野村雅道のID為替 (レポート) 外為どっとコムFXブログ

2014年の資源国通貨と中国経済のポイントと見通し

  • 2014年1月 9日(木)09:23
2014年の資源国通貨と中国経済のポイントと見通し 


中国 
政策金利ON(オーバーナイト金利)3%から5%
 金利急変時には人民銀行の資金操作が入るだろう
中銀コメント穏健な金融政策を維持
経常収支13年1890億ドル、14年1689億ドル 
貿易収支13年2400億ドル、14年2500億ドル
  
インタゲインタゲはないが、14年3.5%程度が目標だろう
  
  
2013年CPI11月3.2%
CPI見通し13年2.7%、14年3.5%
  
GDP3Q7.8%
GDP見通し13年7.6%、14年7.2%から8.2%
  
  
トピック安定成長を目指す、成長下限は7%
 中全会後の具体的政策が実行できるかどうか
 市場原理重視
 金利・為替の自由化
 一人っ子政策の緩和
 戸籍制度の改革
 FTZ(貿易自由区)の拡大
  
  
 インフレ懸念で短期金利が上昇中
 日本との摩擦=防空識別圏、靖国問題など
 他国との経済外交は順調
 GDP算出法改善見通し
 海外での人民元取引を拡大
 株価は不安定、IPO再開での供給増、内需拡大策
 に期待、住宅価格上昇続く
  
予想人民元変動幅拡大で人民元高へ。対ドルで5.5か
 ら6.5元 対円15-22
  
  
 
政策金利2.5%
  
中銀コメント通貨高懸念が強い、RBA総裁はじめ当局要人は揃って懸念
経常収支13年-415億、14年-439億、資源国は経常赤字で通貨もぶれやすい
貿易収支13年見通しフラット
  
  
インタゲ2%から3%
直近失業率1月5.4%、10月5.7%、企業の人員削減相次ぐ、求人広告不冴え
  
2013年CPI1Q2.5%、2Q2.4%、3Q2.2%
CPI見通し見通し13年2.4%、14年2.2%
 CPIの落ち着きがあるのでRBAが通貨安を誘導できる
GDP1Q2.5%、2Q2.4%、3Q2.3%
GDP見通し13年2.4%、14年2.8%
財政黒字化遅れる(労働党と保守党で責任のなすりつけがある)
  
  
トピック財政赤字黒字化遅れる
 「不快なほど豪ドルが強いと」RBAが通貨高懸念を抱く
 アボット政権が政権樹立後、早々と支持率が低下
 中国景気の持ち直しは豪経済に好影響
 米国QE3縮小は豪ドル安に繋がる
 3Q民間設備投資は上昇
 2013年は対NZドルで大幅安。共に住宅高騰はあるが、NZは
 それが雇用増に結びついたが、豪はまだ雇用増に繋がらない
  
 ここまでの豪ドル安と過去最低の政策金利が企業収益を押し上げる
  
  
予想鉱山ブームのピークを過ぎ、炭素税導入での景気減速で
 下落した豪ドルだが
 世界景気の緩やかな成長と中国の安定成長と市場原理の導入で
 NZの景気回復に遅れること1年だが徐々に持ち直すだろう
 対円80-110、対ドル0.8-1.0
  
NZ 
政策金利2.5%、12月12日に政策金利据え置き。利上げ示唆あり
 NZドル高懸念も表明
  
中銀コメント2014年利上げを予告している
  
経常収支GDP比4%の赤字見通し、この赤字が格下げ要因に、
 NZ国債の海外保有比率が67%で不安定と思われる
貿易収支13年見通し-12億NZ、資源国は赤字になりがちである
  
インタゲ1%から3%、現在1%前半で落ち着いているが住宅高騰が問題
2013年CPI1Q0.9%、2Q0.7%、3Q1.4%
CPI見通し13年見通し1.3%
  
直近失業率1Q6.2%、2Q6.4%、3Q6.2%
  
GDP1Q2.7%、2Q2.5%、
GDP見通し13年見通し2.5%
  
財政単年度黒字化が近い
  
トピック住宅価格急騰で2014年の利上げを中銀が示唆
 住宅価格抑制は既に担保強化で対策を打ち出すも
 それでも上昇すれば利上げへ
  
リスクナマモノリスク(かつてはキウィーフルーツ、今年はミルクの汚染)あり
 酪農国、農業国なので
 地震リスクあり
  
格付け格下げ示唆あり(ムーディーズ、経常赤字より)
米国米国QE3縮小はNZ売り
  
中国中国の一人っ子政策緩和でNZへ乳製品需要高まるか
  
  
介入2012年12月、2013年4月に実弾でNZドル売り米ドル買い介入実施
 介入金額は数億NZドルで日本と比べると小さい
  
予想米QE3で下落場面あるも、NZ政策金利も上昇予想なので回復する
 格下げがあればこれも一時的に下がるだろうが
 世界でも数少ない財政黒字化する国なので回復も早いだろう
 貿易の最大相手国が輸出入ともに中国となっただけに中国の
 影響は大きい。2014年の中国は7%以上の安定成長見通し。
 見通し通りならNZドルも底堅い。ただ2014年が豪経済もこれまでの
 低金利・通貨安の影響で回復するので13年のようなNZの強さはない
 対円70-95、対ドル0.7-0.9
  
  
南ア 
政策金利5%
  
中銀コメント景気減速とインフレ高騰のジレンマがあり利上げは難しい
 ランド安をインフレ上昇の要因としている
 外貨準備を増額しドル売りランド買い介入を示唆
経常収支GDP7%の赤字見通し
貿易収支13年見通し-1500億zar
  
インタゲ3%から6%
直近失業率25%前後という高い水準で推移
  
2013年CPI10月5.5%
CPI見通し13年見通し5.5%
  
GDP1Q0.9%、2Q3.2%、3Q0.7%
GDP見通し13年1.9%、14年2.4%
 新興国としては低い成長である
財政収支GDPの5%程度の赤字
  
  
トピック4月総選挙、最大与党のANCだが、少しずつ少数政党が勢力を増す
 ズマ大統領にリーダシップなく、混乱も予想される
 賃金引き上げストは続いている
 治安悪化は改善しない
 格下げ見通しあり、
 QE3縮小の影響はかなり織り込まれている
 貿易統計算出方法変更は赤字縮小要因(対ボツアナなどの
 黒字を含める)
予想インフレ懸念強く、これ以上のランド安は避けたいところ
 一時的な下げ要因は格下げ、総選挙での混乱などである
 中国は安定成長へ向かい、欧州も若干だが景気回復するので
 両地域への輸出は増加するだろう
 対円8.5-11.5
  
  
  
トルコ 
政策金利4.5%、最近の政策委員会では据え置き
  
中銀コメント内需の減速でインフレは低下するが、リラ安は押し上げ要因
 QE3縮小でリラ安が高まれば利上げの可能性あり
  
経常収支12年‐478億ドル、13年見通し‐600億ドル
貿易収支12年‐841億ドル、13年見通し‐1000億ドル
  
インタゲ5%から7%で現在のインフレはターゲットを上回っている
直近失業率12年9.2%、13年2Q・9.6%
  
CPI12年+8.9%
CPI見通し13年見通し+7.7%
  
GDP12年+2.3%
GDP見通し、13年見通し+3.5%
  
財政収支対外債務残高が高い、12年3390億ドル、13年見通し3800億ドル
  
  
トピック政局混乱、閣僚の息子が絡んだ汚職でエルドアン首相は内閣を
 刷新するも首相退陣を求めるデモが続く
  
格付けムーディズBaa3、S&P・BB+
外貨準備の特色中銀が市中銀行に預金準備の一定比率で外貨または金で
 受け入れる制度あり。従って外貨準備の減少が抑えられる。
 13年3Qで1097億ドルで小さくはない
外交地政学的な要衝。多角的な平和外交を基調、欧米との協調関係が
 基本姿勢。NATO,OECD加盟国。ユーロ加盟も焦点。隣国に
 政情不安のシリア
地震国 
  
予想米国QE3縮小で対ドルで売られる傾向が続く。インフレは目標を
 超えているが低成長なために利上げを行うことはできない。政局も
 不安があり売りこまれる要因は多い。ただ中銀は介入を行う準備
 はあり、外貨準備も十分ある
 上昇するとすれば欧州経済の回復が目に見えて表れる時だろう
 40-60円で推移しよう
  
  


  • 2014年1月 9日(木)09:23

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