日経平均株価は3日続落。売り先行から下値模索が続き、終値で31000円を割り込む展開となった。
RSI(9日)は前日53.7%→37.5%(10/23)に低下。10/13の戻り高値(32533円)から押し目処を探る展開が続くが、反発の兆しが薄く、10/4につけた直近安値(30487円)に迫る軟調さが続いている。10/20は陽線で下げ渋ったものの、きょうは再び陰線で下値模索となった。10日移動平均線(31792円 10/23)を下回った状態にあり、足元は弱気波動との判断となる。
当面の動きとして、10/4安値を前に切り返し、25日移動平均線(31975円 同)や10/13高値を超えるような動きにつながるかが上方向をみる上での焦点となる。
一方、10/4安値を下回ることになる場合、200日移動平均線(30211円 同)割れを試す展開につながりやすい。
上値メドは、10日移動平均線、25日移動平均線、75日移動平均線(32298円 同)、10/13高値(32533円)、9/7高値(33322円)などが考えられる。下値メドは、10/4安値(30487円)、200日移動平均線、心理的フシとなる3万円、2022年8/17高値(29222円)などが考えられる。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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