FXブログ 為替物語


2008年5月 3日アーカイブ


祭りの後。

 おはようございます。2日のニューヨーク外国為替市場では2日発表になった4月の米雇用統計を軸に「お祭り」が起こり、おおむねドル高、対ドルストレートの動きにもよりますが一部クロス円では「円安」。パニックの反動が生じたユーロ・ドルに影響されたユーロ・円などが高い。

 4月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比2万人減と市場の想定よりは底堅い内容で、失業率が予想に反して低下したため「ドル見直し論」を助長することになったわけです。米株価は今後の米金融政策をにらんで微妙な面はありますが、悲観が生まれる環境にはないため底堅さは維持。投資資金のリスク許容度は回復傾向にありますから、円やスイスフランには向かい風です。

 米連邦準備理事会(FRB)が市場安定化策を「増強」したことも、意図したか否かは不明ですけれど側面支援の要因になりました。

 身もふたもないことをいえば、いずれのネタもあら探しが可能。長期スタンスの投資家には「そうはいっても正直・・・」というところも多いでしょう。一方、いいとこ取りにはこれ以上ない、とも評価できます。流れが形成されたらいったんは乗らざるを得ない、と考える参加者はそれなりにいると考えられる。

 来週はこの微妙な空気が続くか見極めることになります。米景気慎重論とドル安の修正地合いがどうにかこうにか持つようなら基調の話も・・・。

 微妙ですけれど、個人的には材料の積み重ねがまだ足りないと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

2008年5月 3日(土)08:40 個別ページ

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