本日のロンドン為替市場のユーロドルは、明日開催予定と報じられている米国とイランの第2回和平協議への警戒感から動きづらい展開が予想される。
トランプ米大統領は、イラン停戦期限である米国東部時間21日午後8時に近づく中、20日に米国の代表団(ウィットコフ中東担当特使とトランプ氏の娘婿のクシュナー氏)がイスラマバードに到着し、21日以降に第2回和平協議に臨む予定と述べており、関連ヘッドラインを注視していきたい。
しかしながら、イラン側は、第2回和平協議開催に関して拒否する姿勢を見せており、停戦期限に向けて予断を許さない状況が続くことになる。
イラン戦争が長期化した場合、物価上昇と景気減速というスタグフレーションへの警戒感が高まり、ECBのリスクシナリオである、第2四半期の原油価格が119ドル、天然ガスが87ユーロという見通しが現実化する可能性が高まることになる。
また、湾岸アラブ諸国および欧州の当局者らは、米イラン和平合意の最終決定には6カ月かかる可能性があるとの見解を示しており、あるいは、更なる2週間の停戦期限の延期などの噂が飛び交っており、両国からの正式な発表を待つことになる。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.1885ドル(2/13高値)
・ユーロ円:187.95円(4/17高値)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.1630ドル(日足一目均衡表・基準線)
・ユーロ円:185.89円(4/13安値)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
