読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

「市場は再びテーパリングを意識」 外為トゥデイ 2021年5月27日号

外為トゥデイ

目次

▼26日(水)の為替相場
(1):NZドルの急伸に連れ豪ドル上昇
(2):パネッタ氏 PEPP変更観測にけん制
(3):ロンフィクにドル買い クロス円小動き
(4):FRB副議長 緩和縮小に見解示す

▼26日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:108円台後半は堅そう

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

26日(水)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210527092538p:plain期間:26日(水)午前6時10分~27日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):NZドルの急伸に連れ豪ドル上昇

NZ中銀(RBNZ)が金融政策声明から「利下げの用意がある」との文言を削除した上に2022年9月までの利上げ見通しを示した事からNZドルが急伸。豪ドル/円は、NZドル/円の上昇に連れた他、中国人民元(オフショア)が対ドルで一段高となった事も材料視された。

(2):パネッタ氏 PEPP変更観測にけん制

欧州中銀(ECB)のパネッタ専務理事は「インフレが上昇基調にあるという兆候はない」「現在の状況では、パンデミック緊急資産購入プログラム(PEPP)の債券購入額を減少させることは正当化できない」などと発言。6月10日のECB理事会で、PEPPの購入ペース減速を決めるとの市場の思惑をけん制した。

(3):ロンフィクにドル買い クロス円小動き

ロンドンフィキシング(日本時間24時)に向けて実需と見られるドル買いが入った。ドル/円が109円台を回復して強含んだ一方、ユーロ/ドルなどのストレートドルが弱含んだ事からクロス円は小動きだった。

(4):FRB副議長 緩和縮小に見解示す

米連邦準備制度理事会(FRB)のクオールズ副議長は、経済が予想通りに推移すれば今後数会合でテーパリング協議を開始する事が重要になるとの見解を示した。

26日(水)の株・債券・商品市場

f:id:gaitamesk:20210527072715p:plain

外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

f:id:gaitamesk:20210527091538p:plain

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

f:id:gaitamesk:20210527090915p:plain

ドル/円の見通し:108円台後半は堅そう

昨日のドル/円は、終値ベースで約0.3%上昇。月末に絡むドル買いのフローや短期筋のショートカバーと見られる動きで109.18円前後まで強含んだ。NZ中銀が来年の利上げ見通しを示した事などから、米連邦準備制度理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)にも再び市場の関心が向かうと見られ、ドルは底堅さを増しそうだ。なお、昨日のNY市場終盤、クオールズFRB副議長は、今後数カ月の経済情勢次第では、テーパリングの議論を始める事が重要になるとの見解を示した。

ドル/円は、109円台半ばにかけて戻り売り圧力が強まると見られ、上値は限られるかもしれない。ただ、明日発表予定の米4月個人消費支出価格指数(PCEデフレーター)がFRBのインフレ目標である2%を大きく超える公算が大きい事もあって、米長期金利とドルは下げにくい地合いと考えられる。ドル/円の108円台後半は堅そうだ。

注目の経済指標

f:id:gaitamesk:20210527091512p:plain

注目のイベント

f:id:gaitamesk:20210527072737p:plain
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。