月曜コラム「週刊 独り言」|FXブログ|外為どっとコム

時限爆弾。

五月も下旬に入るともう初夏だ。

テレビのニュースによると地方によっては気温が30度を超えて真夏日を記録すると言う。

海に近い横浜の我が家では夏と冬の寒暖差がそれ程大きくはなく、未だ暑いと感じる程ではない。

土曜日の独り言でもご披露したが我が家の庭の本牧花壇も色々な花が咲き始めた。

Flowers.JPG


これから夏に成るともっと花が咲き、大変綺麗な花壇と成る。

無粋な塾長は花には余り興味は無いが、綺麗な物は綺麗である、はい。


冬が嫌いな塾長は春から初夏、そして夏に成るのは嬉しいのだが歳を取って来て段々暑さが厳しく感じる。

そう、あの熱中症と言うヤツだ。

先日もちょっとした上り坂を上っていると頭がくらくらして息ははーはー。

昔はこんなことは無かったなあ。

急いでスポーツ・ドリンクを飲むと直ぐに落ち着く。

聞くところによると我々年寄りは体が寒暖差を自分で調整するのが難しくて熱中症に成り易いのだそうな。

そう言えばほんの2週間前までは朝夕はセーターを着ていたが、この週末から半袖に成った。

体もびっくりする事だろう。

長袖から半袖に替わる一つの目安は顔を洗う時にお湯を使うか、お水を使うかにもある。

冬は寒いから当然お湯を使うが夏に成るとお水で大丈夫だ。

夏はお水でシャキッとして心地良い。

うん、やはり夏が好きだ!


さて先週はお休みを頂いてこの独り言は2週間ぶりとなるが色々な事が有りましたな。

その内何と言っても一番のビッグ・ニュースはトランプ大統領問題だろうか?


トランプ大統領は9日に電撃的に米連邦捜査局(FBI.)のコミー長官を解任したが、これが重大な司法捜査に対する妨害ではないかとの批判が野党の民主党のみならず身内の与党共和党からも相次ぎ、窮地に陥った。

更に先週はトランプ大統領が軍事機密をロシアに流した疑惑を複数の通信社が伝えてトランプ大統領の弾劾騒動にまで発展した。

弾劾に至るには米議会の上下院の各々三分の二と半分以上の承認が必要で実際に弾劾となるには相当高いハードルが有ると思われるが、問題は何故この様な重大な問題(機密情報をロシアに漏らした。)が通信社にリークされたかであろう。

察するにトランプ政権の中枢にトランプ大統領を快く思わない重要人物が居ると言う事か?

まるでスパイ映画を見る様であるが、問題はこれらの政権内のごたごたが上院でのヘルスケア修正法案や下院での税制改革案などの審議が停滞させてトランプ・ユーフォリアに浮かれる市場に冷や水を掛ける可能性が有ると言うことである。


木曜日、金曜日は米株価も大分戻して市場は多少安堵したが、予断は許すまい。


ドル・円相場は相変わらず通商問題やトランプ問題などの米国発の時限爆弾を抱える恐ろしい状態が続くと考えた方が良さそうだ。



  今日から夏モード(カジュアルな機会にはジャケットを着ない。)の塾長。


大型連休。

ゴールデン・ウィークが終わった。

今年のゴールデン・ウィークは1日(月)と2日(火)に休みを取れば9連休となる大型連休と成り、行楽地は相当混んだらしい。

テレビのニュース番組が連休の前半は高速道路の下り線、後半は上り線の渋滞情報を流していたが"...近辺35キロ渋滞。"などを聞くと"混むのが分かっているのにどうして出掛けるのだろう?"と思うのだが、余計なお世話か?

お子様がいらっしゃるご家庭はお父さんも一緒に休んでいるゴールデン・ウィーク中は絶好のお出掛けチャンスに成るのだろうな?

ゴールデン・ウィーク中は絶対に何所にも出掛けない事にしているのだが連休も終わりの頃の土曜日、友人にゴルフを誘われて千葉に出掛けたが、渋滞名所のアクアラインは行きはすいすいで帰りも割合空いていた。

ゴールデン・ウィーク中に車で出掛けると困ることが有る。

わナンバーのレンタカーが矢鱈多く、これはマイカーではなく借りた車を運転している訳で、失礼ながら運転がお上手ではない。

大体、

--道路のレーンの真ん中を走らずに左に寄ったり右に寄ったりしてふらふらしている。
--渋滞中はそうでもないが全体的に車がスムーズに走っている時に追い越し車線を無駄に車間距離を開けたり逆に詰め過ぎたりしていて、その車の後ろを走っていればイライラするし(左側からは追い越せない。)また前を走っていれば後ろが気になって仕方ない。

などの傾向が有る。

サンデー・ドライバーと言う言葉が有るが、これはウィークデイは車に乗るチャンスが無く日曜日だけ運転するドライバーの事で、普段の日曜日も上の様な傾向が有るので要注意。

渋滞中のノロノロ運転は本当に嫌なものだが、最近の車には大変便利な装置が付いている。

スイッチを押すと前の車を設定された車間距離を保って自動的に追尾してくれるのである。

ブレーキとアクセルには一切触れる必要が無い。

渋滞で車速が2秒以上ゼロになると(要するに2秒以上車が止まる。)一旦システムがオフになり、前の車が走り出すと音と表示で教えてくれるのでスイッチを上に押すと再び前車を追尾してくれる。

これは優れものである。

それと最近高齢者のブレーキとアクセルの踏み間違いでの事故が多いが最近の車は前に障害物が有るとブレーキが強制的に効いてぶつからない。


さあゴールデン・ウィークも終わり、市場は再び活気を取り戻すのであろうか?

注目のフランス大統領の決選投票は開票が終わり、大方の予想通りに中道系独立候補のマクロン氏が圧倒的多数で右派政党・国民戦線リーダーのルペン氏を破って史上最年少のフランス大統領が誕生した。

2週間前の第一回目の投票後は予想されていた通りのマクロン候補の優勢で終わったが、それを受けてのユーロ・ドルとユーロ・円の騰勢は凄まじいものが有った。

今回もユーロ高で始まったが窓を開けるほどの勢いも無く、現在は多少下げている。

ドル・円はオープン112.84、高値112.92、安値112.60で割合静かに推移しているが日経平均株価は10時現在で330円以上上げている。

株価を見るとドル・円は113円を超えても良さそうだがユーロの動きを見ると下値トライも考えられる。

大型連休が終わって動意が起きそうであるが今週はユーロの動きに注意しながら上手にリスク管理を行いたい。


  ヒノキ花粉の勢いも過ぎ、少しほっとした塾長。


牡牛か、熊か、それとも豚か?

年始117.42で始まり、当日高値118.60を付けた後111.59までじりじりと値を下げ、3月10日に戻り高値115.50を付けた後は再び欧州の政治リスクや北朝鮮などの地政学的リスクを嫌気してリスク・オフの動きと成り先々週安値108.13を付けたドル・円相場が再び値を戻している。

円高トレンドが完璧に反転して円安トレンドに成ったかどうかは分からないが、一部には115円をトライすると言う意見も有る。

下のチャートは今年に成ってからのドル・円の日足チャートであるが、チャートは素人の塾長も"うん、短期トレンドは上向きだな。"とは分かる。

このトレンドに逆らう手は有るまい。

Chart Paint 1 5.png


為替の世界には色々面白い名言と言うか、諺の様な物が有る。

幾つかをご披露しよう。

カッコ内は塾長の勝手な訳です。

先ずは勿論、

The trend is your friend.=トレンドは貴方の友達だ。
(トレンドには逆らうな。)

Bulls make money. Bears make money. Pigs get slaughtered.=牡牛は儲ける。熊は儲ける。豚は殺される。
(相場に強気派は儲ける。相場に弱気派は儲ける。相場観が無いのに儲けようとする強欲派は損をする。)

Buy low, and sell high.=安く買って、高く売れ。
(もうこれは直訳そのもので良いと思う。)

Buy on rumor, sell on fact.=噂で買って、事実で売れ。
(事が起きる前に買っておいて、事が起きたら売ろう。)

Don't catch a falling knife.=落ちつつあるナイフを掴むな。
(トレンドには逆らうな。)

Don't marry your stocks.=自分の株と結婚するな。
(一つのポジションにしがみついているな。)

Don't put all your eggs in one basket.=全ての卵を一つのバスケットに入れるな。
(似た様なポジションばかり取るな。)

Plan your trades. Trade your plans.=取引戦略を立てよ。取引戦略の通りに取引せよ。
(分からない時には思い付きで手を出すな。よく考えて取引せよ。)

Sell in May, and go away. Don't come back until St. Leger Day.=5月に売って何処かに行きなさい。 そしてSt. Leger Day.まで帰って来るな。
(相場が高い5月に売って9月に買い戻せ。)

実に面白くて身につまされる格言が多い。

牡牛でも熊でもいいが、豚には成りたくないな。


  短期的に牡牛(ドルに対して)に成るべきか迷っている塾長。


北朝鮮の地政学的リスク。

滞在中のシンガポールからオーストラリアに向かう予定だった米原子力空母カール・ビンソンが数日中に日本海に入るらしい。

日毎に増す北朝鮮の核実験やミサイル発射の可能性に対して抑止力を発揮して北朝鮮を思い止まらせる事が目的らしいが、恐ろしいことだ。

当初日本海に直行すると思われたが先日迄日本海とは逆方向のフィリピン沖を航海中で"あれ、どうしたの?"と思わせたが実はこれは想定内。

いざという時(そんな事は起きて欲しくないのだが。)には最低でも空母3隻、そして潜水艦も3隻必要とされ、現在太平洋を日本海に向かって航行中の原子力空母ニミッツと横須賀に停泊中の原子力空母ロナルド・レーガンと落ち合う為に時間調整をしていたものと思われる。

もし米国と北朝鮮が戦えば、お隣である韓国や我が国にも被害が無いとは思えないが内閣官房が恐ろしいお触れを出しているのをご存知であろうか?

勿論、特定の仮想敵国を想定しているのではないが今は北朝鮮に対する脅威に対して、と考えた方が良かろう。

以下が内閣官房が国民保護ポータルサイトに"武力攻撃やテロなどから身を守るために~避難にあたっての留意点などをまとめました~"として公表している物である。

http://www.kokuminhogo.go.jp/pdf/hogo_m_06.pdf

(1) ゲリラや特殊部隊による攻撃の場合
(2) 弾道ミサイルによる攻撃の場合
(3) 着上陸侵攻の場合
(4) 航空攻撃の場合
(5) 武力攻撃やテロなどの手段として
   化学剤、生物剤、核物質が用いられた場合

現状での最大の脅威は(2)のケースであろうが、以下の様に警告している。

(2) 弾道ミサイルによる攻撃の場合

①特徴

●突発的に被害が発生することも考えられます。

●被害は比較的狭い範囲に限定されるのが一般的ですが、攻撃目標となる施設(原子力事業所などの生活関連等施設など)の種類によっては、被害が拡大するおそれがあります。

●核・生物・化学兵器や、放射性物質を散布することにより放射能汚染を引き起こすことを意図した爆弾(ダーティボム)が使用されることも想定されます。

●発射前に着弾地域を特定することが極めて困難であり、短時間での着弾が予想されます。このため、我が国に影響があり得る弾道ミサイルが発射されたときは、市町村から原則として特別なサイレン音を使用した防災行政無線により、発射情報と、領域内に落下する可能性がある場合はその旨を、関係する地域に対して、緊急に伝達することとしています。あわせて、テレビ、ラジオや緊急速報メールなども通じてこれらの情報を伝達します。

●弾頭の種類(通常弾頭であるのか、核・生物・化学弾頭であるのか)を着弾前に特定するのが困難であり、弾頭の種類に応じて、被害の様相や対応が大きく異なります。

②留意点

●攻撃当初は屋内へ避難し、その後、状況に応じ行政機関からの指示に従い適切に避難しましょう。屋内への避難にあたっては、近隣の堅牢な建物や地下街などに避難しましょう。

まあ物騒な事であるが、備えあれば患いなし。

この国民保護ポータルサイトを読んでおく価値は高かろう。

韓国内には沢山のアメリカ人や日本人などの外国人が居り、彼らにも被害が及ぶ可能性の有る北朝鮮攻撃をアメリカ軍が早急に行うとも思えないし、北朝鮮との開戦には日韓の合意が必要である。

個人的には米軍と北朝鮮との軍事衝突は無いと思うのだが(いや、有って欲しくない。)先週日曜日の(失敗はしたが)北朝鮮のミサイル発射などを見ると予断を許さない。

一回目のフランス大統領選挙が終わり、市場の予想通りに5月7日の決選投票は中道のマクロン候補と極右のルペン候補の一騎打ちとなる事になったが直ぐ其処に在る北朝鮮発の地政学的リスクは未だ未だ収まりそうにない。

早く枕を高くして寝られるように成ればいいですな。


  "寒い、寒い。"と言ってウチのヤツに"おかしいんじゃないの?"と呆れられている塾長。(未だ朝夕は寒いですよね。)

人口減少。

我が国の少子化が危惧され始めて社会問題に成りつつあるが、総務省が14日に発表した2016年10月1日付けの人口推計によると外国人を含む総人口は2015年に比べて16万2千人少ない1億2千693万3千人となったらしい。

因みに日本人のみの人口は1億2千502万人で、マイナス幅は6年連続で拡大していると言う。

総人口は6年連続しての減少となり、過去最多だった2008年から約110万人減ったことになる。

人口減少.png


(日経新聞からの転載)

人口減少の最大の原因は少子化が進んで子供が増えない事なのだろうが、深刻な問題はそれと同時に我々ベビーブーマーが高齢化して、まあ一言でいうと"子供が増えずに老人が増える。"現象である。

塾長と同世代の第一次ベビーブーマーとは1947年から1949年の間に産まれた我らが同期を表し、団塊世代とも呼ばれる。

子供の数が多かった為、学校なども"すし詰め授業"と呼ばれて一クラスに50~60名居り、1学年に6学級も有った。

小学校の同級生が300人以上も居たんですな。

何故少子化や人口減少が社会問題になるかと言うと労働力の減少と共に社会の生産性が減り、同時に我々老人に対しての社会保険や医療保険の負担が増えるからであろうか?

一言で言うと"働き手が減って金の使い手が増える。"と言うことである。

社会保険についてはよく知らないのだが、確か昔は60歳から社会保険料が支給され、現在は65歳の筈である。

塾長も有り難く頂いているが、聞くところによると支給年齢が近い将来に70歳に引き上げると言う案が有るらしい。

我が息子がある日、"ねえ、社会保険料って我々が退職する頃は支給年齢は幾つに成っているんだろうねえ?本当に貰えるんだろうねえ?"と素朴な質問をしてきたが、大いに気になるんだろうなと言うことは理解出来る。

我々が若い頃は人数が多い分競争が厳しかったが少なくとも高度成長期とやらで給料は右肩上がりで、何とか将来に対しての希望は持てた。

借金をしても何とか返せるだろうとの希望は有った。

今は我々の若い頃の様なベースアップなどは無く、決して右肩上がりとは言えない状況だ。

我々の子供達が、"退職する頃、社会保険料を貰えるのかな?"と真面目に心配しているのを見ると心配になる。

まあ心配ではあろうが、社会保険料を払うのは国民の義務なんだ。

どうか宜しくお願いしますよ。


将来の社会保険料も心配だが、最近マーケットの最大の関心事である地政学的リスクの増大や犯罪率の増加も心配ですな。

我々第一次ベビーブーマーの平均寿命はあと精々10数年くらいだろうからまあいいけど、自分の子供や孫達の時代はどうなっているんだろうと考えると心配になってくるな。

まあ後10数年の余生を楽しく暮らすとすることにするか。



  DNA.鑑定の結果、どうやら寿命あと10年くらいの塾長。


酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
酒匂 隆雄 (さこう たかお)氏

1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で敏腕ディーラーとして外国為替業務に従事。その後1992年、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行、さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長に就任した。現在はコメンテーターとしても活躍中。

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