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2008年後半の為替相場

みなさん、お元気ですか?
暑い毎日が続いています・・・[wobbly]
今日、東海、関東甲信、東北と、一気に全ての地域で梅雨が明けました。 夏[sun]本番の到来です[sign01]
今年は、平年に比べてあつ~い夏が予想されているようですよ。
熱中症にはくれぐれも気をつけてくださいね。


さて、もう7月の半ばとういことで、今年も半年が過ぎました。
今月放送の「経済討論バトル・頂上決戦」、タイトルは『2008年後半の為替相場を占う』でした。

アメリカではサブプライムローン問題がくすぶりドル安が進行する中、通貨当局は介入も辞さない構えです。一方、円は対ユーロでも大幅に下落。円は最弱通貨への道を突き進んでいるかの様にも見えます。多くのものを輸入に頼っている日本にとって、今後の為替レートは国民生活にも多大な影響を及ぼすことになるはずです。
この大きな注目が集まっている今年後半の為替の動きを、パネリストの方々に伺いました。

3月半ばに95円台の値を付けて以来、ドル円の相場は上昇トレンドを描いて来ました。
「サブプライムローン問題はほぼ終結した。」
「強いドルが望ましい。」
「米国経済は回復しつつある。」
市場ではこのような言葉がささやかれ、経済指標の予想よりも強い値にドル買いで敏感に反応していたのは記憶に新しいことです。
しかし、6月後半になり、その上昇トレンドにも少々陰りが見え始めて来ました。

以前にもお話したことがありますが、「どんな状況であってもとにかくドルが買われる。」そんな不自然な状況が3月のドル急落後続いている様子でした。今になって、無理に上げていたものが自然の力に負けて落ちて来た。そんな感じがします。

最近の専門家の方々の意見では、サブプライムローン問題を始めとするアメリカ経済の不透明さは実はかなり根が深く、今は、本当の影響が出るのはこれからだという悲観説もあるようで、また1ドル100円を切るのは時間の問題だとさえ言われています。今回のパネリストの方々も、8月あたりに、あるいは今年中に一度100円を切る可能性があるとおっしゃっていました。もし3月の水準を超えた円高が進めば、日本経済に大きな影響が出るのは必至です。

米労働省が16日に発表した6月の消費者物価指数は、原油高等の影響から前月比1.1%の上昇で、1982年以来26年ぶりの高い伸びとなり、インフレ圧力は警戒水域に入り込んだということです。
しかし今のアメリカは、インフレを止めるための利上げさえ出来ない状況にあります。景気がかなり失速しているからです。インフレと景気懸念のバランスから、FRBは苦渋の選択を迫られていると言えるでしょう。このアメリカのスタグフレーションの状態から世界恐慌に発展させないためにも、国家レベルの何らかの急速な対応が必要だと思います。

今、景気を減退させているサブプライムローン問題は、サブプライム層への無理な貸し付けに始まったと言われています。
住宅ローンを証券化し、投資家に幅広く販売されたものの、土地の価格が下がり、担保割れ物件が大量に出てしまったものです。
また、止まらないこの物価高騰は、投機による原油、資源高や穀物高が製品やサービスに転嫁され、それによって消費が落ち込むことによる需要の減速によるものが大きな要因です。

この景気減退と物価高騰の原因に共通していることは、かなりの割合が「投機」によるものであるということです。
洞爺湖サミットでは環境問題が積極的に議論されましたが、価格を吊り上げる目的の大量買いによる原油高や穀物高への対策も、もっと早く、世界的に行なう必要があると思います。これらの対策で、投資家がドル買いから資源買いへと移るのを抑えられれば、結果的に金融不安を緩和させることに繋がるはずです。

パネリストの方によると、2008年後半の経済は、不況とインフレが同時に起こる「スタグフレーション」の非常に難しい状態になるようです[bearing] これから世界経済がさらに減速する可能性や、資源高が突然崩れる可能性もあり、何が起こるか分からない不安定な時期を迎えるという予想でした。為替で投資をしている人は、「安心して金利を増やして行くのがしずらい年なので、油断をしないこと。きちんと損失を決めてそこで止めるなど、自己防御が大切。金利差だけを見て飛びつかないこと。」というお話でした。

そして私が驚いのは、これから長期的に見ると円が強くなるのでは。という見方でした。
為替動向は需給で決まるものなので、他の通貨に不安要素が多ければ、より安定した通貨を選ぶことになり、相対的に円が買われ、円高になるであろうと・・・。

最後に蟹瀬さんは、「円というものは、インフレが起きにくい通貨。それに注目をした方がいい。だだ円の場合は、やはり金利が2%位まで上がって来ると本格的に強くなるのではないか。」とおっしゃっていました。

資源高への対策や、金融政策を世界の国々で早急に発表して、この市場に広がる金融不安の要素を一日も早く解消して欲しいと切に願いたい気持ちです。
皆さんも、これから何が起こるか分からない不安定な時という事ですので、安全策を考え、慎重に取引をされてくださいね。


次回の「頂上決戦」は8月2日(土)午後2時からの放送です。
どうぞお楽しみに[wink]

2008年7月19日(土)17:54 コメント(2)
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コメント一覧コメント2件

はてさて円が相対的にも強い通貨になりえるかは疑問ですが、為替レポートらしい内容で新鮮でした(^0^)/

投稿者:かっちゃん太郎|2008年7月23日  02:42

かっちゃん太郎さん
コメントありがとうございます
これからも番組の感想を書いていきますので、見てくださいね。

飛田千鶴

投稿者:ちづる|2008年7月29日  00:09

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