「きざむ」
4月6日放送分
「きざむ」という言葉がある。最初に頭に浮かぶのは「包丁」である。人よりも食い気がある分、ついつい食べることへと考えが及ぶのかもしれない。そういえば、最近、料理を作るのを諦めた。現在、北海道テレビの情報番組「イチオシ」のコメンテーターとして隔週で月曜日に出演しているのだが、昨年までは番組のコーナーで料理のコメントをしていた。たまたま出演する日に料理の特集があったからだ。もちろん、料理のコメントは初めてだ。そこで、とんちんかんな事を言わないようにということと、少しは洒落たコメントをしたいという思いから料理学校にしばらく通っていた。しかし、どうも料理を作るということが性に合わない。ということで、「自分は食べる人なんだ」と勝手に結論付けて料理をするのを止めてしまった。でも、材料を包丁できざみながら、食材を細かくすることで食べやすい形に変わっていく作業はなかなか楽しかった。
次に「きざむ」というと「人生」を連想する。人生50年を迎えると心に刻んだ記憶もだいぶ溜まってきた。最近、昔のことをよく思い出すようになり、おじさんになってきたのかな、と思い始める。体型などはもっと早くからおじさんになっているのだが、気持ちの上ではまだまだ自称20代のつもりであったのに。それだけ、まだやりたいことが残っているし、同時に夢の途中である。残された人生の中でどれだけのモノを心に刻むことができるのか。そういっている間も、きざまれていく。
最後の「きざむ」は「時」である。時のきざみ方は難しい。包丁で刻むように時間を上手に加工して使おうと思っても、不器用な自分はいたずらに時間を浪費するだけである。2度と帰らぬ時間を大切に過ごし心に刻みたいと思っても、いつも時間が有限であることを忘れてしまう。そう、時間は有限なのだ。最近はその有限がプレッシャーにもなってくるが、有限の中に無限の時を刻みたいものだ。
さて、今週のマネー塾のテーマは時を刻む「時計」である。時計は時間を測るものと同時に腕時計などは今やファッションの一部となっている。まりなちゃんはモデルという職業柄、普段から時計を持たないそうだ。だから所有している時計は2つ。僕は、その場に合わせて時計を替えたいという願望があり、少しずつではあるが時計を集めたいと思っている。どの時計も同じ時間を示すのにもかかわらず、時計によって違う時間が見えてくることを期待してしまう。
2009年4月13日(月)19:14
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