東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックが上昇した。ダウ平均は344ドル安の42931ドルで取引を終えた。米10年債利回りが4.2%に接近するなど長期金利が上昇したことで、広範囲に売りが出た。一方、エヌビディアが4%超上昇し、アップル、アマゾン、アルファベットなどもプラスで終えるなど大型グロースの一角が強く、ナスダックは小幅ながら上昇した。為替市場では円安(ドル高)が進行し、ドル円は足元150円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて5円高の39025円、ドル建てが100円高の39120円で取引を終えた。
米国株はハイテクが強くそれ以外は弱いという構図となったが、日本株も似たような動きになるだろう。ダウ平均の大幅安を受けて下落銘柄は多くなりそうだが、エヌビディアの大幅高を受けて半導体株には資金が向かうと思われる。基本的には多くの銘柄が決算発表前で、あすは23日には東京メトロの上場も控えていることから、様子見姿勢が強まりやすい1日。指数は強弱感が交錯して、値幅が出づらいと予想する。日経平均の予想レンジは38800円-39200円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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