世界の通貨 南アフリカ
![]() |
||
南アフリカの基礎知識
| 首都: | プレトリア |
| 公用語: | 英語、アフリカーンス語、スワーティ語など11言語 |
| 独立日: | 1910年5月31日 |
| 政治: | 南アフリカは共和制のもと、議会は二院制(全国州評議会、国民議会)を採用 |
| 大統領: | ターボ・ムヴィエルワ・ムベキ |
| 中央銀行: | 南アフリカ準備銀行 |
| 南アフリカの歴史: | それまでは主に狩猟民族が住んでおりましたが、15世紀にはバーソロミュー・ディアスが南アフリカの南端・喜望峰に到達し、1652年にオランダ東インド会社のヤン・ファン・リーベックがやってきて喜望峰を中継基地としたことをきっかけに、南アフリカはオランダの植民地になりました。 18世紀の終わり頃になると金やダイヤモンドの鉱脈を狙って、イギリス人がやってくるようになり、19世紀に入るとオランダからイギリスへ正式に譲渡され、今度はイギリス植民地になりました。現在でも英語が南アフリカの公用語になっておりますが、それはこのときのイギリスによる植民地支配が発端でした。 1910年5月31日に、4州からなる南アフリカ連邦として統合独立しましたが、その後は白人労働者保護のための人種差別法、鉱山・労働法が制定されたため、1990年代にアパルトヘイト政策(人種隔離政策)が廃止されるまでの長期間にわたって黒人差別が横行するようになりました。 アパルトヘイトが廃止されて、法の下では黒人と白人が平等になったものの、現在に至るまで人種間の経済格差が残っております。また、国全体の失業率も26.7%(2005年)と非常に高くなっており、今後着実に経済発展を成し遂げていくには、雇用情勢の改善が急務になっているといえるでしょう。 |
南アフリカのお金の種類は?
南アフリカの通貨単位は「ランド(「R」あるいは「ZAR」と表記されます)」といいます。また、補助通貨して「セント(「c」で表記されます)」もあり、100セントは1ランドに相当します。| 南アフリカでは、5種類の紙幣と、7種類の硬貨が流通しております。 | ![]() |
|
紙幣: |
10ランド、20ランド、50ランド、100ランド、200ランド | |
| 硬貨: | 5セント、10セント、20セント、50セント、1ランド、2ランド、5ランド | |
南アフリカ・ランド相場の変動要因
南アフリカ・ランドも、米ドルと同様に経済指標や要人発言が主な変動要因となっております(具体例は米ドルの紹介ページをご参照ください)。ここでは、そのほかにも注目しておきたい変動要因を紹介します。南アフリカ及び周辺国の政情不安
南アフリカはアフリカの中でも政情が安定した国です。しかしながら、周辺諸国に政情が不安定な国が多くなっており、周辺国で政情不安が起きるとそれが南アフリカにも影響を及ぼすことも考えられることから、地政学的リスクを意識した南アフリカ・ランド売りが優勢になることもあります。
高金利に目を向けた南アフリカ・ランド買い
1998年以来、南アフリカの政策金利は一番高いときでは20%を超えており、一番低いときでも7%をキープしております。このように、南アフリカの政策金利は高水準となっておりますので、日本においては南アフリカ・ランド建て債券や外貨預金が人気を集めており、投資対象として注目されております。今後、さらに多くの投資家が外貨に投資してくるようになれば、それらの人気も高まってくることと考えられます。
金相場価格
南アフリカは世界一の金産出国です。また、約3300億ランドにのぼった2005年の同国総輸出額の約4分の1を金をはじめとする貴金属類が占めております。そのため、金価格はランド円相場に大きな影響を与えるケースもあることから、ランド円相場を見ていく際には、金先物相場(特にニューヨーク市場)にも着目する必要があるといわれております。
南アフリカ・ランド円相場の推移
| 1970年代は1ランド300円以上をつけておりましたが、1990年代まではアパルトヘイトや高失業率などの問題が嫌気されて年々下落しました。1998年に20円台を割ってからは10円台という歴史的な安値圏で推移しております。 | ![]() |







