週明け1日の香港市場は続伸して始まるか。米国とイランの戦闘停止へ向けた交渉が前進しているとの見方から前週末に原油価格が下落し、米株式相場が続伸した流れを引き継ぐと予想する。中国国家統計局が5月31日に発表した5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.0となり、市場予想と一致したことも投資家心理を支えるそうだ。また、非製造業PMIは50.1と前月比で0.7ポイント上昇し、前月に割り込んでいた50を回復した。
ただ、一巡後はハンセン指数が伸びや悩む展開がありそうだ。トランプ米大統領は29日にホワイトハウスで合意案への対応を検討する会議を開いたが、会議が終わっても結論を明らかにしていない。一方、イランのタスニム通信は31日、トランプ氏が合意案に高濃縮ウランの処分に関する修正を提案したとする米国の報道を受けて、「イランも修正を加える予定で最終決定には至っていない」と報じた。
5月29日のNY株式相場はダウ平均が3日続伸し、ナスダック総合は7営業日続伸。機関投資家が運用のベンチマークとするS&P500も続伸し、主要3指数がそろって連日で史上最高値を更新した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、生活アプリ運営の美団(03690)や英金融大手のHSBC(00005)、公益事業投資の長江インフラ(01038)が香港終値を上回った半面、都市ガスのホンコン・チャイナガス(00003)が下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
