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【見通し】4日香港株=続落して始まるか、米株安と米長期金利上昇が重荷

4日の香港市場は前日の米株式相場が下落した流れを引き継ぎ、続落して始まるか。米長期金利の上昇を受けた売りが先行すると予想する。3日発表の8月JOLTS求人件数が予想を上回る強い結果となったことで労働市場の需給逼迫が意識され、米連邦準備理事会(FRB)による高金利政策の長期化見通しが一段と強まった。同日のNY債券市場では長期金利の指標となる10年物米国債利回りが約16年ぶりの高水準を付けた。

 ハイテクを巡る中国と米国の関係悪化懸念も相場の重荷となりそうだ。米バイデン政権が今月初めにも人工知能(AI)向け半導体や半導体製造装置の対中輸出規制を更新する見通しと伝わった。もっとも、割安感が強まったセクターや個別材料が出た銘柄を中心に買い直しが入り、相場を下支えする展開があり得る。ハンセン指数は前日に続落し、終値ベースで昨年11月28日以来およそ10カ月ぶりの安値圏にある。

 3日のNY株式相場はダウ平均が大幅に3日続落。終値は昨年末を下回り、今年の上昇分が帳消しとなった。ハイテク株主体のナスダック総合は5営業日ぶりに反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、アジア保険会社のAIAグループ(01299)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が香港終値を下回った半面、英金融大手HSBC(00005)が上回って終えた。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ