
中国本土では今週半ばから来週にかけて、9月の金融統計や貿易統計、7-9月期国内総生産(GDP)など主要経済指標が発表される。中国景気の先行き不安が根強いなか、内容を見極めたい投資家は積極的な売買を控える可能性がある。
9日のNY市場でダウ平均は朝方に下げたものの、続伸して終えた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も続伸。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株では中国建設銀行(00939)が香港終値を下回った半面、HSBC(00005)やAIAグループ(01299)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)が上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ