おはようございます。13日のニューヨーク外国為替市場ではドル買いが一時膨らみ、あまり調整しないままで推移しています。米株式相場は高安まちまちで、リスク許容度への影響が限られているせいか円安の傾向は持続。ドル・円は1ドル=105円台乗せをうかがう場面がありました。13日発表の米景気指標と要人発言で当面の利下げ停止観測が強まったためです。
さらにドル金利先物は年内の金利引き上げがあり得べしとの水準になっています。
4月の米小売売上高はそう悪くない、輸入物価は高い。某地区連銀総裁は市場の利上げ見通しを肯定するかのようなコメントを残した——。こんなところでしょうか。
といってもまぁ、じゃあドル楽観論を残せるほどのネタか、というとなかなか難しい面も。インフレは別に通貨の買い材料ではありませんから、ドル売りでのめっていた参加者は討ち死にしたにせよ、ここからドル高傾向を形成するのは危うさがつきまとう。
4月の英消費者物価指数(CPI)が急上昇したことが判明したさいにも似たような感想を持った人は少なくないと思いますが、金融政策の機動性を損なうという点で果たしてどうなのか。それでも英国は利下げするとの予測が多い現状(何せ政策金利は5%もある)を見ても物価上昇にプラスイメージを持ち過ぎることはリスキーかも。
本日は英中銀イングランド銀行発表の四半期物価報告や4月の米CPIなどが焦点です。ドル、英ポンド、それぞれの地合いは如何。引き続きよろしくお願い申し上げます。
2008年5月14日(水)05:35