FXブログ 松本鉄郎のポイント・アンド・フィギュアによる実戦相場予測

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日経平均: 中長期下降トレンド(DPS=18,300円域)及び短期上昇トレンド(DP=8,900円域へ引上げ)の中、直近の上昇三角形形状のバランスの上方へのブレークアウト・ポイント10,500円域を3月8日突破しての上値目標11,900円域に対して、3月17日10,800円域まで上昇

 Nikkei Shortterm 100319.gif 

 

これからもPFによる『実戦相場予測』を率直に記していきます。少しでも皆様の実戦での収益の向上にお役に立てれば幸甚でございます。


 実戦相場予測とは「いつ買い(売り)いつそれを売る(買い戻す)かを具体的な価格とタイミングを示す」予測をいい、以って如何に損を小さくし利益を大きくするかということ,即ち絶対的収益を極大化するための実戦での予測のことをいいます。 

いわゆるファンダメンタルや世の中のコンセンサス(総意)は一切無視し、ポイント&フィギュア(PF)という単純なチャート(「絵」と呼んでいます)だけで『相場はバランスを崩せば跳ぶ』という相場の習性を前提に市場のバランスとそのバランスの崩れを絵の上で読み、トレンドを認識し、エネルギー計算をして具体的な目標値flagを算出、以って実戦での売買を行っていきます。

短期目標値枠の転換が起ったところで消滅するので、その時点でとったポジションをクローズし、また次のバランスの崩れまで売買をしないで「休み」、新たなバランスの崩れが起こればそのシグナルに従ってまた売買していきます。

但し、H&Sのネックラインを突破しての中長期目標値があるときは、短期の枠の転換が起こってもその中長期のポジションのクローズはしません。


  そして『木xmasを見て森fujiを見ず』の例えになぞらえ相場の中長期トレンドを中心とした相場の大局的な流れ『相場の森』呼び短期トレンド(中長期トレンドの中のインターメディエート・トレンド=intermediate trend)を中心とした短期的な流れ『相場の木』と呼んでいます。

そして可能な限り各々のトレンドを壊すポイント(トレンドの再吟味ポイント)デインジャー・ポインbombまたはデインジャー・ポイント・ショートbomb(下降トレンドのデインジャー・ポイントをデインジャー・ポイント・ショートと呼びます)を具体的な価格で示します。

このトレンドの転換、特に中長期トレンドの転換は、短期的な目標値とは違って、実戦では大きな意味を持ちます。それまで慣れ親しんだ中長期トレンドの延長線上に相場をみることを捨てるポイントなのです。


そしてもし立場上必要ならばPFから予測された相場をもとに将来の世の中に起こり得る事象やいわゆるファンダメンタルを逆読みする立場です。決してファンダメンタルから相場を予測してはいけません。

過去のPFによる相場予測の実戦のコメントを一旦削除しました。過去にどのような予測をしたのか示してほしいというご要望に応じ、できるだけ遡って掲載しておりましたが、少し長くなってきましたのでので見やすくするために削除することにいたしました。過去の実戦予測をご覧になりたい方は過去のページをご覧頂ければと思います。

また利用できるwebsiteの関係で添付する絵(PFのチャート)が「相場の木」レベルの短期の絵だけになってしまいますので、ご了承下さい。


2010年3月19日(金)
現在のPFによる
日経平均株価の『実戦相場予測』は以下の通りです。

 日経平均株価:

 『相場の森fuji』:    89年12月の史上最高値38,915円をピークとする中長期下降トレンドを形成し、20年経過した今もこの中長期下降トレンドは壊れていません。この中長期下降トレンドをこわすデインジャー・ポイント・ショートbombは18,300円域、即ち、日経平均は18,300円域を上回らない限り現在の中長期下降トレンドdownwardrightは存続します。

 『相場の木xmas』:      中長期下降トレンドの中で、デインジャー・ポイント14,200円を08年1月11日(終値14,110円)突破し、短期下降トレンドdownwardrightに転換。短期下降トレンドのデインジャー・ポイント・ショート(DPS)を14,500円域から9,000円域に引下げ。

引き下げたDPS
を’09年5月7日上方に突破し、短期上昇トレンドに転換、デインジャー・ポイント(DP)は8,000円域から8,900円域に引き上げ。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント10,200円域を09年12月22日(終値10,378円)突破しての上値目標13,100円域に対して10年1月15日10,900円域(終値10,982円)まで上昇して1月22日10,600円域以下に下落して3枠転換が起こり一旦消滅。

下値目標8,900円域に対して2月9日9,900円域(終値9,932円)まで下落しましたが、2月17日3枠転換でX印が記入され消滅。

直近の上昇三角形形状のバランスの上方へのブレークアウト・ポイント10,500円域を3月8日突破し、上値目標11,900円域に対して、3月17日10,800円域まで上昇。

 

 

2010年3月20日(土)17:00 個別ページ コメント(0)

米ドル・円相場:中長期米ドル安・円高トレンド(DPS: 1米ドル=125円域), 短期ドル安円高トレンド(99円50銭域)の中、直近のフラットトップ・ワイドニング形状のバランスを前提にしたブレークアウト・ポイント87円00銭域、上方へのブレークアウト・ポイント92円00銭、上値目標97円50銭、下値目標80円00銭域不変----巨視的には潜在的に188円までの円安視野に

USDJPY Shortterm 100319.gif 

 

 

過去のPFによる相場予測の実戦のコメントを一旦削除しました。過去にどのような予測をしたのか示してほしいというご要望に応じ、できるだけ遡って掲載しておりましたが、少し長くなってきましたのでので見やすくするために削除することにいたしました。過去の実戦予測をご覧になりたい方は過去のページをご覧頂ければと思います。

また利用できるwebsiteの関係で添付する絵(PFのチャート)が「相場の木」レベルの短期の絵だけになってしまいますので、ご了承下さい。

 

米ドル/円 

 2010年3月19日(金)(日本時間)現在のPFによる米ドル・円の『実戦相場予測』は以下の通りです。

 『相場の森fuji』:     98年8月の1ドル=147円域(円が変動相場制移行後最高値をつけた95年4月以降の米ドル/円の最高値)を起点とする中長期下降トレンドを形成。この中長期下降トレンドのデインジャー・ポイント・ショートbombは125円域となりますす。即ち、125円域を上方に突破しない限りこの中長期下降トレンドは壊れません。


 『垂直的変動の予兆』:
巨視的に米ドル/円を捉えますと、86年以降20年に亘り壮大なヘッド・アンド・ショルダーズ(H&S)の形成過程にあります。H&Sは相場の構造的転換や大相場の前触れとして出現することが多い形状で、ネック・ラインを突破すれば相場が垂直的に跳ぶことを示唆するものです。

 今回のH&Sのネック・ラインは右下がりの斜線で相場の水平右方向への進展とともに1ドル=125円域の位置から1ドル=116円の位置に引下げとなります。116円域を上方に突破すれば1ドル=188円域という中長期目標値が出現します。従って現在は潜在的な中長期目標値flagとして188円域がは95年4月の安値80円50銭域を下方に突破しない限り存在することになります。

『相場の木xmas』:   中長期下降トレンドの中で、05年1月の101円域を起点とする短期上昇トレンドはそのDP=113円50銭を下方に突破したことにより短期下降トレンドに転換。短期下降トレンドのDPSは102円00銭域から99円50銭域に引下げ。即ち、現在の短期下降トレンドは99円50銭域を上方に突破しない限り壊れません。

短期ドル安・円高トレンドの中で上昇三角形(acending triangle)(上値一定、下値切上げ)形状のバランスを09年12月22日(終値91円81銭)を上方に突破しての上値目標は96円00銭域に対して12月31日93円00銭域(終値93円02銭)まで上昇した後、10年1月5日91円50銭域まで下落し3枠転換が起こりO印の記入がなされたことにより一旦消滅となります。

前回までの下値目標85円50銭域に対して2月4日88円50銭域まで下落しましたが、2月16日90円00銭域まで戻ったことにより3枠転換が起こりX印が入ったことにより一旦消滅。バランスの下方へのブレークアウト・ポイント88円00銭を3月3日一旦突破しましたが、3月3日90円00銭域まで上昇し、3枠転換が起こり、下値目標84円00銭域は消滅。

直近のフラットトップ・ワイドニング形状のバランスを前提にしたブレークアウト・ポイント87円00銭域上方へのブレークアウト・ポイント92円00銭、上値目標97円50銭、下値目標80円00銭域はi依然不変です。

 

 

2010年3月20日(土)14:30 個別ページ コメント(0)

ユーロ・円相場: 中長期上昇トレンド(DP:1ユーロ=126円)は08年10月22日壊れ、中長期下降トレンド形成(DPS=140円域)、短期も下降トレンド(DPS=134円域)形成------ 直近の フラットトップ・ワイドニング形状のバランスを前提にしたブレークアウト・ポイント上方125円域、下方118円域、目標値各々139円域、104円域不変

EURJPY Shortterm 100319.gif 

 

 

ユーロ/円

 

  過去のPFによる相場予測の実戦のコメントを一旦削除しました。過去にどのような予測をしたのか示してほしいというご要望に応じ、できるだけ遡って掲載しておりましたが、少し長くなってきましたのでので見やすくするために削除することにいたしました。過去の実戦予測をご覧になりたい方は過去のページをご覧頂ければと思います。

また利用できるwebsiteの関係で添付する絵(PFのチャート)が「相場の木」レベルの短期の絵だけになってしまいますので、ご了承下さい。  

 

 20103月12日(金)(日本時間)現在のPFによるユーロ/円の『実戦相場予測』は以下の通りです。


ユーロという通貨が誕生したのは99年1月ですが、それ以前はECU(1ユーロ=1ECUという関係にある)とつなげてユーロ/円相場を見ています。

  『相場の森fuji』:      

 
90年4月のユーロ(ECU)/円=194円を起点とする中長期下降トレンドが16年超も続いていましたが、この中長期下降トレンドのデインジャー・ポイント・ショートである146円域を06年6月に上方に突破したことで中長期下降トレンドが壊れました。

 その後、00年10月の89円域を起点とする中長期上昇トレンドは8年間継続しましたが08年10月22日中長期上昇トレンドのDP126円域を下方に突破し壊れ、現在は08年7月21日の169円域(終値169円46銭)を起点とする中長期下降トレンドdownwardrightを形成しています。 新たな中長期下降トレンドのデインジャー・ポイント・ショートbomb140円域

即ち換言すれば中長期下降トレンドは140円域を上方に突破しない限り存続します。また長らく中長期上値目標であった201円域はその算出の根拠となっていたH&Sのネックライン(146円域)の下方域まで下落したので、消滅することになります。

 『相場の木xmas』:   

 中長期トレンドは依然下降ですが、直近の短期上昇トレンドも、そのDP125円域を10年1月28日突破したことにより、短期上昇トレンドは壊れました。その後、10年2月25日二度続けてバランスを下方に突破したので、新たな短期下降トレンド形成、DPS=134円域。

10年1月26日直近のバランス下方へのブレークアウト・ポイント126円域を突破しての下値目標94円域2月8日121円域(終値121円91銭)まで下落しましたが、2月16日124円域まで戻り(X印の記入により枠の転換)一旦消滅。前回の下値目標112円域は3月8日(終値123円05銭)まで戻り、3枠転換をしてX印に転換し、消滅。

直近の フラットトップ・ワイドニング形状のバランスを前提にしたブレークアウト・ポイント上方125円域、下方118円域、目標値各々139円域、104円域は不変です。

 

 

2010年3月20日(土)14:00 個別ページ コメント(0)

NYダウ:中長期下降トレンド(DPS=11,800㌦域へ引下げ)、短期上昇トレンド(DP=9,100㌦域に引上げ)の中、直近のバランスのブレークアウト・ポイント上方10,800㌦域、下方9,700㌦域、目標値各々11,600㌦域、6,800㌦域不変、更にH&Sによる中期上値目標11,600㌦も依然有効

 

  過去のPFによる相場予測の実戦のコメントを一旦削除しました。過去にどのような予測をしたのか示してほしいというご要望に応じ、できるだけ遡って掲載しておりましたが、少し長くなってきましたのでので見やすくするために削除することにいたしました。過去の実戦予測をご覧になりたい方は過去のページをご覧頂ければと思います。


 2010年3月19日(金)現在のPFによるニューヨーク・ダウ平均株価の『実戦相場予測』は以下の通りです。

  ニューヨーク・ダウ平均株価:

『相場の森』:

4年以降続いていた中長期上昇トレンドは00年1月の11,722ドルで一旦終わり、緩やかな中長期下降トレンドに転換。その後の6年強に亘る中長期下降トレンドはそのデインジャー・ポイント・ショート(DPS)11,800ドルを06年10月4日に上方に突破(11,850ドルに到達)したことにより壊れ新たに再び74年を起点とし74年以降の全ての相場の軌跡を包含するチャネル域の広い中長期上昇トレンドが認識されるというニューヨーク・ダウ平均歴史一つの画期となりました。然しながら、この中長期上昇トレンドのデインジャー・ポイント、9,700ドルを、08年10月7日(終値9,447㌦)下方に突破し、07年10月9日(終値14,164㌦)を起点とする中長期下降トレンドに転換しました。DPSは11800㌦となります。

 

 『相場の木』: 新たに認識された07年10月9日(終値14,164㌦)を起点とする中長期下降トレンドの中で、08年5月2日13,000㌦域を始点とするこれまでの短期下降トレンドのDPS9,100㌦域を09年7月27日上方に突破し、短期下降トレンドが壊れ、現在は短期上昇トレンド(DP=8,000㌦域から9,100㌦域に引上げ)に転換しています。

フラッグ形状のバランス上方へのブレークアウト・ポイント10,200㌦域を09年11月9日突破しての上値目標は12,200㌦は10年1月21日10,400㌦以下まで下落し3枠転換をしたので、一旦消滅。2月16日X印が記され枠の転換が起こり、直近のバランスを前提にしてのブレークアウト・ポイント上方10,800㌦域、下方9,700㌦域、目標値各々11,600㌦域、6,800㌦域は不変です。

ヘッド&ショルダーズのネックライン(9,100㌦域)を上方に突破しての垂直的計算による中期上値目標(ネックラインの下方に再び戻ってこない限り有効)11,600㌦(たまたま現在の水平計算による上値目標と同じです)依然有効です。

 

 

2010年3月20日(土)13:30 個別ページ コメント(0)

東証REIT指数(含む配当) 、中長期下降トレンド(DPS=1570ポイント域)トレンド、('09年10月22日から転換した)短期下降トレンド(DPS=1,310ポイント域)の中、直近のペナント形状のバランスのブレークアウト・ポイント上方1,290ポイント域、下方1,220ポイント域、目標値各々1,430ポイント域、1,050ポイント域

 

  過去のPFによる相場予測の実戦のコメントを一旦削除しました。過去にどのような予測をしたのか示してほしいというご要望に応じ、できるだけ遡って掲載しておりましたが、少し長くなってきましたのでので見やすくするために削除することにいたしました。過去の実戦予測をご覧になりたい方は過去のページをご覧頂ければと思います。


   2010年3月19日(金現在のPFによる東証REIT指数(含む配当)の『実戦相場予測』は以下の通りです。

 東証REIT指数(含む配当):

   『相場の森fuji』: 03年3月末の本指数公開以来一貫した上昇トレンドを形成後、06年10月11日1,995ポイントという指数公開以来の新高値を示現、ファン・ラインを形成しながらも上昇トレンドは維持。更に07年2月の最高値を更新したことにより広域の中長期上昇トレンドを形成しました。然しながら、上昇トレンドのデインジャー・ポイント2,300ポイント域を07年8月16日下方に突破し壊れ、07年5月31日3,047ポイントをピークとする03年上場以来初めての中長期下降トレンドdownwardright形成するに至りました デインジャーポイント・ショートbomb1,750ポイント域から更に1,570ポイント域まで引下げ。この中長期下降トレンドの中で、08年10 月28日(終値879ポイント)870ポイント域まで下落しました。

『相場の木xmas』: 中長期下降トレンドの中、09年2月25日の925ポイント域を始点とする短期上昇トレンドは09年10月22日2度続けてバランスを下方に壊したこと、更に短期上昇トレンドのデインジャー・ポイント1,140ポイント域を下方に突破したことにより壊れ、09年9月15日の1,350ポイント域を始点とする短期下降トレンドを形成(DPS=1,310ポイント域)しています。

 短期下降トレンドの中、バランスの上方へのブレークアウト・ポイント1,220ポイント域を10年1月4日(終値1,233ポイント)突破しての上値目標1,300ポイント域に対して、1月22日1,260ポイント域(終値1,269ポイント)まで上昇して、3枠転換したので一旦消滅。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント1,270ポイント域を3月3日突破しての上値目標1,350ポイント域は3月8日1,240ポイント域まで下落し、3枠転換が起こり一旦消滅。

直近のペナント形状のバランスのブレークアウト・ポイントは上方1,290ポイント域、下方1,220ポイント域、目標値は各々1,430ポイント域、1,050ポイント域となります。

 

 

2010年3月20日(土)13:00 個別ページ コメント(0)

拙著『勝者のCHART』: 実戦派と優等生派?プロのファンドマネジャーの限界

 

Shoshano Chart blog 100314.gif

 

プロといわれている多くの優等生的ファンドマネジャーはインデックスに勝つことが命題なのです。各資産クラス例えば、日本株式のファンドマネジャーは与えられるTOPIXに勝つことが目標で、「持っていないリスク」というものを至極当然に語ります。従って、例えばTOPIXが年間20%下落したとすると、争いはマイナス19%かマイナス21%のような「井の中の蛙の戦い」になります。

そして各資産クラスをどの程度の割合でもつかというアセットアロケーションを決めることがボトムラインの運用成績を決める大きな要因になることになります。従って、アセットアロケーションが運用成績の90%以上を決めるということが起こるわけです。

逆に言うと、各個別の資産クラスを運用している人は、それが上がろうが下がろうがほぼ常時100%ロングで運用することが求められます。「持っていないリスク」というものが、当然になる恐ろしい偏見の常識が支配する世界なのです。資産を殖やすことを目標にするならば、「持つリスク」と「ショートするリスク」は同じで、「持たない」ことは「休む」ことであり、絶対収益を目標にすれば「持たない」ことはニュートラルになります。

従って、各資産クラスの運用者はある意味「気楽」な稼業になります。勿論、その中でのインデックスに勝つという消極的な競争はありますが、所詮「資産を殖やす」ことを目的にはし得ないのです。


これが多くのプロのファンドマネジャーの限界というべきものなのです。

 

 

2010年3月14日(日)13:30 個別ページ コメント(0)

拙著『勝者のCHART』(日労研): プロのファンドマネジャーの限界

拙著の「あとがき」には、永年資産運用の一応のプロとして資産運用に携わったことから様々の限界を知りました。プロのファンドマネジャーの限界もその一つであります。

ここに「あとがき」の一部を抜粋致します。


あとがき

 
........今あらためて思う様々な運用の「限界」は以下のとおりです。

 

その限界とは、

 

1)将来キャッシュフローを伴う商品のDCFdiscount cash flow)法をベースとした価値評価(valuation)において、理論上リスクプレミアムというファジーな要素を多分に含む割引率という脆弱且つ主観的代物によって大きく左右される理論価格決定メカニズムに自ずと内在する実戦的限界

 

2)二つの通貨の交換レートに過ぎないとして現代ポートフォリオ理論(MPTmodern portfolio theory)上のvaluationからは本来的に対象外としてはずされながらグローバル・ポートフォリオにおいてはそのベース通貨(日本の場合基本的には円)での評価では運用結果の要因の過半以上を占める通貨変動に対して予測不能としてただ漫然とベンチマーク対比の運用成績の結果を委託者である顧客に押し付けをしている試合放棄的ファンドマネジャーの限界

 

3)運用の説明責任、プロセス重視という美名のもと結果責任を負わないプロといわれるファンドマネジャーによる運用の限界

 

4)不動産という流動性が極めて低い商品をその運用対象として扱っているアセットマネジャーと流動性の極めて高い外国為替や先進諸国の国債や上場株式を投資対象として扱っているアセットマネジャーを比較するとき、後者のアセットマネジャーがその運用資産の流動性(自らの判断でいつでも売買できるという意味)において圧倒的に恵まれておりその運用成績のほぼ全てがそのアセットマネジャーの運用の巧拙によるものであるということを認識できないでいるという限界

 

5)継続的且つ長期に亘って絶対収益を求める立場からすると買いからしか入れない商品に投資することにおける運用の限界

 

5)資産運用の原点はあくまで絶対的に「資産を殖やす」ことであり、従って真のアセットマネジャーは絶対収益を目指すべきであるにもかかわらず分散投資の美名のもとでベンチマーク対比の相対運用に終始するプロといわれるファンドマネジャーの限界

 

であります。

 

これらの多くの運用の限界を克服し、「資産を殖やす」という資産運用の原点の目的を達成するための道具として、私はPFを使っての運用を強くお薦めします。

2010年3月13日(土)21:00 個別ページ コメント(0)

拙著『勝者のchART』(日労研):悠然とそして「資産を殖やす」これがPFの目指す態様

 

Shoshano Chart Front Cover 100313.gif

 

長年、運用者(ファンドマネジャー)そしてディラーを職業とし、国内外株式、国内外債券、通貨、ヘッジファンド、収益不動産と様々な投資対象を自ら直接扱ってきましたが、「あとがき」にも魂を込めて記しましたように、様々な「限界」をこの上なく認識してきました。

顧客から運用報酬を頂きながら、競争的とはいいながら多くは所詮インデックス運用の「楽な」業務をこなし、事前の説明と事後の説明さえつけば結果責任は問われない極めて「気楽」な業務だと思うようになりました。運用の結果を負わされるのは、投信を買ってもっている多くの個人投資家であったり、究極は年金の将来や今の受給者である個人であったりするわけです。

インデックスに勝った、負けたとは所詮説明のための産物でしかなく、インデックスそのものが下落している場合は特にお咎めがあるはずもなく、何故ならそのインデックスからの乖離が一定以下になるように事前から仕組んでいるからです。そのインデックスに投資をすること自体が「大きな絶対リスク」を負うことになることなどあまり取り沙汰されることがないのは、PF派としては驚愕の世界であることになります。

PFはとっつきにくいかもしれません。でも慣れれば、こんな単純でわかりやすく合理的な手法はありません。「利食いが早く、損切りが遅くなる」という多くの生身の人間が陥りやすい弱点も簡単に克服できます。

「相場はバランスを崩すと跳ぶ」を前提にバランスを崩したときだけポジションをとり、「それ以外は休む」ことになりますから、一年250市場営業日のうち、ポジションを取る行動をするのは多くて10回~20回程度です。画面を見ながらの日中の日計りトレーディングなど反対の極にある態様になります。

「日計り、時間ばかり、手間ばかり、損ばかり」からの脱却。「買ったものが上がるのが投資」という常識からの脱却。

悠然とそして「資産を殖やす」これがPFの目指す態様です。 

 

 

2010年3月13日(土)20:30 個別ページ コメント(0)

拙著『勝者のchART』(日労研)出版にかかり、出版社 日労研 website: http://www.nichirouken.co.jp/ 上で英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円の一定期間のPFチャートも公開しています。


拙著『勝者のCHART』の出版にちなみ、出版社である日労研のwebsite URL: http://www.nichirouken.co.jp/

で日経平均225、米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円の6種類の一定期間のPFチャートを公開しています。併せてご覧下さい。

 

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 松本 鉄郎

 

 

2010年3月13日(土)20:00 個別ページ コメント(0)

日経平均: 中長期下降トレンド(DPS=18,300円域)及び短期上昇トレンド(DP=8,900円域へ引上げ)の中、新たなフラット・トップ・ワイドニング形状のバランスの上方へのブレークアウト・ポイント10,500円域を3月8日突破、上値目標11,900円域

 

Nikkei Shortterm 100312.gif

 

本年もPFによる『実戦相場予測』を率直に記していきます。少しでも皆様の実戦での収益の向上にお役に立てれば幸甚でございます。


 実戦相場予測とは「いつ買い(売り)いつそれを売る(買い戻す)かを具体的な価格とタイミングを示す」予測をいい、以って如何に損を小さくし利益を大きくするかということ,即ち絶対的収益を極大化するための実戦での予測のことをいいます。 

いわゆるファンダメンタルや世の中のコンセンサス(総意)は一切無視し、ポイント&フィギュア(PF)という単純なチャート(「絵」と呼んでいます)だけで『相場はバランスを崩せば跳ぶ』という相場の習性を前提に市場のバランスとそのバランスの崩れを絵の上で読み、トレンドを認識し、エネルギー計算をして具体的な目標値flagを算出、以って実戦での売買を行っていきます。

短期目標値枠の転換が起ったところで消滅するので、その時点でとったポジションをクローズし、また次のバランスの崩れまで売買をしないで「休み」、新たなバランスの崩れが起こればそのシグナルに従ってまた売買していきます。

但し、H&Sのネックラインを突破しての中長期目標値があるときは、短期の枠の転換が起こってもその中長期のポジションのクローズはしません。


  そして『木xmasを見て森fujiを見ず』の例えになぞらえ相場の中長期トレンドを中心とした相場の大局的な流れ『相場の森』呼び短期トレンド(中長期トレンドの中のインターメディエート・トレンド=intermediate trend)を中心とした短期的な流れ『相場の木』と呼んでいます。

そして可能な限り各々のトレンドを壊すポイント(トレンドの再吟味ポイント)デインジャー・ポインbombまたはデインジャー・ポイント・ショートbomb(下降トレンドのデインジャー・ポイントをデインジャー・ポイント・ショートと呼びます)を具体的な価格で示します。

このトレンドの転換、特に中長期トレンドの転換は、短期的な目標値とは違って、実戦では大きな意味を持ちます。それまで慣れ親しんだ中長期トレンドの延長線上に相場をみることを捨てるポイントなのです。


そしてもし立場上必要ならばPFから予測された相場をもとに将来の世の中に起こり得る事象やいわゆるファンダメンタルを逆読みする立場です。決してファンダメンタルから相場を予測してはいけません。

過去のPFによる相場予測の実戦のコメントを一旦削除しました。過去にどのような予測をしたのか示してほしいというご要望に応じ、できるだけ遡って掲載しておりましたが、少し長くなってきましたのでので見やすくするために削除することにいたしました。過去の実戦予測をご覧になりたい方は過去のページをご覧頂ければと思います。

また利用できるwebsiteの関係で添付する絵(PFのチャート)が「相場の木」レベルの短期の絵だけになってしまいますので、ご了承下さい。


2010年3月12日(金)
現在のPFによる
日経平均株価の『実戦相場予測』は以下の通りです。

 日経平均株価:

 『相場の森fuji』:    89年12月の史上最高値38,915円をピークとする中長期下降トレンドを形成し、20年経過した今もこの中長期下降トレンドは壊れていません。この中長期下降トレンドをこわすデインジャー・ポイント・ショートbombは18,300円域、即ち、日経平均は18,300円域を上回らない限り現在の中長期下降トレンドdownwardrightは存続します。

 『相場の木xmas』:      中長期下降トレンドの中で、デインジャー・ポイント14,200円を08年1月11日(終値14,110円)突破し、短期下降トレンドdownwardrightに転換。短期下降トレンドのデインジャー・ポイント・ショート(DPS)を14,500円域から9,000円域に引下げ。

引き下げたDPS
を’09年5月7日上方に突破し、短期上昇トレンドに転換、デインジャー・ポイント(DP)は8,000円域から8,900円域に引き上げ。

バランスの上方へのブレークアウト・ポイント10,200円域を09年12月22日(終値10,378円)突破しての上値目標13,100円域に対して10年1月15日10,900円域(終値10,982円)まで上昇して1月22日10,600円域以下に下落して3枠転換が起こり一旦消滅。

下値目標8,900円域に対して2月9日9,900円域(終値9,932円)まで下落しましたが、2月17日3枠転換でX印が記入され消滅。

新たなフラット・トップ・ワイドニング形状のバランスの上方へのブレークアウト・ポイント10,500円域を3月8日突破し、上値目標11,900円域となります。

 

 

2010年3月13日(土)18:00 個別ページ コメント(0)
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