆:10月26日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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