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【見通し】ロンドン見通し=ドル高・欧州通貨安の反動を気にしながらの取引

本日のロンドン為替市場でも、直近で進行したドル高・欧州通貨安の反動を気にしながらの取引となりそうだ。先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)以降、米金利の先高観は強まったままだが、昨日の米2年債利回りは引けにかけて伸び悩んだ。本日の時間外でも利回りは下サイドにギャップを開けて始まっている。米金利全般の方向性が変わったわけではないものの、欧州通貨は目立った調整もないままドル高が進んできた後なだけに、金利次第ではある程度の揺り戻しもあるか。

 米債利回りは低下して始まったが東京午前はドル高の流れが引き継がれ、ユーロやポンド、スイスフランも対ドルで安値を更新した。対円での欧州通貨売りも持ち込まれたようであり、それが対ドルでの下値模索につながったようだ。本日は月末・期末のスポット応当日であり、欧州時間でも通常より実需フローは多いだろう。そういった売買はテクニカルポイントなど無視であり、いきなり相場が右往左往させられる可能性もあるため注意しておきたい。

 経済指標は序盤に発表される10月独消費者信頼感指数(Gfk調査)と9月仏消費者信頼感指数のみと、市場へのインパクトは薄そうだ。欧州金融当局者の講演も今のところ予定されていない。ただ欧州午後、ニューヨーク序盤に発表の8月米耐久財受注額はいつもより注目されそう。昨日の米指標は弱いデータ(消費者信頼感指数と新築住宅販売件数)が目立っており、本日の耐久財受注額がさえないようだとリスク回避に相場全般が傾くきっかけとなるかもしれない。

想定レンジ上限
・ユーロドル、日足一目均衡表・転換線1.0650ドル
・ポンドドル、26日高値1.2217ドル

想定レンジ下限
・ユーロドル、3月15日安値1.0516ドル
・ポンドドル、ピボットターニングポイント1.2071ドル


(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ