日経平均株価は大幅続落。売り先行ながらも序盤は戻りを試す場面があった。ただ、5日移動平均線(47840円 10/14)が上値で意識されたほか、マド埋めを前に失速。後場は下げ幅を拡大する展開となり、一目均衡表の転換線(46477円 同)付近まで下落した。
RSI(9日)は前日77.9%→64.5%(10/14)に低下。上昇基調にある10日移動平均線(46733円 同)上を終値ベースで保っており、基本的には大きな見方に変化はない。10日移動平均線を下回ると25日移動平均線(45510円 同)まで下げ幅を拡大する可能性が高まるが、まずはあすからの転換線上昇を通じて早期に5日移動平均線を超えられるかが焦点となる。
上値メドは、5日移動平均線や10/9高値(48597円)、心理的節目の49000円、昨年12/27高値から4/7安値までの大きな下落幅に対する倍返しの上げとなる50000円付近、51000円などが想定される。下値メドは、心理的節目の46000円、10/3高値(45778円)、25日移動平均線、心理的節目の45000円、10/1安値(44357円)などがある。
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
