日経平均株価は6日ぶりに大幅反発。30700円台を回復して取引を開始したあと、30565円まで上げ幅を縮める場面があった。ただし売り一巡後は再び買いの勢いが強まり、後場に入り心理的節目の31000円台に乗せた。その後も高値圏で推移し、上げ幅は500円を超え、31000円より上で取引を終えた。
RSI（9日）は前日12.2％→28.5％（10/5）に上昇。今週は10％台で推移していたが20％台へ上昇し、早々に売られ過ぎの水準の基準となる30％を上回りたいところである。
前日まで5日続落となり、下げ幅は1800円超と株価水準を一段と切り下げていたことから、自律反発狙いの買いが入った。2021年9月高値（30795円）を上回り、31000円台を回復。あす以降、31000円を下値メドに持ち直しの動きが続くか注目したい。
上値メドは、26週移動平均線（31593円 10/5）、心理的節目の32000円、25日移動平均線（32469円 同）などが考えられる。下値メドは、2021年9月高値の30795円、心理的節目の30000円、52週移動平均線（29465円 同）などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
