
ドル円が落ち着きを取り戻す中で米国株に強い動きが見られており、これらを好感した買いが入ると予想する。きのうの日経平均は為替に神経質になって後場に崩れているだけに、一段と円高が加速しなかったことは安心材料。CME225先物はかなり高めのスタートを示唆しており、前日悲観に傾いた分の修正が期待できる。米国ではエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズなど半導体株が大きく上昇している。東京市場でもきのう大きく売られた半導体株が見直されることで、全体でも押し目買いが活発になるだろう。日経平均の予想レンジは37600円-38100円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ