13日の香港市場は軟調か。前日のNY市場で主要3指数はそろって反落。注目された米9月消費者物価指数(CPI)がやや強い結果となって、インフレ長期化が懸念される中、米30年債入札が低調な結果となり、米国債利回りが一段と上昇したことが株式相場の重しとなった。
一方、ハンセン指数は前日まで6営業日続伸。心理的節目の18000ポイントを回復し、終値で9月6日以来およそ5週間ぶりの高値を付けた後とあって、週末を前に利益を確定する動きが強まりそうだ。なお、きょうは中国の物価統計や貿易統計が発表される予定で、結果によっては相場の波乱要因となる可能性もある。市場コンセンサス予想は、9月CPIが0.2%上昇、9月生産者物価指数(PPI)が2.4%下落。
人民元の下押し圧力が強まるなか、中国証券監督管理委員会(CSRC)が中国の証券会社などに対し、海外取引の規制強化を通達したと伝わったことも相場の重しとなりそうだ。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、美団(03690)やテンセント(00700)、アリババ集団(09988)などが香港終値を下回って引けている。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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