
今晩は底堅い展開か。今週は今後の金融政策の見通しを巡り、週末金曜日に発表される米9月雇用統計が最大の焦点となるが、今晩は寄り後に8月JOLTS求人件数が発表され、結果を受けた米10年債利回りの動向が注目される。JOLTS求人件数が強い結果となり、米10年債利回りの上昇が続けば株式相場の重しとなることが懸念されるものの、昨日は9月に大きく下落したハイテク株を中心に押し目買いの動きも見られたことから、今晩も底堅い展開が期待できそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは8月JOLTS求人件数のほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁講演など。企業決算は寄り前にマコーミックが発表予定。(執筆:10月3日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ