22日の香港市場は神経質な展開か。トランプ大統領がイランとの停戦延長を表明したものの、ホルムズ海峡の再開が見通せないなかで原油価格が上昇している。ハンセン指数は前日終値を挟んで方向感に欠ける動きになりそうだ。一方、四半期業績を受けた個別銘柄の売買が引き続き活発だろう。前日大引け後に2026年1-3月期決算を発表したハンセン指数構成銘柄のチャイナ・ユニコム(00762)、紫金鉱業集団(02899)の値動きが注目される。
トランプ米大統領氏は米東部時間21日夕、「イランが提案を示し、協議が決着するまで停戦を延長する」と自身のSNSで発表した。イラン政府は深刻な分裂状態にあるという事実に加え、仲介国のパキスタンからイランの指導者と代表団が統一の提案を出すまでイランへの攻撃を保留するよう要請されたと説明した。同時に、イラン港湾に対する封鎖措置を続けるよう米軍に指示したと明らかにした。
21日のNY株式相場はダウ平均とナスダック総合がともに続落した。バンス副大統領のイラン和平交渉参加のための訪問が延期されたとの報道や、それを受けた原油相場の上昇が嫌気された。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、英金融大手のHSBC(00005)や大型ネット株のテンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)が香港終値を下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
