日経平均株価は大幅続落。前日から大きなマドを開けての強い陰線を形成する格好となり、10日移動平均線（31574円 10/16）や一目均衡表の転換線（31510円 同）付近までの下落幅となった。
RSI（9日）は前日56.2％→48.7％（10/16）に低下。当日の下落幅にもよるが、直近は上昇しやすいタイミングに入る。
前日から大きく下げたものの、先週のリバウンドの揺り戻しの範ちゅうである。目先の押し幅がどの程度まで生じるかにもよるが、調整一巡後は上昇再開のシナリオか。8/18安値（31275円）付近までの押しを想定しながらも、早期の反転上昇がテクニカル指標の悪化を回避する点では望ましい。直近高値を突破できると、33000円台回復もイメージできる。
上値メドは、10/13高値（32533円）、9/7高値（33322円）、9/15高値（33634円）、6/19高値（33772円）などが考えられる。下値メドは、10日移動平均線、8/18安値（31275円）、10/4安値（30487円）、200日移動平均線（30079円 同）などが考えられる。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
