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【見通し】ロンドン為替見通し=関税交渉の報道に動意づくか、FRB正副議長発言は期待薄

本日の欧州時間でも欧州からは主だった経済指標の発表が予定されていないことで、欧州連合(EU)と米国との関税交渉や、トランプ政権要人の発言に左右される展開になると予想する。

 EUと米国の交渉については、水面下での交渉が継続されているが、現時点では具体的な進展内容などは発表されていない。ベッセント米財務長官が「重要なのは交渉のタイミングではなく、取引の質だ」と述べているが、8月1日までに交渉がまとまらないかもしれない。合意に至らない場合で再延長があるのか、それとも当初予定されているような関税賦課が行われ、貿易戦争になるのかはいまだに不透明なままだ。本日も、観測記事を含め貿易に関するニュースヘッドラインを睨みながらの取引になるか。

 本日は欧州時間昼頃に、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長とボウマンFRB副議長が発言する機会がある。ただ、19日からすでに米連邦公開市場委員(FOMC)を控え、ブラックアウト期間に入っていることもあり政策金利などについては発言が控えられている。また、両者ともにワシントンD.C.で開催される大規模銀行の資本枠組みの統合レビューコンフェレンスへの出席で、コンフェレンス自体の内容を鑑みても金利についての話が出てくるとは考えにくいだろう。ただ、FRB正副議長の発言は期待できないものの、昨日もベッセント米財務長官やレビット米ホワイトハウス報道官などが金利について言及するなど、トランプ政権高官による発言が市場に影響を与える可能性があることには注意が必要だ。

・想定レンジ上限
 ユーロドル:10日高値の1.1750ドル

・想定レンジ下限
 ユーロドル:日足一目均衡表・基準線1.1638ドル


(松井)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ