読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円:ドル強気の流れ。上値余地を探る動きが継続。

f:id:okinawa-support:20190819103105p:plain

 

 

ドル/円:ドル強気の流れ。上値余地を探る動きが継続。

直近の日足は、値幅の小さい寄せ線で終え、上昇一服となった。上昇余力の強いものではないので週初は上値余地が限られる展開となろうが、2手前の陽線が109.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えており、新たな上昇トレンドに入った可能性が高くなっていることから、ドルの押し目買い方針が有効と見ている。但し、108.50割れで終えた場合は日足の形状が悪化して、下値リスクが点灯、108円割れを見た場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は110.20-30,110.50-60,111.10-20に、下値抵抗は109.40-50,109.10-20、108.50-60にある。21日移動平均線は109.13に位置しており、短期的な下値抵抗として働く可能性が高い。また、120日、200日線は106.81,106.11に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 一方直近の週足は、陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げている。また、108円台後半の下値抵抗にも跳ね返されており、下値を切り上げる流れに変化が認められない。また、この陽線が109.40-50にあった週足の上値抵抗を実体ベースで上抜けて越週しており、上値余地がさらに拡がり易くなっている。単体では上昇エネルギーの強いものではないので急伸にも繋がり難いと見るが、短期トレンドが強い状態にあるので、浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。今週の週足の上値抵抗は、110.80-90,111.50-60に、下値抵抗は109.30-40,109.00-10にある。可能性がやや低いと見るが、108.80以下で越週した場合は週足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。108円割れを見た場合は短期トレンドの変化に要注意。 今週の戦略は、ドル買いは109.40-50で押し目買い。下値余地を109.20近辺まで見ておく必要がある。損切りは108.80で撤退。ドル売りは今週いっぱい様子見か110.80-90の戻りがあれば軽く売り向かい。損切りは111.20で浅めに撤退。 上値は、109.90-00に軽い抵抗が、110.10-20にやや強い抵抗があるが、これをクリアした場合は110.40-50,110.60-70,110.80-90,111.10-20,111.40-50,111.70-80にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、109.60-70に軽い抵抗が、109.40-50,109.20-30、109.00-10にやや強い抵抗が出来ており、全てを切り崩すほどの下げに繋がらないと見るが、108.70-80の抵抗を下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。108.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、値動きの中で108円割れを見た場合は、短期トレンドが変化して、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2020/09/24~2021/05/28(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

f:id:okinawa-support:20210531072513p:plain


ドル/円【週足】期間:2018/04/13~2021/05/28(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

f:id:okinawa-support:20210531072530p:plain

ユーロ/円:“ユーロ強気”を維持。

日足は値幅の小さい寄せ線で終え、上昇一服となったが、短期トレンドが強い状態にあるので、週初の押しは限られたものとなりそうだ。但し、132.80以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値余地が若干拡がり易くなる。この場合でも132.00-10,131.50-60に強い抵抗が控えており、全て下抜けて終えない限り、短期トレンドは変化しない。また、この場合でも、週足の下値抵抗が130円台半ばに控えており、130円割れで越週しない限り、調整下げの範囲内となる。日足の上値抵抗は134.10-20,134.40-50,135.10-20に、下値抵抗は133.50-60,133.10-20,132.60-70にある。21日、120日、200日移動平均線は132.48,128.90,127.07に位置しており、短・中期トレンドは“ユーロ強気”の流れにある。 一方直近の週足は、前週足から下寄りのスタートとなったが、これを安値として高値圏で引ける陽線で終えている。単体では強い上昇エネルギーを持ったものではないが、寄り付き安値、高値引けの陽線は続伸する可能性が高く、この陽線の値幅(安値132.52)を切り崩す陰線が出ない限り、下値余地も拡がり難い。今週の週足の上値抵抗は135.10-20、136.30-40に、下値抵抗は133.00-10,132.50-60,131.00-10にある。可能性が低いと見るが130円割れで越週した場合は、昨年5月に付けた114.43を基点とする中期的なサポートラインを下抜けるため、トレンドが変化して下落幅拡大に繋がり易くなる。 今週の戦略は、ユーロ買いは133.40-50で押し目買い。下値余地を133.20近辺まで見ておく必要がある。損切りは132.70で一旦撤退。ユーロ売りは様子見か135.00-10の戻りを軽く売り狙い。135.30で浅めに撤退。 上値は、134.00-10に軽い抵抗が、134.40-50,134.80-90,135.00-10,135.10-20に強い抵抗があるが、どこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。下値は、133.60-70にやや強い抵抗があるが、これを下抜けた場合は133.40-50,133.20-30,133.00-10、132.80-90にある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。短期トレンドが強い状態を維持しており、押しはまだ浅いものに留まる可能性が高いが、132.70以下で終えた場合は日足の形状が悪化して132円台の足元を固め直す動きへ。さらに132.00-10,131.50-60の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、短期トレンドが変化して130~131円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。但し、この場合でも週足の下値抵抗が130.50-60にあり、130円割れで越週しない限り、調整下げの範囲内となる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2020/11/10~2021/05/28(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

f:id:okinawa-support:20210531072603p:plain

© 2021WFXA
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。