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【見通し】株式明日の戦略-前場と後場で動きが一変、立て直せるかが焦点に

10月に入り2日の日経平均は3日続落。終値は97円安の31759円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり515/値下がり1266。ナスダック高を手掛かりにアドバンテスト、SCREEN、ディスコなど半導体株が大幅上昇。三菱UFJや三井住友など銀行株の動きが良く、上期の見通しを引き上げた千葉興業銀行が急伸した。上方修正と増配を発表したアダストリアが急騰し、オンワードが証券会社の投資判断引き上げを受けて買いを集めるなど、アパレル関連が人気化。メディア報道から国産サイバー対策ソフトに対する注目が高まり、FFRIやセキュアヴェイルが値を飛ばした。

 一方、半導体株が強い中でも東京エレクトロンは下落。指数寄与度の大きいソフトバンクGとファーストリテイリングが軟調となった。損保大手の保険料事前調整が少なくとも100社以上になるとのメディア報道を受けて、東京海上、SOMPO、MS&ADが下落。1Qが2桁の営業減益となったERIHDが急落した。

 日経平均は乱高下。一時500円超上昇したところから下落で終えた。後場に崩れた要因ははっきりしないし、指数だけが弱くなったわけではなく、プライムでは値下がりに転じる銘柄が多かった。後場に一段高となっていれば良い流れがあすも続きそうであったが、急失速したことで目先は不安定な相場が続く展開も想定される。本日の米国株は政府閉鎖回避を好感する流れになると思われるが、これを受けて日本株が立て直すことができるかどうか。日経平均のきょうの安値は31759円。直近の安値が9月28日につけた31674円で、これを下回ることなく推移できるかに注目しておきたい。

(金)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ