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FX「豪中銀(RBA)の声明に注目」注目の高金利通貨 豪ドル/円 5月26日号

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豪ドル/円(4時間足)

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直近1週間のポイント

・雇用減少の一方、失業率改善
・鉄鉱石価格急落
・ビットコイン反発
・中国がドル買い 元売り介入

豪ドル/円は下げ渋る展開

20日の豪4月雇用統計は新規雇用者が減少しましたが、失業率が改善した事もあって豪ドル相場への影響は限定的でした。
その後、21日には中国のコモディティ価格抑制表明を受けて鉄鉱石価格が下落する中、豪ドルにも下落圧力がかかりましたが、84円台前半で下げ渋る動きとなりました。
24日の欧州市場では一時84円台を割り込みましたが、NY市場に入りビットコインや米国株が上昇すると反発。
25日には中国の人民元売り介入などで伸び悩みましたが、26日にはNZ中銀の利下げ文言削除で急騰したNZドルに連れ高しており、84.70円台まで上昇しています。

注目ポイントは豪中銀(RBA)

6月1日に豪中銀(RBA)が政策金利を発表します。
政策金利や3年物国債利回りの誘導目標(いずれも0.10%)は据え置きの公算が大きく、声明に注目が集まっています。
隣国のNZ中銀が利下げに関する文言を削除し、2022年後半の利上げを示唆しただけに、市場にはRBAも金融政策の正常化に舵を切るのではないかとの思惑が浮上しています。
一方では、RBAは7月会合で量的緩和の枠組みなどを見直すと表明しており、6月に声明を大きく変更してくる可能性は低いとの見方もあります。
市場の思惑が交錯しているだけに、声明発表直後は豪ドルが乱高下する可能性があるため注意が必要となりそうです。

来週までの豪ドル/円の見通し

予想レンジ
83.500円~86.000円
基調
波乱含み

来週までの注目ポイント

☆1日 RBA政策金利
・原油価格 主要国株価

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