おはようございます。29日の欧米外国為替市場でドルは対ユーロ中心に上昇。29日発表の米経済指標は総じてさえませんでしたが、30日の大幅な米利下げ観測が再燃するほどでもなく、かつ「米国だけの問題じゃないだろ」的ムードが生じています。最終的には序盤の欧州通貨安が効きました。
中でも諸指標や要人発言で景気後退なり信用収縮なりが改めて意識された英国のポンドがさえない。欧米株式相場の上値が重かったことで円買いの圧力も加わり、クロス円は一時、かなり下押しする場面もありました。
とはいえ米株価は最近の潮流で大崩れもせず。円買いに関しては今ひとつで、ドル・円は1ドル=103円台前半まで下げた後、104円台まで戻して「行って来い」の風情です。
本日はあすの米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前に動意が鈍りそうな雲行きですが、月末絡みの需給で振れる公算はあります。指標もそれなりの大物が控えますのでメーンイベント前の応酬が見られるかもしれません。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
おはようございます。28日のニューヨーク外国為替市場では今ひとつ方向感が定まらない動きですが、米利下げを見込んだドル売りや米株価の調整を受けた円買いなどがちらほら。ドル・円は1ドル=104円台前半で終えました。
材料イベント待ちの空気これあり。
それはさておき、流れているニュースを見ると信用収縮や米景気絡みではさえないものが目立ちます。米株式市場などで過度の悲観が修正されている今のうちに悪いガスは抜いてしまえということでしょうか。実際、鈍感な反応だったので流した側としては思惑通りだったのかもしれません。
まだまだあれこれ、ありますね。
本日は日本が祝日ですからアジアの取引時間帯では商いが一層細りそうです。動かないか、あるいはふとしたことで振れるか。引き続きよろしくお願いいたします。
おはようございます。週明け28日のオセアニア外国為替市場では今のところ動意薄です。ドル・円は1ドル=104円40銭台での値動き。
今週は29—30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を筆頭にイベントが豊富ですので、ネタがない時間帯に無理に攻防を繰り広げる必要もない、という判断でしょうか。薄商いゆえに振れる場面はありそうですが。
おはようございます。25日のニューヨーク市場では米景気指標などに若干振れる場面はありましたが、おおむねユーロの調整、ドルの底堅さといった流れは継続。ドル・円は1ドル=104円台半ばを挟んだ値動きです。
英ポンドなどドル同様に見直されていた通貨も、上値は重いとはいえそう深くは下押ししていないといったあんばい。これはユーロ売りの受け皿になった分ということですかね。
もっとも、米株式相場が前日比であまり動いていないことや米金融政策のイベント前ですからキレを期待することは難しそうです。利下げの幅、ならびに声明でのスタンス変更の有無を見定めた後、株価がどう反応するかなどにもよって為替の方向感が変わってくるでしょう。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
先ほど某所から「円金利が上がったことで為替への影響が出るとしたらどちらに?」とのご質問があったので補足。
円金利の上昇は教科書的には円買い材料ですが、インフレと景気悪化の悪循環の下で起こる「悪い金利上昇」では円売りの要因になります。また、債券相場が下落するという点に着目すれば日本からの資金流出を通じた円安シナリオも描けます。
今回の場合、ユーロ・円などの崩れが大きかったことなどから判断して円安のパスはなかった(あったけれども薄かった)と考えられますが、ドル・円で「ドル高」の様相が濃いものですから円高の流れにもなっていない(英ポンド・円やカナダドルは切り返し)。テーマが欧米景気や金融政策になっている以上はやむを得ないことと言えます。
※やや端寄っていた部分があったので修正+さらに補記しました。
日本時間25日午後の外国為替市場では欧州勢から心持ちドル買いが入っています。流れということになりましょう。ドル・円は1ドル=104円30—40銭台でしっかり。
さてさて。
外為の緩慢な中にいるとあまり気づかないのですが、実はきょうは円の金利関連の市場が大荒れ。朝方発表の3月の全国消費者物価指数(CPI)上昇を受けたもので、たまっていた買い持ち(金利低下に賭けた債券や金先の)があぶり出しを食った印象です。債券先物の期近6月物は下がり過ぎて値幅制限に引っ掛かり、一時売買停止となっていました。
インフレ圧力は世界のすう勢でもありますから、日本の動向だけで為替が変動するわけではありませんし、何せテーマ性の強い商売ですので円独自のネタでただちにどうこういうことはないのでしょうが、現在の日銀総裁は物価重視派との評価もあります。
長い目で見ればいろいろなシナリオがたてられるかもしれません。特にクロス円あたりは・・・。
当たるも八卦当たらぬも八卦。
昨日付の米紙をきっかけとした米利下げ打ち止め観測、なかなか広がっていて、米金利先物市場などでは29—30日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げしない可能性もあるんじゃないかなどという盛り上がりぶりでした。
一般的には0.25%利下げの予想になっています。
ただ利下げ休止=ドル買いという経路は良しとして、背景を何も語らずに盛り上がり過ぎるのもなんだかなぁという気はします。物価絡みとすれば必ずしも通貨の買い材料ではありませんし、メディア報道でもせめて米景気悲観論が和らいでいるから、とか、株価が動揺しなかったから、とか付記しておくべきでしょう。
一部通信社が先日、「現在の信用リスク懸念の後退は複数のヘッジファンドがクレジット商品で大勝負に出ているため」との趣旨の記事を流していましたが、実態はそんなところかもしれません。勝算があるからこそなんでしょうけど、失敗すると昨年の二の舞の公算もある。
材料が積み重なるまでは「過ぎたるは・・・」を意識しておいたほうが無難のようにも映ります。
おはようございます。24日の欧米市場ではユーロの失速に始まり、前週分の米新規失業保険申請件数の減少を受けたドル買いの圧力と米株高に伴う円の上値の重さが絡み合う展開。ドル・円は上昇し、一時1ドル=104円台半ばと週足の高値圏まで戻ってきました。
米住宅指標の下振れを最終的にかき消すことになりましたが、底流には米景気や株価悲観論の緩和というのが依然としてあるんでしょう。
ユーロは独Ifo経済研究所が24日発表した4月の独景況感指数にドキッとしたことが急落のきっかけでしたけれども、要は週半ばのチキンレースの反動でしょう。欧州中央銀行(ECB)もおそらくペースの調整ぐらいはさせてくれよ、というところ。
ECBのトリシェ総裁は24日、「米国は強いドルを支持しているとの立場を崩していないという点が重要だ」などとコメント。相変わらず奥歯に物が挟まったような言い方をしており、ユーロ安にしたいわけではないけど急ピッチのユーロ高もいやだといったニュアンスを漂わせています。
本日は日本の指標や決算発表はパラパラありますが、米国は今ひとつ。一般論ではドルはイベント前でもありますし、株式相場が荒れなければ安定感を保つ・・・となるかに見えます。まぁ、暴れ馬の出方次第でしょう。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
日本時間24日午後の外国為替市場では引き続きドルの下値が堅め。ドル・円は13時過ぎにちょっと上値付けをし、1ドル=103円70銭台まで達しました。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の名物記者が米連邦準備理事会(FRB)は来週、米連邦公開市場委員会(FOMC)でインフレの観点から利下げ休止も議論するとの観測記事を掲載したことがきっかけです。
といっても株価が崩れているわけではないのでキレは今ひとつでしたが。
きょうのリポートでも取り上げましたけれども、金融当局のこうした物価警戒感は景気楽観論に基づいたものでは決してありません。英中銀金融政策委員会(MPC)の代表的「タカ派」センタンス委員の昨日の講演内容を読むとそのあたりの「葛藤」が十分分かると思います。
楽観はまだ禁物ということでしょう。
おはようございます。23日のニューヨーク市場ではドルが底堅い動き。対ユーロ、オーストラリア(豪)ドルでは偏った売り持ち高の調整でしょうし、米株高などにも影響を受けているでしょう。ドル・円は一時1ドル=103円台後半まで値を上げました。
英ポンドは中銀政策への思惑などで振れた反動もありましょうし、カナダドルは2月の小売売上高がさえなかったことも響きましたか。ただカナダは3、4月に大幅に利下げしていますので、その前の数値に反応してもしゃあない感じはございます。
本日はこれからニュージーランドの金融政策の発表があるほか、米国で住宅、耐久財統計の発表があります。各国の株価絡みで方向感を探ることになりそうです。米金融政策のイベント待ちのムードがどの程度出るかにもよりますが。
引き続きよろしくお願いいたします。
おはようございます。22日のニューヨーク市場では米株安のために若干煮え切らない感じはあるものの、円安・ドル安のトレンドはおおむね続きました。ユーロ・ドルはついに1ユーロ=1.60ドル台に到達。欧州中銀高官の発言など「後講釈」の域ではございますが、とりあえず攻めてやれということだったのでしょう。
経済指標やカナダ利下げへの反応は今ひとつの印象がこれあり。また、ドル・円はどちらかに引き寄せられる材料がないせいか1ドル=102—103円台で方向感が定まらない状況になっています。
本日はテーマ性で勝負するのか持ち高の偏りに応じた動意(反動や調整含み)になるのか見えづらい面はありますが、来週の米金融政策イベントを前にそろそろテンションが下がり始めてもおかしくはない。果たしてどうなるか。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
おはようございます。21日の欧米市場では米銀バンク・オブ・アメリカがこの日発表した1—3月期決算が「期待外れ」と受け止められてこれまでの「いいとこ取り」にややブレーキがかかり、ドル売り系の圧力がかかりました。「系」と評したのは米株式相場が売り込まれたわけでもないからで、また、円高の方向に値が振れるというほどでもありません。
傾向としては「円安・ドル安」でしょうか。ユーロが強いといえば良いかな。
また、英ポンドは材料の出尽くし感で売り、カナダドルは利下げ観測で上値が重いといった固有の動きもございます。
本日は米企業決算などのネタが一巡し、市場参加者もいったん冷静になるところ。ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)にも目配りしながら新たな戦略作りに入るものと考えられます。経済指標では3月の米中古住宅販売件数、カナダでは政策金利の発表があります。
引き続きよろしくお願いいたします。
おはようございます。週明け21日のオセアニア外国為替市場では心持ち円売りが先行。ドル・円は1ドル=103円80銭挟み、ユーロ・円は1ユーロ=164円10銭挟みでの値動きです。土日にビッグイベントはありませんでしたので、おおむね前週末の米国市場の流れを引き継いでいるとはいえます。
今週は29—30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)をどう読むかにもよりますけれども、米景気に対する悲観論の緩和度合いと米株価動向、米利下げの余地などを絡めながらドルの行方を占うことになります。
市場では金利引き下げの有無と程度ばかりに焦点があたりがちですけれども、例えば小幅利下げなら経済の安定観測を背景にしたものなのかインフレ懸念でやむなくそうなったのかによってドルの帰すうは異なるはずです。大幅な利下げ予測後退=ドル買いというわけではありません。
また、相手国の経済情勢や金利見通しにも左右されます。
今週はカナダやニュージーランドで金融政策の会合が開催されるほか、英国で今月、追加緩和策が決まったときの中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨が明らかに。このあたりもチェックすることになります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
おはようございます。18日のニューヨーク市場では悪材料出尽くし、米景気と株価悲観論の修正継続といった理由付けになるのだと思いますが、円安、ドル高がかなりシャープに進行。ドル・円は一時1ドル=104円台後半、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.57ドル台前半までドル高方向に振れました。クロス円では英ポンドが昨今の見直しムードも加わって1ポンド=209円ちょうど付近まで。
いずれも慎重論からのリバウンドですのでかなりいいとこ取りにはなりますが、為替がモメンタム(勢い)に依存していることを象徴する出来事だったとはいえます。
現在はある程度損失覚悟の注文行使も終了したでしょうから、宴の後、とばかりにやや落ち着きを取り戻した感じがございます。ドル・円は1ドル=103円台後半、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.58ドルちょうど前後。
来週はこの流れが持続的なものか、それとも冷静にファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)や信用収縮の現状を見定めようとのムードに戻るのかが焦点になります。ローマは一日にして成らず。引き続きよろしくお願いいたします。
日本時間18日夜の外国為替市場では円売り、ドル買い祭り。米シティグループの決算が発表された後、中身を吟味したかしないかのうちにヨーイドンで欧州株、米株価指数先物ともに一気に買われ、ドル買い、クロス円買い。ユーロ・円は1ユーロ=164円台乗せをうかがいそうな雲行きです(その後円安の様相がやや濃い目に)。
結局、「材料出尽くし」を待ちわびていたということですかね。まぁ、欲求不満がおたまりになってと申しますか、いずれにせよこれだけ損失覚悟の注文がヒットしてしまうと気持ち的にはリバウンドを仕掛けづらい面はあるかもしれません。
ただ円売りが株価安定下で低金利ゆえに・・・云々というのであれば本来、利息重視派の長期資金が追随して初めて成り立つもの。投機筋の遊び場になっているだけでは意味がありません。そもそも借り入れ+レバレッジベースを積極的にこなせるほど信用収縮は緩んでいないはずですから、まぁ、まだ危うい振り子の域ではありましょう。
変動率が上がった円安、ってのはあまりしっくりとこないということです。
でも動きがあるってのはいいものですねぇーー(水野ハルオ風)。
※書き忘れていましたが、英ポンドは復権の流れが続いており、対ユーロ中心にしっかりの感じ。
※その後の注:ポンド・ドルは力負け。ドル・円は1ドル=104円台半ばあたりの損失覚悟の買いを引っ掛けると105円もあり得べしの観測です。
日本時間18日午後の外国為替市場では欧州勢からドル売りが先行しています。例によってユーロ・ドルからのようですが、昨日の今日ですので英ポンド・ドルあたりも物色対象になっていますかね。ドル・円は少し緩んで1ドル=102円台前半。
円の動向についてはクロス円の変動率が相当に落ちてこないと低金利通貨だから売り、などとは軽々に申せません(メディアが好む「円キャリー」などというのは単なるスワップポイント狙いの短期ディーリングの域でしょうし、ユーロ・円やスイス・円を除くと別に円安というわけでもない)ので割愛するとして、ドルについてはこのチキンレース感がなかなかスリリングでいいですね。
長期マネーの話は本日のリポートで少し触れました。
きょうは米シティグループの決算を除くと指標は薄いので、そこをどうとらえていくかになりましょう。ニュー・ポジション形成か持ち高圧縮か。
おはようございます。17日のニューヨーク市場では英ポンド、ドルの従来の「地盤沈下組」が主に対ユーロで浮上したほか、株価安定下の円安の圧力継続。オセアニア通貨はミックスといった感じでしょうか。
傾向としてピシャリと説明できるものでもありませんが、米景気絡みでは悪材料への抵抗力が引き続き目立ちます。
米フィラデルフィア連銀が発表した4月の景気指数、米証券大手メリルリンチの赤字決算もこなしてまいりました。
ユーロ・ドルは某ユンケル・ユーログループ議長のユーロ高けん制発言にあおられたところはありますが、これは当時の値段が高かった影響でしょう。従前にフランスのクリスティーヌ・ラガルド女史(経済財務雇用相)が同じような言葉を発したさいには反応していないわけですから、水準感の問題に過ぎないといえます。
言い換えればそれだけ高値警戒感が強い中でチキンレースをしていたということでもありますが。
英ポンドにつきましては例の市場安定化策への期待感ということになりますが、昨日のリポートでも取り上げてございますので割愛します。
本日も一連の「復権相場」と申しますか「いいとこ取り相場」の持続性を占いながらの取引になりそうです。引き続きよろしくお願いいたします。
隠れ家 www.kawase-story.net
日本時間17日午後の外国為替市場では円安の様相が濃い目。一部米紙が米政府系住宅金融機関の住宅ローン債券の価格安定化策(値付け保証っていうんですかね)をきょうにも明らかにすると報じたことを受けたものらしい。日本株相場の反応には今ひとつピンと来ませんが、欧米株高を見込んでということでしょうか。
じゃあこれでドル買いというほどでもないので、結果的にクロス円高の傾向が出て、ドル・円もちょいつれました、みたいな感じですかね。
もちろん、ただの仕掛けかもしれません。上記のネタは話題になっていたということで書いてみました。具体名や裏話的ヨタは某マグでは書いてございますが、ここではぼかします。
おはようございます。16日のニューヨーク外国為替市場では円とドルがともに下落する「円安、ドル安」の様相です。昔懐かし、と申しますか。
米景気への相対的マイナス思考は変わらずながら、以前のように過度の不安やリスク回避の圧力が高まるような状況にはない(マネー収縮の傾向はだいぶまえに収まっている)のでどうしてもこうなります。
米国株相場などかなりあく抜けしたような上げ方です。
また、米金融当局が地区連銀経済報告(ベージュブック)で米景気慎重論を述べても「インフレ懸念はあるけどうまい具合に利下げしてサポートしてくれるだろう」などとプラスに受け取ったりします。
こうした均衡はかなり危ういものですが、均衡しているうちは乗っからないといけませんので、株価連動の売買も華やかになるというわけです。ユーロ・ドルなどもそうですが、結局は「チキンレース」の要素がありますね。
本日は日本の株価動向をにらみつつ、この「いいとこ取り」がどこまで続くかが焦点になります。引き続きよろしくお願いいたします。
日本時間16日夜の外国為替市場ではドル売り祭り。ユーロ・ドルは1ユーロ=1.60ドルを試しそうな勢いになっています。中国の預金準備率引き上げを対人民元での円高やドル安要因とみなす空気もあり、こりゃ何でもござれですな。
本日の「ヨタ話」ではシブガキ隊風に「ドル売りネェ!」などと見出しを付けて欧州勢を若干茶化したのですが、まあ勢い、なんでしょうね。
日本時間16日午後の外国為替市場ではドルへの売りが強まり、クロス円がつれて上がるという展開。ユーロ・ドルは1ユーロ=1.58ドル台半ばに上昇しました。
ドルは売ろうと思えばネタはいくらでもあるということでしょうが、一方で日本の株価などが崩れていませんからリスク回避的な動きはない。で結果的に円が対ユーロなどで売られるという、いわば「普通」のドル売り、円売りになりますかね。
暴れ馬の仕掛けに過ぎない感もこれあり、ですが。
本日は某大手証券の損失関連の報道が伝わっていますけれども、これが信用不安の拡大につながるかは本丸の米市場次第でしょう。前々から話題になっていたところなので「今さら」となるか、「とはいっても今後も怖いし」となるか、果たして。
おはようございます。15日のニューヨーク市場では円売り、ドル買い優位の流れになり、ドル・円は1ドル=101円台後半まで値を上げています。といっても軒並み直近高値を越える勢い・・・という話でもないんですけれどもね。
能書きをたれますと、15日発表の4月のニューヨーク連銀景気指数がプラス転換したほか、2月の対米証券投資で米国への資本流入が継続していることが判明。また、企業決算がおおむね良好でそれぞれ米国株相場の支援要因になった。これらが持ち高整理を促したということでしょう。
中には15日発表の3月の卸売物価が上昇したことをドル買い材料とみなす人もいますが、インフレ傾向は機動的な利下げが困難になるという点で、長い目で見ると景気や通貨にプラスというわけではない。「利下げ観測の後退」だけに焦点を当てた持ち高整理の後講釈に過ぎません。
対米証券投資もマネー収縮が進んでいないことを示してはいても、長期的な投資継続までは見通せない。金利低下(低金利政策の継続観測)に伴う債券価格上昇を狙った動きが目立つ(ように見える)からです。利息収入狙いの腰の据わった投資が増えなければドルの安定はおぼつきません。
もっとも、社債購入が増えるなど明るい材料も見られます。
本日は日本の株価動向によっては円の下値余地が広がる公算はありますけれども、最終的には米指標や企業決算の内容次第。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
おはようございます。14日のニューヨーク市場では円、ドルともに方向性を定める決定打がない状態で推移しています。ドル・円は現在、1ドル=101円ちょうど挟み。
米株式市場では金融株の下値不安が根強いものの、14日発表の3月の米小売売上高が予想外の増加になったことなどで相殺された面もあり、次の材料待ちの雰囲気です。
11日開催された7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議絡みの売買はいつのまにやら終わってしまい、フランス財務相の恨み節が飛び出すほどですが、「次の一手」が見通せるまではやむなしといえましょう。
本日以降も引き続き米景気指標と企業決算、各国株価動向をにらみながらの値動きになります。よろしくお願いいたします。
などとたいそうなことを言うつもりはありませんが、14日深夜の外国為替市場では円買い、ドル売りの地合いが指標をはさんで円売り、ドル買い優位に転じた後、かといって一方向にも走らずといった流れになっています。この後荒れるにしてもなかなか読みづらい面があり、個人的には動いてから後講釈すればいいかなぁ、などとすっかり「サボリモード」に。
ドル安が変わったわけでもなさそうですがね。
*****
実は、標題の言葉はある邦銀ディーラーがきょう、話していたこと。もっともらしく聞こえますが、実際には「負けたから飲みに行こう」という誘い文句に過ぎません。
私はこう答えました。
「敗軍の将、兵を語らず」って言いますよ。
あれ、敗軍の将、勇を語らず、でしたっけ。忘れてしまいました。
日本時間14日午後の外国為替市場では株安連動の円買い、米景気テーマのドル売りという流れで、「G7声明ってどこにいっちゃったの?」と思わせる値動きです。ただガチンコの仕掛けというほどでもなく、クロス円は対ドルストレートに振り回されていますし、ドル・円は1ドル=100円台後半で「二歩下がって一歩戻る」的な下落になっています。
ユーロ・ドルなどはにわかの売り持ちがけっこういたようですね、こりゃ。米系投機筋あたりなのでしょうが、いずれにせよあぶりだされている。金融機関のネタも伝わっていますし。
※16:55補足:円買い、ドル売り継続中。ドル・円は1ドル=100円40銭台まで下落しています。某邦銀ディーラーからは「一日で予想レンジを外れそうじゃない」とイヤミを言われましたが、まぁ、私は当てに行っているわけではありませんので・・・。
おはようございます。週明け14日のオセアニア市場では一時、かなり気配値が振れていましたけれども、おおむねドル買いの方向。ドル・円はクロス円の影響で上下していますが1ドル=101円台前半で心持ち底堅い。11日開催の7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議の結果に一応、敬意を表している風ですかね。
ただ持ち高整理の域を出るほどの勢いもなし。ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に目を向けるとやっぱりドルも・・・となるわけですから、秩序は戻ったにせよ「ドル安はドル安ではないか。そこに反して協調介入などで抑えることもあるまい」といった冷めた空気があります。
おはようございます。11日のニューヨーク市場では早朝に某企業決算と株安見合いの円買いの地合いになりましたが、後半は7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議の結果待ちムードになっています。
声明内容については関係筋コメントとして断片的に伝わっていますけれど、現物を見てからのほうが動きよいでしょうかね。そうなると週明けのオセアニア市場からということになります。
一般論では何も出なければドル売りという意見が多いようですが、これはふたをあけるまで、ということになりそうです。
※その後の補足
実際のG7声明はかなりドル安けん制寄り(ドルと書いてあったわけではないが)にシフトしたものになりました。具体的に何をすると読み込めるものはまったくありませんが、ユーロ圏の主張にかなり押された感じはありますね。フランスからは「これでドルを持ち上げて・・・」みたいな要人発言が伝わっています。
これに乗るか否かの判断は米国勢が休み返上で動く日本時間14日未明のオセアニア市場からになりましょう。
ちなみに具体的な通貨念頭の声明は人民元を除くと2000年9月のプラハG7会議以来と思われます。このときはユーロ安けん制。また、協調介入があった年。昔のディーラーの方でしたら何か感じるところはあるかもしれません。
個人的には「いまさらG7なんて・・・」と思うところこれあり、「で、米経済は結局どうなの」という冷めた見方もあるのですが、まぁ、それはそれとして。某ストラテジストからは「はねっ返りは抑えられるけど基調という点では別に何も変わらないんじゃないの?」といった意見がありました。
さらに付け加えれば「ドル」と書くことに米国などが抵抗したと受け取ることも可能で、その意味では各国の温度差自体は変わっていないともいえるわけです。
日本時間11日夜の外国為替市場では円安といえば円安ですがパワーは欠いた感じ。一応7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に敬意を表しているのか、どうか。もちろん、事前に要人がペラペラしゃべることもありますので、それで動いたりもしますが。
ドルは昨日のショックがあるせいか売り込めず反転しています。これをもってチャート的にはドル回復の兆し、などという論調もありますけれど、百歩譲って下がらないにせよ、戻るためにはネタが必要でしょう。または他の国が完全にへこむとか。
どこかで照会があったので 隠れ家の住所 www.kawase-story.net そこのどこかに別荘の住所が隠れています。
※あら?円安と書いたとたんに嫌がらせみたいな円買いが・・・。
※GEでした。スミマセン。
おはようございます。10日のニューヨーク市場では日欧市場での円買い、ドル売りの反動がそれぞれ起こる格好でユーロ・ドル、ドル・円、関連クロス円中心に値動きが大きくなりました。
理由を挙げると、ドル絡みでは10日発表になった前週分の米新規失業保険申請件数の減少幅が広がったことと米国株相場の上昇。米株高は円売りの要因にもなります。さらに欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が為替に言及したことも一因でしょう(金融政策に絡んではあまりインパクトなし)。
トリシェ発言はあれだけ事前に攻め込まれりゃ何か言いたくもなるだろうとは思うのですが、持ち高が偏っていたことと7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を控えることから戦線縮小を促すには十分なネタだったわけですかね。
いずれにせよ、オーストラリア(豪)ドルなどのやや冷めた変動を見る限りはマネー収縮とかドルの見直しとかそういった基調ではないですね。振り子の戻りの範囲に見えます。また、英ポンドは独自ネタという印象は薄い。
本日はすったもんだのお疲れ+G7会議前ということであまり激しくは売り買いしないかもしれません。引き続きよろしくお願い申し上げます。
日本時間10日夜の外国為替市場では円高、ドル安の流れが徐々に強まり、ユーロ・ドルは一時1ユーロ=1.5910ドル台と導入来の高値を更新しました。多分に損失覚悟の注文を引っ掛けた影響という面がありますけれども、イベント前にしてはそこそこ攻め込んだなぁという印象です。
シンガポールの通貨政策を基点とした相場モメンタム(勢い)はけっこう持ちましたよね。
米国まわりのネタについてはきょうのリポート類なんぞでも少し書きました。
おはようございます。9日のニューヨーク市場では某国際機関の経済見通しなどをベースに各国のランク付けをする動きが起きたり、米株式相場の動向をにらんだりしながら「やはりドルは売りかなぁ」、「円はあまり売れないかなぁ」、「他のリスク資産も落とそうかな」、「欧イベント前に少し仕込むか」などと考えた——。
か、は知りませんが、気迷い感はありながらもドル安、円は組み合わせによってかなり底堅い印象、オセアニア通貨は伸びが鈍いといった流れになっています。もっと早い段階ではそこそこシャープ感があった時間帯も存在しましたが、イベント前の仕込みといっても限界がありますしね。
それはさておき、株絡みの取引も、期待だけでは難しいでしょうからやむなしかもしれません。素性の良くないネタまで吸収しようとしたせいか消化不良を起こしている状態ですね。
本日は英国、ユーロ圏の金融政策の発表をベースに、トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁の公式コメントを深読みしながら動意が起こることになりそうです。もし動意が起こるとすれば、でしょうが・・・。
引き続きよろしくお願いいたします。
日本時間9日午後の外国為替市場では一時は株安・円買いとなる場面もありましたが、円高加速というほどでもなし。そのあたりは最近の流れということになりましょう。日銀イベントもほぼスルーしました。
きょうはネタ不足日のせいか、米格付け会社による住宅ローン保証会社の格下げ発表、米大手銀の部門売却が近いとの報道、英消費者信頼感指数などを実に細かく拾っていったきらいがありますけれども、こういう材料は複合効果で持続性を得るもので、単発の打ち上げ花火ではあまり華やかにはなりません。
※ブログ系の記事は現在、某別荘で展開しているものが多いため、時折気づかずに脈絡がヘンになっているところがあります。ご容赦ください。
おはようございます。8日のニューヨーク市場ではリスクマネーの流れがおおむね維持され(といってもどこかで書きました通り、世界全体のマネー収縮といえるほどの動きは今年のかなり早い段階で終わったと思っているので、あくまで相対的なものになりますが)、円の上値は重め。オセアニア通貨はじわりと値を上げています。
豪ドルなどは3月のパフォーマンスが今ひとつでしたから、案外やるじゃん、と受け取った方も多いのではないでしょうか。持続性云々は別にして。
一方、英ポンドは例の英住宅指標のショックが大きく、利下げ期待といっても米国ほど劇的なものは期待できないとされることもあって凹みをなかなか埋められません。ユーロ・ポンドなどはまたぞろ過去最高値圏でございます。
指標・イベントは無難通過という感じでしょうかね。米住宅関連の某指数は別に良い数値でもありませんが。
本日は日銀イベントや米国側での要人発言などがございますが、新味という点ではどうでしょう、望み薄かもしれません。企業・株価ネタで面白いものが飛び出すか否か。引き続きよろしくお願いいたします。
日本時間8日午前の外国為替市場ではユーロへのドカン買いをきっかけに地合いが変わりました。ユーロ・円は一時1ユーロ=161円台後半と3カ月ぶりの高値圏になりますかね。日本勢の動きについてはリポート類で一部取り上げさせていただくとして、欧米投機筋がなぜここでドカンと来たかについては諸説あります。
たぶん、全部思惑先行か解釈の誤りです。
①ポールソン米財務長官が住宅市場への政府介入をしないと発言したとの報道を「米国はドル買い介入をしない」と間違って受け取った。
②米金融当局の前トップが信用危機に対して大げさな表現をしたことにびびった。
連中、「これじゃ週末の7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は多くを期待できないな」などと言ってますから、おそらく①の勘違い説が有力です。
まったくねぇ。
※介入のところが当初、「ドル売り介入」になっておりました。失礼いたしました。
おはようございます。7日のニューヨーク市場ではおおむね株価安定、円安の流れが残り、クロス円で上値を試す組み合わせがありました。ただ現在は米株式相場がフェードアウト気味なので勢いはやや弱まっています。
ドル・円は1ドル=102円台で日欧市場のレンジを抜け出せず。ここからはもう一度パワーをたくわえてという話になりましょう。
アジアの取引時間帯でも話題になっていた米国のS&L「W」の増資ネタなどの材料はあったのですが、まぁいまさらという気がしないでもない。
本日は3月分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表がございますけれども、既にバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言をさんざ聞いた後ですから新事実が出てくるかは微妙。あと仮契約住宅販売(中古住宅販売保留)指数という登記ベースの販売統計の先行指標が発表になります。引き続き株価関係にらみ、ということになりますか。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
日本時間7日午後の外国為替市場では株高、円売り、株高の循環がやや収まり、欧州勢の仕掛け待ちになっています。ドル・円は1ドル=102円台半ばでの値動き。前週からの地合い、ということになりましょうが、米雇用統計でドル売りに賭けた参加者も「これじゃしょうがない」とギブアップしたあんばいですね。
ただ為替単体ではユーロ・円の某投資家からの買いに跳ね上げられた面も強く、基調云々というよりもパワープレーの類でしょう。ネタもないところですから。
ちなみに株式市場などでの「米景気後退なんぞすべて織り込み済み」というマインドはテーマ転換の可能性を示唆しているという点でそれなりに重視すべきですが、長期資金を安定供給するにはあまりにも、という感じがいたします。
どこかでも書きましたが、前週のネタは米国債から社債市場あたりへのマネー移動を促す公算はありますので、そこからのドル回復という道筋は描けるにせよ、見極めには時間がかかると考えられます。
※市場では新年度入り資金の本格出動を期待、というムードもありますが(たぶんメディアでは書く人もいるでしょう)、稟議社会の機関投資家がこんな早くに次の一手を繰り出せるのかという点と、そもそも短期間で半年分のカネを使うような力技に踏み切れるのかという点で疑問符が付きます。
仮にもしやったとすれば昨年からの計画ダマか短期切り返しを前提としたものではないでしょうか。安定感は今ひとつ。
おはようございます。週明け7日のオセアニア市場では前週末のニューヨーク終値比で心持ち円安、ドル高の方向で推移しておりますが、値動きは緩慢。ドル・円は1ドル=101円台半ばです。
4日の米株価があの雇用統計の割に底堅かったということでまたぞろ「最悪期は脱した」的見方があるのかもしれませんが、じゃあ過去の輝きを戻せるかというと基点になった住宅市場がまだダメですし、金融機関の収益力回復がすぐ見込めるような「新機軸」が出たわけでもない。
市場は振れるものですからしょうがないといえばそれまでですが、昨年の秋のようにまた「いいとこ取り」になり過ぎるといささか危うさがあります。もろもろのことには適度なタイムラグとペースがあるものです。病気に例えればきちんとリハビリをしないと治るどころか再発しますよ。
もちろん、対策が徐々に進んでいるのは間違いないんですけどね。
本日は豪欧で指標がパラパラありますけど、総じて小粒。本丸米国に向けて、ということになりましょうか。引き続きよろしくお願いいたします。
おはようございます。4日のニューヨーク市場ではさすがにドルもダレ気味ですが、米株価がやはりと申しますか今週のアレで持ちこたえていますので、微妙な「ゆっくり感」があります。ドル・円は1ドル=101円台半ば。これからするするとという公算はありますが果たしてどうなるか。
株式相場は将来を織り込んで動く云々といわれますけれども、いわゆるデイトレーダーが相当にいるわけですから短い目での動意が起こって不思議はないわけです。足元で米ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)が悪化していればそれなりにインパクトがあるはず。信用収縮の不安後退というのも某米金融当局の大議長の「ご託宣」にすがった心理的様相が濃いですので、ネタ次第ではもろさを露呈するリスクもあり。
外為市場でもドル安の余地を探るうえでその帰すうを見定めている風ですね。
来週は週末に7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議があります。ここで協調介入などの議論を急ぐ事態になるとは考えにくいですが、欧州発の通貨談義は活発になるかもしれません。日本ではG7会議への出席者である日銀総裁の人事が決まるか否かが相場とは別に焦点になります。
あとは英欧の金融政策会合などが注目材料でしょうか。それでは、引き続きよろしくお願いいたします。
日本時間4日深夜の外国為替市場でドルは右往左往。対円では1ドル=101円台後半まで下押ししたものの、102円台前半に戻してきました。
先ほど発表された3月の米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比で8万人減り、失業率が5.1%に上昇。1、2月の雇用者数の下方修正もあわせればなかなかの数字で、一般論からいえば米景気後退が現実味を帯びたということになりましょう。
が、最近は米国側の悪材料に感応度が鈍りがちなので、短期野郎も回転が速いのかもしれませんね。
それとも米株価を見極めるまでは、ということなのか。
いずれにせよ空中戦が中心ですね、まだ。
というわけでもなさそうですが、外国為替市場ではイベント前にフライングして何かやってやろうか、それともやるまいかという微妙な空気があります。
昼ごろまでは日本の輸入企業の円売り・ドル買いとともにヘッジファンド系の円売りが見られたほか、午後も日本の株価が底堅いことなどをネタに円売りで動く参加者はいましたが、決め手はいまだし。ドル・円は1ドル=102円台半ばでステイしています。
欧州勢は暴れん坊も多いですからスキをつく、というのもあっておかしくはないんですけどね。
※ちなみに私は息をひそめていないとインフル菌をばらまくことになりますのでやむを得ません。
おはようございます。3日のニューヨーク市場では4日発表の3月の米雇用統計待ちの雰囲気が濃いですけれども、経済指標などにチョコチョコ反応しています。
前週分の新規失業保険申請件数が急増したことでドル売りの流れが若干起き、米株価がしばらくさえなかったことから円の底堅い動きも生じました。ユーロ・ドルは欧州市場で1ユーロ=1.55ドル台まで沈んでいましたが結局は1.56ドル台後半を回復。「行って来い」の相場付きになっています。
半面、円は米株式相場が大崩れしたわけでもないため前日のフィーバーの余韻がまだあります。対ドルストレートが戻ればクロス円も上がるといった傾向になりました。結果的にドル・円は1ドル=102円台前半中心のレンジで微妙にもちあい。
米議会でのベアー・スターンズ救済に関する公聴会も新ネタという意味では今ひとつの印象があり、米金融当局から政策や景気に関する踏み込んだ話もなかったのでどうでしょう、スルーした感じでしょうか?
4日のアジア市場でも株価などに左右される場面はありそうですが、引き続きイベント待ちの空気が強いと見られます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
(本日も体調不良のため簡単な記述で失礼します)
おはようございます。2日のニューヨーク市場では株価安定・円安のムードが残る中で取引を開始。各種材料をこなすうちにクロス円はかなり円安方向に振れました。
一つ一つを見ると「なんでここまで振れたのだろう」という状況ではありますが、ユーロ・ドルなどが前日までの急落の反動や米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が2日の議会証言で景気後退の可能性に触れたことで値を上げる一方、ドル・円が米給与計算サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)発表の3月の全米雇用報告で、非農業部門雇用者数が前月比で増えたことなどで一時上値試しをした分、円買い・ドル売りに対する「のりしろ」があったためだと思われます。
各論ではFRB議長は追加利下げを強く示唆したわけではないし(これはかなり意外感)、米株式相場は結局下げている。平時ならドル安も円安も決定打には乏しい場面ですが、そこは「勢い」と機械的なディーリングの賜物ということでしょう。
メディア的には「円を元手にした高金利通貨取引(円キャリー取引)の復活」などと報じるケースもあると思いますが、まさかこんな変動率の高い状態で普通の長期投資家が参入するとは思えません。投機筋(一部日本の個人)が手掛けているのは短期ディールにスワップポイントを組み合わせたレバレッジ・トレーディングであって、金利収益狙いの運用とは似て非なるものです。
結果的に相場が安定し、追随する動きが出る公算はありますけれども、それには見極めが必要でしょう。
本日は引き続き株価動向をにらみ、フィーバーが持続するのかあるいは逆が起こり得るのかを見定めることになります。よろしくお願い申し上げます。
今週は日ごろの不摂生がたたり、流行遅れのインフルエンザなんぞにかかってしまい、きょうあすのリポート類はお休みすることになりました。お詫び申し上げます。
現在はタミフルがまだ効いているので、少しばかり。
昨日の米株高、円安、ドル高の底流にあるスイス大手銀UBSや米証券大手リーマン・ブラザーズの増資は「ベアー・スターンズ後」ということに意味があります。投資家が自らの責任で手を差し伸べるエネルギーが出てきたということは、何らかの問題が起きてもベアー型スキームの適用が可能になるケースは多いと踏んだのかもしれません。
丸損はしない——。
いずれにせよ公的資金の導入なし(とはいってもベアースキームはもともと損が出たらNY連銀がかぶることになっているので厳密に言えば違いますが)に金融機関の問題解決がスムーズに進むとすればそれはそれでいい話です。
半面、信用収縮という点で見ると、ピンポイントでの増資のプラス効果は多くを期待できません。混乱はレバレッジド・ローンや地方債市場など既に多方面にわたっており、早々の事態収拾は困難。参加者同士の相互不信の芽も残ったままです。まだまだ紆余曲折(うよきょくせつ)があると見るのが妥当なところでしょう。
景気の先行き不透明感もすぐには消えそうにありません。
なので今回のニュースが株価の盛り返し材料になったというのが今ひとつしっくりこないのですが、あえて申すなら「株主責任」の重要度が高まったという点で社債市場ではお金が流れやすくなったかな、という印象です。吸収合併されても基本的には返してもらえますから。
為替では昨日のUBSネタ(資本増強よりも損失に目が向かった)などで欧州への強気ムードが薄れた分、ユーロのセンチメントもいささか後退した印象があります。とはいえこれは米国次第です。少なくとも現在の金利でドルの本格回復を見込むことは困難に思われます。
おはようございます。31日のニューヨーク市場では、四半期末で薄商いだったこともあって投機的売買に振れる場面がありました。中でも目立ったのはユーロ買い。31日発表のユーロ圏物価指標が記録的な高水準だったことで欧米金利差の拡大傾向は当分続く、といったロジックでしょうか。
シカゴ購買部協会が発表した3月の景気指数は市場予想平均を上回りましたけれども、景気の好不況の分かれ目とされる50は下回ったまま。今ひとつインパクトはなかったやに映ります。
一方でユーロ圏物価、よくよく考えればこれだけインフレ的になると実体経済にもマイナスの面があるでしょうし、政策の手足を縛りかねないという面でネガティブな材料ともいえる。ユーロ買いもある程度は「勢いのみ」ということになりましょう。実際、ユーロ・ドルは打ち上げ花火のように失速しています。
本日は日銀発表の企業短期経済観測調査(短観、3月調査)、豪金融政策の公表などが焦点。ですが、テーマは米国側でしょうから単体でどこまで反応できるかには微妙感があります。引き続きよろしくお願いいたします。