STEP2 FX初心者の方 〜マージンコールって?〜
維持率ってなに?
「維持率」とは、保有しているポジションを維持するために必要な保証金に対して、有効保有額の割合をパーセンテージで表したものです。有効保有額とは、ある時点での口座内の資産の価値を表わしています。
維持率は取引数量やレバレッジによって割合が異なり、余剰資金がある場合や、ポジションの評価損益がプラスである場合はこの維持率は高まり、反対に評価損が大きくなればなるほど維持率は低下します。
つまり、維持率が高ければ高いほど資産に余裕があるということです。
維持率は計算式によって求めることができます。
『外貨ネクスト』で預かり資産が25万円レバレッジ2倍で取引金額が1万NZドルの場合
(取引保証金:25万円、預かり資産:25万円、レバレッジ:2倍)
1NZドル=50円が相場の変動で1NZドル=48円になり、2円下がりました。
有効保有額 = (預かり資産)25万円 + ((評価損益金) − 2円×1万通貨) = 23万円
(※注文中保証金、受渡し代金、出金依頼金額はここでは省略しています)
25万円すべてを保証金として使う場合の維持率は
維持率 = (有効保有額)23万円 ÷ (取引保証金)25万円 × 100(%) = 92%
『外貨ネクスト』で預かり資産5万円、レバレッジ10倍で取引金額が1万NZドルの場合
(取引保証金:5万円、預かり資産:5万円、レバレッジ:10倍)
有効保有額 = (預かり資産)5万円 − (2円×1万通貨) = 3万円
するとこの場合の維持率は
維持率 = (有効保有額)3万円 ÷ (取引保証金)5万円 × 100(%) = 60%
このように、維持率は取引金額が同じ額であっても有効保有額とレバレッジの高さによって、変わります。2番目の例の場合はレバレッジを高く設定してあるため、わずかな値動きで大きな損失を被る場合があります。
ストップ注文を入れずに取引を行った場合、相場の急変動により為替差益以上の損失を受ける場合があります。相場の急な変動でも損失を最小限に抑えられるよう、ストップ注文を入れておきましょう。損失の拡大をお知らせする「マージンコール」
FX取引は相場が24時間変動しているため、自身でリスク管理を行うことも大切ですが、保証金以上の損失を防ぐために当社では「マージンコール」と「ロスカット」という制度を設けています。
「マージンコール」とは、お客様へ取引に必要な保証金額がある一定の割合で下回った場合にメールで通知する機能です。
当社の『外貨ネクスト』ではお客様の口座に対して、30分おき※に時価評価(値洗い)を行っています。(※維持率60%未満の口座に対しては1〜5分おきに実施)
毎営業日午後3時時点のレートで口座状況を確認し保証金残高が、50%に下回った場合に電子メールにて警告のお知らせを行います。
この制度自体に拘束力はありませんが、マージンコールが発生するという状況はロスカットの執行が迫っていることを意味しています。
マージンコールの通知を受け取った場合は、なるべく早めに下記のいずれかの対応策をとることをおすすめします。
- 口座へ追加入金を行い、保証金の額を増やすことで担保能力を高める
- 取引を一部決済することで取引数量を縮小し維持率を高める
マージンコールが発生する一例
マージンコールが発生する一例をみてみましょう。
預かり資産:5万円
1NZドル=50円で、取引保証金を5万円、レバレッジ10倍で1万NZドルの買いポジションを保有した場合、ある日の午後3時時点で、1ドル=47円40銭まで円高(ドル安)が進行
(1NZドル = 2円60銭の下落)
評価損益金 = −2円60銭 × 10,000(NZドル) = −26,000円(26,000円の評価損)
有効保有額 = 預かり資産50,000円 − 評価損益金26,000円) = 24,000円
維持率 = (有効保有額)24,000円 ÷ (取引保証金)50,000円 × 100(%) = 48%
維持率が50%を下回っているので、マージンコールが発生し、警告メールが送信されます。
- ●当社のロスカット・ルールについて
- 当社のFX(外国為替保証金取引)では、損失金額を一定の範囲で抑えることを目的として「ロスカット・ルール」を設けておりますが、相場の急激な変動や評価対象データの量などの影響により、ロスカット判定のための評価や反対売買の執行に遅延が生じ、その結果としてお預かりしたご資産以上の損失が発生する可能性がございます。また、追加のご入金やポジションの縮小などロスカットの回避を目的とした対処をされた場合でも、相場の変動状況によってはロスカットが執行される場合がございます。なお、ロスカットを執行する基準となる「ロスカットレベル」(%)は、ロスカット執行時の口座またはポジションの維持率を保証するものではございませんのでご注意ください。






