日経平均株価は3日続落。直近高値からの値幅調整が続き、下値模索の展開となった。75日移動平均線(32643円 9/21)を下回り、25日移動平均線(32511円 同)に迫る動きとなった。
RSI(9日)は前日45.6%→42.1%(9/21)に低下。上昇に転じるハードルは高いわけではないが沈静化が進んでいる。
先週末の上昇で、7月以降で形成される高値と安値を切り下げるフラッグ型の保ち合いパターンを上放れた。一方、7/3高値(33762円)を起点に8/1高値(33488円)を通る右下がりの支持線で下げ止まることなく、上述のように25日移動平均線に迫り、やや下げ過ぎの印象だ。上昇に転じた25日移動平均線上を維持したいところだが、9/15の直近高値からの値幅調整が9/7高値からの値幅調整よりも深くなっており、目先の調整が長引く可能性も高まった局面だ。
一目均衡表では雲のネジレ(基調に変化が生じやすい)のタイミングでもあり、反転か下げ加速か、あすの動向に注視したい。
上値メドは、5日移動平均線(33107円 同)、9/15高値(33634円)、6/19高値(33772円)、2021年9月高値から2022年3月安値までの下落幅に対する1.5倍返しとなる33850円処、心理的節目の34000円処などが考えられる。下値メドは、25日移動平均線、100日移動平均線(32034円)、8/25安値(31572円)、8/18安値(31275円)などがある。
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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