
米国株安を嫌気した売りに押されると予想する。ドル円が146円台に乗せており、円高に一服感が出てきていることは安心材料。しかし、米国動向から半導体株が嫌われるであろうから、指数にはネガティブな影響が出てくると思われる。取引時間中には閉会中審査で植田日銀総裁の発言機会があり、発言や関連のニュースに振らされる可能性がある点には留意したい。日本株も8月前半の暴落後はある程度の戻りを達成しているだけに、利益確定売りは出やすい。パウエルFRB議長の講演を前に、買い手控えムードが強まるだろう。日経平均の予想レンジは37900円-38300円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ