野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

米金利は年間ではまだ低下、FOMC後。原油安、工業資源高、CRB低下、株は安泰、年間世界の株資源金利




  2016年 2017年    
  12月30日 9月20日
原油 53.72 50.41 -3.31 -6.16
1151.7 1316.4 164.70 14.30
CRB 192.51 184.63 -7.88 -4.09
ドルINDEX 102.4 92.42 -9.98 -9.75
コーン 351 350 -1.00 -0.28
大豆 1005 970 -35.00 -3.48
15.98 17.2 1.22 7.63
パラジウム 681 911 230.00 33.77
プラチナ 902 941 39.00 4.32
JGB 0.04 0.03 -0.01 -25.00
10年債金利 2.449 2.27 -0.18 -7.31
米30年債金利 3.068 2.809 -0.26 -8.44
GM 34.84 38.88 4.04 11.60
フォード 12.13 11.71 -0.42 -3.46
グーグル 771.82 931.58 159.76 20.70
シティ 59.43 71.46 12.03 20.24
VISA 78.02 104.97 26.95 34.54
ボーイング 155.68 255.46 99.78 64.09
NYダウ 19762.6 22412.59 2,649.99 13.41
ナスダック 5383.12 6456.04 1,072.92 19.93
上海総合 3103.64 3366 262.36 8.45
FTSE 7142.83 7271.95 129.12 1.81
DAX 11481.06 12569.17 1,088.11 9.48
日経 19114.37 20310.46 1,196.09 6.26

FOMC後のFX年間順位は

*先週末比、FOMC後
・ドル上昇も依然 年間最下位 トルコに再度迫る
・円は8位から9位へ
・地震のメキシコは値を上げ首位堅持
・NZ躍進 9位から6位へ


    2016年 2017年    
    12月30日 9月20日
1位 メキシコペソ円 5.65 6.31 0.66 11.68
2位 ユーロ円 123.03 133.51 10.48 8.52
3位 豪ドル円 84.29 90.18 5.89 6.99
4位 ポンド円 144.16 151.5 7.34 5.09
5位 カナダ円 87.07 91.09 4.02 4.62
6位 NZドル円 81.08 82.61 1.53 1.89
7位 人民元円 16.76 17.05 0.29 1.73
8位 スイス円 114.8 115.73 0.93 0.81
9位        
10位 ランド円 8.5 8.42 -0.08 -0.94
11位 トルコリラ円 33.13 32 -1.13 -3.41
12位 ドル円 116.96 112.29 -4.67 -3.99
    2016年 2017年    
    12月30日 9月15日
1位 メキシコペソ円 5.65 6.27 0.62 10.97
2位 ユーロ円 123.03 132.52 9.49 7.71
3位 豪ドル円 84.29 88.71 4.42 5.24
4位 ポンド円 144.16 150.75 6.59 4.57
5位 カナダ円 87.07 90.95 3.88 4.46
6位 人民元円 16.76 16.92 0.16 0.95
7位 スイス円 114.8 115.59 0.79 0.69
8位        
9位 NZドル円 81.08 80.84 -0.24 -0.30
10位 ランド円 8.5 8.41 -0.09 -1.06
11位 トルコリラ円 33.13 32.22 -0.91 -2.75
12位 ドル円 116.96 110.88 -6.08 -5.20

安倍首相ウオール街へ、FOMC、イエレン議長、日銀、南ア中銀 日 貿易統計 NZ GDP 総選挙

9/18(月)「安倍首相ウオール街へ、FOMC、イエレン議長、日銀、南ア中銀 日 貿易統計 NZ GDP 総選挙」

総括「FOMC、イエレン議長、日銀、南ア中銀 日 貿易統計 NZ GDP 総選挙」
その他通貨「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常・需給「動いた税、笑った税」
ID為替「出生数は100万人割れ、100歳以上は急速に増え続ける」
リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
横浜湘南便り「今時 ホテルのジムの経営が悪化とは」

ドル円=109-114、ユーロ円=130-135 、ユーロドル=1.17-1.22

日経インデックス9月15日東京引け9月8日からの変化(2008年=100)円101.5弱強し、ドル120.2強し、ユーロ101.1弱し、ドルインデックス NYBOT 91.84強し、原油49.89強し、金1325弱し、DOW22268強し、日経平均ドルベ-ス東京引け180.09強し IMM円投機筋9月12日 円-57297(前週比+15648)、ユーロ+86058(前週比-10251)

1.(今週の予定)

18(月)東京休場(敬老の日) 中 70都市の新築住宅価格 ユーロ圏 消費者物価指数(HICP)・確報値 加 国際証券取引高 米 NAHB住宅市場指数 対米証券投資
19(火)RBA議事録 ユーロ圏 建設支出 ZEW景気期待指数 独 ZEW景気期待指数 加 製造業出荷 米 住宅着工件数 経常収支 輸入物価指数 建設許可件数
20(水)日 貿易統計 独 生産者物価指数 南ア 消費者物価指数 英 小売売上 米 中古住宅販売件数 FOMC  
21(木)日銀金融政策決定会合 南ア 政策金利 NZ GDP スイス 貿易収支 ノルウェー 中銀政策金利 米 新規失業保険 加 卸売売上 米 フィラデルフィア連銀製造業指数
   住宅価格指数 ユーロ圏 消費者信頼感
22(金)仏 製造業PMI サービス業PMI 独 製造業PMI サービス業PMI ユーロ圏 製造業PMI サービス業PMI 加 小売売上 消費者物価指数

(来週の予定)

25(月)ヨハネスブルグ休場(伝統文化継承の日の振替休日) 独 Ifo景況感指数 
26(火)日銀金融政策決定会合議事要旨(7月19・20日開催分) NZ 貿易収支 ANZ企業景況感 仏 企業景況感 米 新築住宅販売件数 リッチモンド連銀製造業指数
27(水)仏 消費者信頼感指数 米 耐久財受注 中古住宅販売保留件数指数
28(木)RBNZオフィシャル・キャッシュレート ユーロ圏 経済信頼感 消費者信頼感・確報値 南ア 生産者物価指数 独 消費者物価指数・速報値 米 卸売在庫 個人消費・確報値
    GDP・確報値 新規失業保険申請件数 メキシコ 政策金利 
29(金)日 失業率 有効求人倍率 全国消費者物価指数 東京都区部消費者物価指数 鉱工業生産・速報値 NZ 住宅建設許可 英 GfK消費者信頼感 仏 消費者物価指数 独 雇用統計
   ノルウェー 失業率 英 経常収支 消費者信用残高 GDP・確報値 ユーロ圏消費者物価指数(HICP) 加 GDP 米 個人消費支出 個人所得 米 コアPCEデフレーター
    シカゴ購買部協会景気指数 ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
30(土)中 製造業PMI 非製造業PMI


2.総括「FOMC、イエレン議長、日銀、南ア中銀 日 貿易統計 NZ GDP 総選挙」

*円「通貨8位、株価13位、黒田総裁 貿易統計 日銀金融政策決定会合」

 10月には衆院選挙が行われるようだ。また安倍首相は今週NY入り、国連で演説、ウオール街で日本のセールスを行う。

 日銀金融政策決定会合では短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%程度に誘導する金融緩和策を維持する公算が大きい。緩和長期化に反対してきた審議委員が交代し、決定は約3年ぶりに全員一致となる可能性がある。日銀は7月にまとめた経済・物価情勢の展望(展望リポート)で、2%の物価目標の達成時期について「2019年度ごろ」へと1年先延ばしした。ただ国内景気は緩やかに拡大しており、物価の上昇幅は徐々に高まっていくとの見方は変えていないもようだ。日銀の8月の企業物価指数によると、国内企業物価指は前年比で2.9%上昇し、前月の同2.6%上昇からプラス幅が拡大した。上昇率は消費増税の影響を除いたベースで2008年10月(同4.5%上昇)以来の大きさとなった。前年と比べた原油などの国際商品市況の上昇や、中国の需要増加などが押し上げ要因。国内企業物価が前年比で上昇するのは8カ月連続。前年と比べた原油など原材料価格の上昇を反映し、石油・石炭製品や非鉄金属、電力・都市ガス・水道などが押し上げに寄与した。
 7-9月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数はプラス5.1となった。プラスは2四半期ぶりで、製造業の改善がけん引した。
 製造業はプラス9.4。自動車、スマートフォン向けの電子部品を製造する情報通信機械器具や、半導体製造装置の需要が増えた生産用機械器具の景況感が改善した。非製造業もプラスに転じ、建築需要やインフラ関連工事が増加した建設業の好調が目立つ。財務省は「緩やかな回復基調が続いている」と判断している。
 一方、中小企業全産業はマイナス6.5だった。大企業全産業の見通しは10-12月期がプラス7.5、2018年1-3月プラス5.6。
 景況判断指数は、自社の現在の景況が前期と比べて「上昇した」と回答した企業の割合から「下降した」と答えた割合を差し引いた値。8月15日時点で調査した。
 今週は8月貿易統計の発表がある。予想は939億円の黒字。輸出の予測は前年比プラス14.7%、輸入は同プラス11.8%。

*米ドル「通貨最下位、株価(NYダウ)7位、FOMC イエレン議長 税制改革」

 8月消費者物価指数(CPI)は、総合指数が前月比0.4%上昇と、予想の0.3%を上回り、7カ月ぶりの大幅な伸びとなった。FRBが今週の会合で4兆2000億ドル規模の米国債や住宅ローン担保証券(MBS)の保有資産を縮小し始める旨を発表するとみている。労働市場がほぼ最大雇用状態であるにもかかわらず物価上昇圧力が弱いことで、今年3度目となる利上げは12月まで待つとの見方が大勢だ。
 一方ゴールドマン・サックスは3Q成長率見通しを1.6%とし、予想の2.0%から下方修正した。ハリケーン「ハービー」が企業活動に影響している兆候がみられることが背景。ハービーによる深刻な被害を被ったテキサス州での企業活動の回復に伴い、軟調な状況の一部は4Qには好転するとの見通しを示した。
 アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPナウ」によると、3QのGDP伸び率見通しは年率2.2%。8月の鉱工業生産と小売売上高が予想外に軟調だったことを受け、8日時点の予想(3.0%)から下方修正された。またバークレイズは15日、3QGDP伸び率見通しを年率2.0%とし、従来の2.8%から下方修正した。
 また先週ドルを引き上げた要因の一つに、税制改革議論の進展があった。ライアン米下院議長は、議会の歳入委員会や財政委員会、およびトランプ政権の総意を反映した税制改革案の概要を来週にも提示できるとの見解を示した。「9月25日の週に歳入および財政委員会や政府のコンセンサスを反映する概要が公表される」とし、「その後、これら税制担当委員会がフィードバックや意見を精査し、数週間後に法案を策定する」と語った。


*ユーロ「通貨2位 株価(独DAX)11位。10月まで出口戦略への発言が続くだろう

 対ドルでは9月8日のボリバン上抜き長い上ヒゲで抑えられている。ポンド急騰で対価として売られているところもある。対円では上昇した。ラウテンシュレーガーECB専務理事は、底堅い景気拡大と低金利によりユーロ圏のインフレ率はいずれ目標水準に到達するとし、資産買い入れ策を縮小すべき時だとの見解を示した。ECBは来年1月からの債券買い入れ縮小について来月発表するとみられているが、市場の混乱とユーロ高を招くことへの懸念から、いかなる決定にコミットすることにも慎重になってきた。ラウテンシュレーガー理事は市場との対話に慎重になる必要があることを認め、「われわれは出口政策に関して市場がヒントを得られるようにしなければならない」と指摘。「その一方で、あいまいな考えで混乱させてはならない」と語った。
 さらにワイトマン独連銀総裁は、ユーロ圏がデフレに陥る可能性がほぼ消え、ECBが大規模な資産買い入れを行う根拠は無くなったとして、刺激策を縮小すべきとの認識を示した。
金融緩和政策は低インフレのためなお必要で、ECBの緩和政策は長期間続くと予想。そのうえで、「アクセルを踏む力を緩める」べきと訴えた。緩和的な金融政策には副作用があり、金融安定を脅かす恐れもあると指摘。金融市場全体の安定性維持に向けたマクロプルデンシャル手段が防御の第一線であっても、考慮すべきと語った。
 さて今週はドラギ総裁の講演やZEW景気期待指数、生産者物価指数、製造業PMI サービス業PMIなどに注目したい。


*英ポンド「通貨4位、株価は14位、利上げ示唆続く」  

 英ポンドは年間順位を先週8位から一気に4位へと押し上げた。英中銀は、政策金利を0.25%に据え置くことを決定した。利上げについては、経済が引き続き成長してインフレ圧力が高まり続ければ、「今後数カ月」に実施する必要があるとの見解を示した。
据え置きの決定は7対2だったが、目標を上回るインフレ率への忍耐は低下しつつあり、すべての委員が市場の予想より早期に利上げする可能性があると考えていることが示された。
 中銀は「経済が継続的な緩みの縮小や基調インフレ圧力の段階的な上昇の見通しと一致する経路をたどるなら、今後数カ月での一定の金融刺激策縮小は適切となる可能性があると、過半数の委員は判断した」と説明した。
 カーニー総裁は、利上げの可能性が「確かに高まった」との認識を示した。金融政策委員会のブリハ委員は、「今後数カ月以内に利上げが必要になるかもしれない。最近まで、控えめな成長や基調インフレ圧力が抑制されていることを考慮すれば、金融政策の適切な対応は忍耐強くあることだと考えていた」とした上で、「しかし、データの推移は、政策金利の引き上げが必要かもしれない瞬間に近づいていることを次第に強く示唆している」と指摘。「緩みの縮小、賃上げ圧力の増大、家計支出の拡大、世界経済の力強い成長といったデータの傾向が続けば、政策金利の引き上げに適切な時期は、早ければ数カ月以内かもしれない」と述べた。ただ、英国がEUを離脱する2019年が迫ってくれば、経済への影響がこれまで以上に強まるリスクは残っているとも指摘。「その場合は金融政策が適切に対応する」とも述べた。
 今週は8月小売売上の発表がある。

*人民元「通貨7位、株価12位、小売、鉱工業生産冴えず」

 8月小売売上高は3兆330億元だった。名目伸び率は10.1%増と、予想の10.5%に届かなかった。7月の10.4%から減速し、2017年1-2月の9.5%)以来の低水準だった。1-8月累計は23兆2308億元と、前年同期比で10.4%増えた。消費分類別では、8月は外食・ケータリングが10.7%増の3360億元だった。商品販売は10.1%増の2兆6970億元で、うち高額商品7.5%増の1兆2400億元。消費高度化商品の販売が快調に増え、スポーツ・レジャー用品と通信機器の伸び率はそれぞれ14.9%、12.2%に達した。 一方、1-8月のネット通販売上高は4兆2511億元と、前年同期比34.3%増えた。
 8月鉱工業生産は前年同月比で6.0%増え、伸び率は予想の6.4%に届かなかった。7月の6.4%から減速し、2016年12月の6.0%以来の低水準だった。1-8月累計は前年同期比で6.7%増えた。
米当局者は12日、年内に予定されるトランプ米大統領の初の中国訪問について、11月の可能性が高いと述べた。習近平国家主席との首脳会談では、核・ミサイル開発で国際社会への脅威となっている北朝鮮の問題や米中間の貿易不均衡是正が主要議題となる。
 さてトランプ大統領は11月、フィリピンで開かれる東アジアサミットと米・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議やベトナムでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する。アジア歴訪の中で中国も訪れる可能性が高い。トランプ大統領は、北朝鮮と経済面で強いつながりを持つ中国に対し、制裁の厳格な履行などによって北朝鮮への締め付けを強めるよう訴え続けている。貿易不均衡では米国の対中赤字削減策でこれまで目立った進展はなく、両国間の大きな対立要因となっている。

3.「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」

*豪ドル「通貨は3位、株価15位、RBA議事録公表とロウRBA総裁の講演」

 今週はRBA議事録とロウRBA総裁の講演がある。8月雇用統計では、就業者が前月比5万4200人増と、2015年10月以来ほぼ2年ぶりの大幅な伸びを示した。予想は1万5000人増だった。就業者数はこれで11カ月連続で増加しており、連続増加期間としては過去23年間で最長だ。失業率は5.6%。求職者の増加を背景に横ばいとなった。雇用は年2.7%のペースで増加。米国の1.4%を上回っている。この6年間、米雇用の伸びは年2.3%より高かったことはない。労働参加率は65.3%で、予想を上回り、2012年9月以来の高水準を記録した。信頼感の高まりの兆候と言えるが、同時に、労働力の供給が拡大することで賃金の上昇率が抑えられる可能性がある。雇用の伸びの加速は家計の収入が増えることを意味するとはいえ、恐らく、賃金の急激な増加にはつながらないのではないかとの見方が多い。
 ただ最大貿易相手国の中国の8月鉱工業生産や小売売上は予想や前月を下回った。

*NZドル「通貨9位、株価7位、GDPに総選挙」 

 2Q製造業売上に続き、8月企業景況感も上昇し、また総選挙前の支持率で一時国民党がリードしたこともあってNZドルは堅調推移した。ただ選挙戦はまだ流動的でどちらに傾くかわからない。世論調査でも一喜一憂する相場推移となっている。また今週は2Q・GDPの発表もあり、予想は前年比2.5%増とまずまずである。労働党が政権につけばTPPは参加するが外国人の中古住宅購入は制限するようだ。今週はまた2Q・経常収支の発表があり、予想はGDP比-3.1%である。財政黒字だが、格付けの高さと金利の高さで海外からのNZ国債の購入が増加し利払いの赤字が経常赤字を生み出しているが中味は健全である。財政が不安でなく、海外からの投資資金増による経常赤字で問題はない。さて総選挙は23日、中銀総裁交代は26日となっている。
 ウィラー総裁の任期終了後、スペンサー副総裁が来年3月18日まで総裁代行を務める。総選挙後に財務相が中銀理事会の意見を基に次期中銀総裁を指名する。スペンサー副総裁は総裁に就く意向はないが、ベスキャンド副総裁は地元メディアに総裁就任を目指すと表明。マクダーモット総裁補佐も総裁候補だろうと指摘されている。

*南アランド「通貨10位 株価8位、CPIと政策金利」 

 先週は円が最弱で安かったが、南アランドも対ドルで安く、ランド円の上昇はわずかであった。2Q経常赤字が拡大したことや7月小売売上が予想を下回ったこともある。また年初から堅調であった、南ア産出の工業資源価格が先週は下落したこともある。2QGDPではリセッションを免れたが、その後の経済指標が弱かった。8月の企業信頼感指数は89.6で、1980年代半ば以来の低水準に低下した。輸出入の落ち込みが響いた。7月は95.3だった。インフレは低下し4.6%まで低下したが、今週発表される8月CPIが予想通りの4.9%へ上昇すれば利下げは見送られるだろう。難問山積はまだあり中銀の独立性などを今頃議論されていることも不安を醸し出している。次期ANC党首は誰になるか、さらなる格下げはあるのか。ここまでランドを支えてきた資源高と貿易黒字が消え去ればさらに南アは危うくなる。

*トルコリラ「通貨11位、株価は最強、高成長、高金利だが貿易・経常赤字」 

 通貨は上昇したが株価は下落した。2Q・GDPは前年比5.1%増加し、予想の5.3%増をやや下回った。前期比では2.1%増加した。1Q・GDPは5.2%増と、当初発表の前年比5%増から上方改定された。2016年は3.2%増と、当初発表の2.9%増から上方改定された。シムシェキ副首相は声明で「3Qに関する先行指標は、力強い経済成長が継続し勢いが増していることを示している」と指摘した。ゼイベクジ経済相は、3Qの成長率は7%を上回る、と指摘。通年では5.5%を突破し目標の4.4%を達成できると述べた。
 トルコ中銀は、主要政策金利を3回連続で据え置いた。エルドアン大統領から借り入れコスト引き下げに向けた圧力が続いているものの、予想以上に上昇しているインフレ率をにらみ据え置きを決定した。
中銀は後期流動性貸出金利を12.25%に据え置き、1週間物のレポ金利も8%に維持。翌日物貸出金利は9.25%に、翌日物借入金利は7.25%にそれぞれ据え置いた。
中銀は声明で「インフレ率の高止まりやコアインフレ指標の動きは価格決定動向にリスクを及ぼす」との認識を示した。8月の消費者物価指数(CPI)は輸送費などの上昇に押し上げられ、前年同月比で10.6%上昇した。2桁台の上昇となるのは過去8カ月中6回目。
 また7月の経常赤字は51億2100万ドルで、6月の38億200万ドルから拡大した。予想の52億7100万ドルは下回った。 2016年の経常赤字は326億500万ドルだった。

4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=「ボリバン下限下抜きから一気に上限上抜き止まる」 

日足、ボリバン下限下抜きからの回復が速かった。9月1日-5日の下降ラインを上抜き上昇、ボリバン上限上抜きでは上昇ストップ。ただまだボリバン上限近い。9月8日-15日の上昇ラインがサポート。
5日線上向き。
週足、ボリバン下限下抜きから回復。7月10日週-8月28日週の下降ラインも上抜く。雲中へ。週のボリバン中位。9月4日週-11日週の上昇ラインがサポート。
月足、17年1月-7月の下降ラインが上値抵抗。今年は110円以下で下ヒゲを出す月が多くサポートされる。16年11月-17年6月の上昇ラインも上値抵抗。
年足、12年-13年の上昇ラインを下抜く。16年は陰線。17年も陰線スタート。15年‐16年の下降ラインに沿う。13年‐16年の上昇ラインがサポート。

*ユーロドル=「ボリバン上限上抜き上ヒゲから下落も一服」

日足、9月8日のボリバン上限上抜けの長い上ヒゲから下落。ただ先週金曜日は9月8日-13日の下降ラインを上抜ける。9月14日-15日の上昇ラインがサポート。ボリバン上位。5日線まだ下向き。
週足、7月31日週-8月14日週の下降ラインを上抜き再びボリバン上限に近づく。8月14日週-21日週、7月3日週-10日週の上昇ラインがサポート。
月足、6か月連続陽線もボリバン上限超えでは一服したが今月もここまで陽線。17年4月-5月、3月-4月の上昇ラインがサポート。11年5月-14年5月の下降ラインが上値抵抗。
年足、14年から3年連続陰線、今年は陽線スタート。14年‐15年の下降ラインは上抜く、00年‐01年の上昇ラインがサポート。11年-14年の下降ラインが上値抵抗。

*ユーロ円=「一時ボリバン上限上抜け」

 日足、9月13日-14日の下降ラインを上抜け、ボリバン上限を超えるも、先週末引け値はほぼボリバン上限。9月8日-15日の上昇ラインがサポート。5日線上向き。
週足、7月31日週-8月7日週の下降ラインを上抜く。8月21日週-28日週の上昇ラインは下抜け。8月14日週-21日週の上昇ラインがサポート。ボリバン上限。
月足、5か月連続陽線。今月も陰線スタートから陽転。17年4月に長い下ヒゲを残し16年12月-17年1月の下降ラインを上抜ける。08年7月-14年12月の下降ラインが上値抵抗。17年6月-7月の上昇ラインを下抜く。16年6月-17年4月の上昇ラインがサポート。ボリバン上限近い。
年足、2年連続陰線。今年は漸く陽転。12年‐16年の上昇ラインがサポート。15年‐16年の下降ラインを上抜く。08年-15年の下降ラインが上値抵抗。

5.当局・円無常・需給「動いた税、笑った税」

 現在 出国者から徴収する「出国税」が検討されている。よくもいろんな税金を考えるものだ。人が動けば税金だ。将来「動いた税」「笑った税」なども提案されるだろう

6.ID為替「出生数は100万人割れ、100歳以上は急速に増え続ける」

厚生労働省によると2016年の出生数は97万6978人と統計開始以来はじめて100万人を下回った。出生数から死亡数を差し引いた「自然減」も最大の減少幅となり、人口減が進んでいる。
 100歳以上の高齢者は全国で6万7824人に上り、20年間で約6.7倍も増えたことが分かった。100歳以上の高齢者は、調査が始まった1963年は全国でわずか153人。その後、年々増え続け、98年に初めて1万人を突破。5年後の2003年に2万人を超え、07年に3万人、09年に4万人、12年に5万人、15年に6万人を超えた。25年には13万3千人、35年は25万6千人、50年には53万2千人に上ると予測している。

7.リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大  ドル円=50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超
円安-(短期は自由奔放、長期はこれで) 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FSIG FX湘南投資グループ 代表 
野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「今時 ホテルのジムの経営が悪化とは」

 史上最高の外国人観光客の来日、高齢者のジム通い急増という空前絶後のホテル好景気の
中で私の通っているホテルのジム経営が悪化したとの驚きの通知がホテルから届きました。
ああ また別のジムを探さないといけません。どこか横浜でいいところないでしょうか。
市中のジムのセントラルフィットネスクラブの株価は4倍になっているのに、総論OK、個別は?ということでしょうか

買いたいものは売ってくれない、興味のないものを販売促進してくる  証券会社

「買いたいものは売ってくれない、興味のないものを販売促進してくる  証券会社」

*買いたいもの
 
  ジャンク債 COCO債  日生劣後債 ドルで4%

 売ってくれなかったり50万ドル相当からと金額をしばってくる


*興味ないものを売ってくる

 日本郵政株売り出し

国民が豊かになれなければ円高、法人企業景気予測調査

9/11(月)「国民が豊かになれなければ円高、法人企業景気予測調査」

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総括「短観モドキ、中 小売 トルコGDP 豪 雇用 英・トルコ 政策金利 米 CPI ミシガン」
その他通貨「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常・需給「メキシコM8.1」
ID為替「賃金上昇、これが英米の狙いか」
リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
横浜湘南便り「ゆったり」

ドル円=106-111、ユーロ円=127-132 、ユーロドル=1.17-1.22

日経インデックス9月8日東京引け9月1日からの変化(2008年=100)円102.8強し、ドル119.6弱し、ユーロ102.1強し、ドルインデックス NYBOT91.32強し、原油47.48強し、金1351強し、DOW21797弱し、日経平均ドルベ-ス東京引け178.8弱し IMM円投機筋9月5日 円-72945(前週比-4421)、ユーロ+96309(前週比+9790)

1.(今週の予定)

11(月)日 機械受注 第3次産業活動指数 ノルウェー 消費者物価指数 トルコ GDP 加 住宅着工件数
12(火)豪 NAB企業信頼感 スウェーデン 消費者物価指数 南ア 経常収支 英 生産者物価指数 消費者物価指数 小売物価指数
13(水)日 法人企業景気予測調査 企業物価指数  スウェーデン GDP 英 失業率 ユーロ圏 鉱工業生産 南ア 小売売上 米 生産者物価指数 
14(木)日 鉱工業生産・確報値 英 RICS住宅価格 豪 雇用統計 中 小売売上 鉱工業生産 仏 消費者物価指数 スイス 政策金利 スウェーデン 失業率 英 小売売上 BOE 政策金利 BOE議事録 トルコ 政策金利 加 新築住宅価格指数 米 新規失業保険申請件数 消費者物価指数
15(金)NZ 企業景況感 トルコ 失業率 ユーロ圏 貿易収支 米 NY連銀製造業景況指数 小売売上 鉱工業生産 設備稼働率 企業在庫 ミシガン大消費者信頼感指数 

(来週の予定)

18(月)東京休場(敬老の日) ユーロ圏 消費者物価指数(HICP)・確報値 加 国際証券取引高 米 NAHB住宅市場指数 対米証券投資
19(火)RBA議事録 ユーロ圏 建設支出 ZEW景気期待指数 独 ZEW景気期待指数 加 製造業出荷 米 住宅着工件数 経常収支 輸入物価指数 建設許可件数
20(水)日 貿易統計 独 生産者物価指数 南ア 消費者物価指数 英 小売売上 米 中古住宅販売件数 FOMC 政策金利 
21(木)日銀金融政策決定会合 SARB 政策金利 NZ GDP スイス 貿易収支 ノルウェー 中銀政策金利 米 新規失業保険 加 卸売売上 米 フィラデルフィア連銀製造業指数 米 住宅価格指数 ユーロ圏 消費者信頼感・速報値
22(金)仏 製造業PMI サービス業PMI 独 製造業PMI サービス業PMI ユーロ圏 製造業PMI サービス業PMI 加 小売売上 消費者物価指数

2.総括「短観モドキ、中 小売 トルコGDP 豪 雇用 英・トルコ 政策金利 米 CPI ミシガン」

「通貨5位、株価14位、国民が豊かになれなければ円高、法人企業景気予測調査」

 ただでさえ貿易黒字化での円高が続いているが、さらに消費増税による円高の波が近いうちに訪れそうだ。自民党の宮沢洋一税制調査会長や岸田文雄政調会長が、2019年10月に予定されている消費税率10%への引き上げを示唆した。これで可処分所得が減少すれば、消費の減少、輸入の減少、貿易黒字の増加で円高となる。既に可処分所得減少を導くマイナス金利があるだけに二重の中長期的円高要因となろう。
 また4-6月期のGDP2次速報が大きく下方修正されたことも直近のリスクオフの円高要因となった。今週も法人企業景気予測調査があるので景況感や設備投資をチェックしたい。
北朝鮮問題や需給に影響しない米国の経済指標は短時間で一喜一憂するに留め、貿易需給や長期資本の変化を把握していきたい。

*米ドル「通貨最下位、株価(NYダウ)7位、順当なドル安継続 ニュースの中から需給関連をピックアップ」

 順当に日々20億ドル強のドル売り玉を出しながら、2度の利上げにも影響されずドルは下落、通貨番付最下位争いをしていたトルコリラにも離され、最下位一人旅を続けている。
ベージュブックや各地区連銀総裁らはインフレ率が目標を下回っていることを踏まえ、緩やかな利上げを示唆している。為替需給に関係のない経済指標や利上げ、利下げ観測でのドル相場の動きは一時的で
すぐに貿易収支本位為替に戻っていく。税制改正も為替には関係がないが、再びHIA(本国投資法)実施で、例年よりリパトリ玉が増えるならドルは上昇しよう。非常に多くある為替関連とみられるニュースの中から為替需給に関連するものをピックアップして取引したい。雇用統計も一時的なものだ。
 ただドル安で、インフレも穏やかであり、株価が強い米国は投資家にとっては垂涎者だ。米国は戦後一貫してこの道を、日本は逆の道を歩んできた。その原動力は貿易収支である。日本の政策も、可処分所得を減少させるマイナス金利ではなく、バランスのとれた貿易政策をとるべきではないだろうか。原発停止を宣言して円安・景気回復を導いた菅元首相のように(?)。

*ユーロ「通貨2位 株価(独DAX)12位。今週は上ヒゲから。鉱工業生産 貿易収支あり」 

 年内の米追加利上げ観測が後退したことと、ドラギECB総裁が為替相場をけん制できなかったことで、ユーロドルは2015年1月以来の高値を記録した。 またECBが7日の理事会で資産買い入れ縮小の必要性で合意したとの報道もユーロを押し上げた。関係筋の情報によると、ECB当局者は資産買い入れの月間400億ユーロあるいは200億ユーロへの縮小、延長期間を6カ月あるいは9カ月とする可能性など、4つの選択肢を討議した。
 7月ユーロ圏小売売上高は、前月比0.3%減少した。予想は0.2%減だった。繊維製品、衣料品、靴の売上高は増加した。国別では、ドイツの売上高が特に減少した。前年比では2.6%増となり、予想の2.5%増をやや上回った。6月の小売売上高は前月比0.6%増、前年比3.3%増に改定された。改定前はそれぞれ0.5%増、3.1%増だった。指標が改善すれば、安定した貿易黒字もあり ユーロは下落しにくい。
 ドイツ連邦議会(下院)選挙を前に、メルケル首相と挑戦者のシュルツ・ドイツ社会民主党(SPD)党首がテレビ討論会を行った。翌日の国内メディアは、シュルツ氏が逆転のチャンスを生かせず、メルケル氏が4選にさらに一歩近づいたとの見方を報じた。過去3カ月の世論調査では、メルケル氏が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の支持率がSPDの支持率を10ポイント以上リードしている。テレビ討論会は、シュルツ氏にとって逆転のチャンスとされていたが、世論調査では、軍配はメルケル氏に上がった。
 今週は鉱工業生産、貿易収支の発表あり。

*英ポンド「通貨8位、株価は13位、英中銀理事会、利上げ派は増えるか」  

 今週はBOE 政策金利 BOE議事録、PPI、CPI、小売物価指数 失業率 RICS住宅価格 小売売上 と重要指標が多い。利上げ支持派が前回の2人(ソーンダーズ委員、マカファーティー委員)から増えれば、ポンドのショートポジションが一部巻き戻される可能性がる。ハルデーン理事は6月、自身が今年下半期の利上げを支持する公算が大きいと発言。これを受け、ポンドは上昇したが、先月最初の発言機会ではタカ派的なトーンを示さず、ポンドが売られた。ハルデーン理事が利上げに賛成票を投じない場合、次回11月2日の会合に注目が集まる。9月4日に委員となったラムズデン委員は、金利据え置きを主張する見通しだ
 英中銀の調査ではEU離脱を決定した昨年の英国民投票後の物価上昇にもかかわらず、英国民のインフレ率予想は5月の前回調査時とほぼ同水準であることが示された。それによると、今後1年のインフレ率予想は2.8%と、5月の前回調査時から変わらなかった。今後2年では2.7%と、前回の2.8%からやや低下した。今後5年では3.4%と、前回の3.3%から若干上昇した。
調査では、向こう12カ月間に金利は現在の水準にとどまる可能性があるとの回答は全体の32%に上った。前回調査時は31%だった。利上げを見込むとの回答は42%で、前回と同じだった。

*人民元「通貨7位、株価10位、CPI上昇、輸入が増加、元高懸念の声もあり」

 8月CPIは前年同月比で1.8%上昇した。予想は1.6%上昇。7月は1.4%上昇だった。PPIは前年同月比で6.3%上昇した。予想は5.7%上昇。7月は5.5%上昇。これにより短期金利の上昇、人民元高、株価下落が懸念される。
 8月ドル建て輸出、前年比+5.5%(予想:+6.0%)、ドル建て輸入、前年比+13.3%(予想:+10.0%)収支は419.9億ドルの黒字(予想:486.0億ドルの黒字)となった。輸入は予想を上回る増加となり、引き締め政策にもかかわらず景気が健全なペースで拡大していることを示した。一方で輸出は前月から伸びが鈍化した。対米貿易黒字は262億3000万ドルと、前月の252億ドルから拡大した。1-8月の対米貿易黒字は1680億6000万ドル。力強い輸入データは下半期の内需が予想より立ち直りが早く、緩和的な金融政策が弱まる可能性がある。一方、輸出の伸び率はマイナスを記録した2月以降で最低となったが、世界的な需要がなお底堅いことから鈍化が続くとはみられていない。8月は利益率が高いとされる電子機器の輸出が7.4%増加した反面、繊維製品や衣料が1桁台の減少を記録した。
 人民元については政策当局は、10月の共産党大会を前に人民元高について懸念を示し始めた。「元安より元高のほうがいいが、上昇ペースが速すぎてはならない。国内企業にとり好ましくないからだ」と述べた。ただ米国から新たに批判されることへの懸念から、介入により元安に持ち込む可能性は少ないという。
 今週小売売上、鉱工業生産の発表がある。

3.「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」

*豪ドル「通貨は3位、株価15位、豪ドルの秋 、政策金利は据え置き、貿易黒字続く」

 政策金利は据え置かれた、豪ドル高がインフレ抑制効果を持つためだ。2Qの設備投資、建設支出、賃金の伸びは改善した。
 2Q・GDPはほぼ予想通り。今年は通貨が強いが株価は弱い。豪ドル高に対しての口先介入続く。7月中国の小売、鉱工業生産は弱かったが、製造業PMIは改善。2Q・CPIは予想を下回り、インフレターゲット下限以下となった。鉄鉱石価格は反発している。小売売上、貿易面では改善しファンダメンタルズはまずまずである。ムーディーズが銀行を格下げ。首相支持率は低下継続。

*NZドル「通貨10位、株価7位、政権交代観測が重し」

 弱い動きが続いている。7月から始まった通貨高懸念に加え政権交代観測も重しとなっている。総選挙(一院制、任期3年)が今月23日、実施される。中道左派の野党・労働党が女性のジャシンダ・アーダーン党首の人気を追い風に、4期目を目指す中道右派の与党・国民党を急速に追い上げ、大接戦を演じている。アーダーン氏は8月上旬、リトル党首が支持率低迷の責任を取り辞任したのに伴い、新党首に就任したばかり。「子供たちを貧困から救う」「教育に革命を起こす」と力強く語る姿が、瞬く間に多くの国民の心を捉えた。
 一部の世論調査では、労働党支持率は43%に急上昇。国民党は41%に低下し、「ジャシンダ効果」で与野党の支持率が11年ぶりに逆転した。イングリッシュ首相は危機感を募らせ、国民党は2008年から政権を担い、好景気を生み出してきたと実績を必死に訴えている。またNZ中銀総裁は9月26日に退任する。
 ただ2Q-製造業売上高(前期比)は前回+2.8%のところ+3.9%となった。2Q小売売上も改善しているのでファンダメンタルズが弱いわけではない。9月5日の乳製品大手のオークションでは3回ぶりに価格が上昇した。3323ドルで前回より0.3%の上昇となった

*南アランド「通貨9位 株価8位、リセッションは免れるが、企業信頼感指数弱い」 

 2Q・GDPはリセッションを免れランドは対ドルで買われるが、円がさらに北朝鮮問題によるリスクオフで買われ、先週のランド円は下落した。8月の企業信頼感指数は89.6で、1980年代半ば以来の低水準に低下した。輸出入の落ち込みが響いた。7月は95.3だった。南ア経済は6月にリセッションから脱却したが、政治スキャンダルや政策に対する不透明感から投資家心理は改善していない。
 来週はCPIと政策金利の決定の重要週。7月CPI低下で追加利下げ観測が浮上している。また裁判所により中銀の独立性が維持されたことは好感された。南アランドを支える貿易収支は7月も黒字となった。自動車販売も好調。12月のANC党首選延期観測が浮上しているが理由はズマ派が不利な状況にあるという。

*トルコリラ「通貨11位、株価は最強、トルコ週間(GDP、政策金利、失業率)」 

1Q・GDPは5.0%、今週の2Q・GDPは5.3%、政府の3Q・GDP予想は7.5%と力強い成長を続けている。為替は対ドルでは年初来で3.3%の上昇。ただ対円では4.68%の下落である。これは貿易黒字国と赤字国の差が出ている。株価は年初来40%の上昇と強い。通貨安を反映している。7月の鉱工業生産が前年比14.5%となったことも3Q・GDPを押し上げる要因だ。

また今週は政策金利決定があるが、8.0%で据え置きとなる見込み。エルドアン大統領からの利下げ圧力があるが、インフレが10%以上では利下げもできない。8月CPIは、前年同月比で10.68%の上昇となり、上昇率が2桁台に戻った。教育と輸送の価格はそれぞれ前月比2.79%と2.05%上昇した。食品・飲料の価格は下落した。エネルギー、食品、飲料、たばこを除いたコアCPIは前年比10.16%上昇だった。
7月CPIは前年同月比で9.79%の上昇となり、6カ月ぶりに1桁台に減速していた。また失業率の発表もあるが二桁台が続いている。8月は一時32円に乗せたが、9月は北朝鮮リスクもあり、31円半ばへと下落している。
 対外問題ではメルケル独首相は社会民主党シュルツ党首との討論会で、トルコのEU加盟に関する協議の打ち切りを求める意向を表明した。トルコは過去1週間に「政治的な理由」でドイツ人を新たに2人拘束。ドイツ政府が強く反発していた。トルコで拘束されているドイツ人政治囚は計12名に上り、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国である両国の関係はかつてなく冷え切っている。

4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=「再びボリバン下限下抜くも戻りが遅い」 

日足、またもやボリバン下限を下抜く。107.30からリバウンドもボリバン下限下抜きで先週終わる。9月7日-8日、9月1日-7日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き。
週足、4月17日週-6月12日週の上昇ラインを下抜く。ボリバン下限へ。7月10日週-8月14日週の下降ラインでもみ合うも最後は下落。雲の下へ、ボリバン下限下抜き。
月足、17年1月-年7月の下降ラインが上値抵抗。サポートの17年4月-6月の上昇ラインを下抜く。16年6月-11月の上昇ラインがサポート。
年足、12年-13年の上昇ラインを下抜く。16年は陰線。17年も陰線スタート。15年‐16年の下降ラインに沿う。13年‐16年の上昇ラインがサポート。

*ユーロドル=「またもやボリバン上限上抜き上ヒゲ」

日足、8月29日のボリバン上限での上ヒゲで下落するも8月29日-9月1日の下降ラインを上抜き上昇。ただ先週金曜は上ヒゲを残す。8月17日-31日の上昇ラインがサポート。ボリバン上限。5日線上向き。
週足、7月31日週-8月14日週の下降ラインを上抜き再びボリバン上限に近づく。8月14日週-21日週、7月3日週-10日週の上昇ラインがサポート。
月足、6か月連続陽線もボリバン上限超えでは一服したが今月は陰線スタートから陽線へ転換。17年4月-5月、3月-4月の上昇ラインがサポート。11年5月-14年5月の下降ラインが上値抵抗。
年足、14年から3年連続陰線、今年は陽線スタート。14年‐15年の下降ラインは上抜く、00年‐01年の上昇ラインがサポート。11年-14年の下降ラインが上値抵抗。

*ユーロ円=「ボリバン上限上ヒゲから下落」

 日足、8月29日、30日とボリバン上限を上抜いたところで反落。9月4日は窓開けのような下落。9月6日-7日の下降上昇ラインを下抜け。9月7日-8日の下降ラインが上値抵抗。8月18日-9月8日の上昇ラインがサポート。ボリバン下限がサポート。5日線下向き。
週足、7月31日週-8月7日週の下降ラインを上抜く。8月21日週-28日週の上昇ラインは下抜け。8月14日週-21日週の上昇ラインがサポート。
月足、5か月連続陽線。今月は陰線スタート。17年4月に長い下ヒゲを残し16年12月-17年1月の下降ラインを上抜ける。08年7月-14年12月の下降ラインが上値抵抗。17年6月-7月の上昇ラインを下抜く。16年6月-17年4月の上昇ラインがサポート。ボリバン上限近い。
年足、2年連続陰線。今年は漸く陽転。12年‐16年の上昇ラインがサポート。15年‐16年の下降ラインを上抜く。08年-15年の下降ラインが上値抵抗。

5.当局・円無常・需給「メキシコM8.1」

 9月7日にメキシコ南部沿岸付近でマグニチュード(M)8.1の地震が発生し、少なくとも6人が死亡した。沿岸地域で小規模な津波も観測された。
1985年にメキシコ市などを襲い数千人が死亡した大地震を上回る規模とみられるが、今回の同市への被害は限定的であった。
 トルコ、日本、NZとともに地震国だ

6.ID為替「賃金上昇、これが英米の狙いか」

 英求人雇用連盟と会計事務所KPMGが公表した月例リポートで、EU諸国から渡英する人が減少して労働者不足が生じ、8月には初任給が2年超ぶり高水準で引き上げられていることが分かった。
企業は従業員の補充に苦慮しており、人材派遣会社への依存度が高まっているという。8月は正社員の初任給が2015年10月以来最も大幅に上昇し、利上げに踏み切る時期の目安として賃金上昇を注視している英中銀銀行にとって注目材料になる可能性があるとみられている。

7.リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大  ドル円=50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超円安-(短期は自由奔放、長期はこれで) 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FSIG FX湘南投資グループ 代表野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「ゆったり」

 昔はこんなにゆっくり観戦できた、今はチケットをとれないこともある満席状態が続く 2012年4月13日 シートノック 巨人戦?



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