6日の香港市場は続伸して始まるか。ハンセン指数は前日に反発したものの、依然として約11カ月ぶりの安値圏にある。米長期金利の上昇一服を受け、ハイテク株を中心に買い直す動きが続きそうだ。米長期金利の指標となる米10年物国債利回りは4日のNY債券市場で4.88%まで上昇し、連日でおよそ16年ぶりの高水準を付けたが、5日は4.72%で終えた。
ただ、買い一巡後は上値が重い展開があり得る。9月の米雇用統計の発表を香港時間きょう夜に控え、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策への影響を見極めたい投資家は積極的な売買を見送るだろう。市場予想では、非農業部門雇用者数が17.0万人増と前月分の18.7万人増から鈍化する見込みだが、失業率は前月分の3.8%から3.7%に改善し、平均賃金は前月比0.3%高と前月分の0.2%高から小幅に加速すると予想されている。
5日のNY株式相場は、ダウ平均とナスダック総合がともに小反落。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、大型ネット株のアリババ集団(09988)、美団(03690)、テンセント(00700)が香港終値を上回った半面、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)、中国スマートフォン大手の小米集団(01810)が下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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