世界の通貨 シンガポール
シンガポールの基礎知識
- 正式名称
- シンガポール共和国(Republic of Singapore)
- 首都
- シンガポール(都市国家)
- 公用語
- 英語,中国語,マレー語,タミール語
- 政治
- 立憲共和制のもと、一院制を採用
- 中央銀行
- シンガポール金融管理局(Monetary Authority of Singapore)
- シンガポールの歴史
- 1819年、イギリス人のトーマス・ラッフルズがジョホール王国(現在のシンガポール)に上陸。同国より許可を受け、イギリス東インド会社の交易所を設立しました。1824年に正式にイギリスの植民地となり、1832年には海峡植民地の首都に定められました。第二次世界大戦後もイギリスによる植民地支配は継続されましたが、1963年に独立を宣言。1965年、当時一州として参加していたマレーシア連邦から分離、シンガポール共和国として独立しました。
シンガポールのお金の種類は?
シンガポールでは、7種類の紙幣と、6種類の硬貨が流通しております。
紙幣 | 2シンガポール・ドル、5シンガポール・ドル、10シンガポール・ドル、50シンガポール・ドル、100シンガポール・ドル、1,000シンガポール・ドル、10,000シンガポール・ドル |
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硬貨 | 1シンガポール・セント、5シンガポール・セント、10シンガポール・セント、20シンガポール・セント、50シンガポール・セント、1シンガポールドル |
シンガポール相場の変動要因
シンガポール円相場の動向
シンガポールでは、主要な貿易相手国・地域の通貨を各国・地域との貿易量で加重平均する通貨バスケット制度を採用しています。為替相場の変動幅が一定の変動幅(為替バンド)内に収まるように運営されています。MAS(通貨金融庁)は、金融政策で消費者物価指数(CPI)の上昇ペースを重視し、CPI上昇ペースが鈍化すると通貨の切り上げペースを緩和することで景気を刺激し、CPI上昇ペースが高まると名目為替実効レート(NEER)の誘導レンジを上方にシフトさせ金融引き締めを行っています。
シンガポール経済の動向
2017年のシンガポールのGDPは3,346億ドルで、年々増加傾向にあります。
法人税・所得税が安く、相続税が無いシンガポールに移住する大富豪も多く、外国人高所得者の増加が今もシンガポールのGDPを引き上げる要因になっています。