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「大型連休は閑散相場に ランド/円は続伸」FX変動率・スワップポイント累計・取引高ランキング 2021年5月3日~5月7日

FX変動率・スワップポイント累計・取引高ランキングタイトル


外為どっとコムのFX取引口座『外貨ネクストネオ』の一週間の取引データ「変動率」「スワップポイント累計」「取引高」をランキング表示した。

集計期間:
2021年5月3日~5月7日の営業日

▼変動率ランキング
大型連休は閑散相場に


▼スワップポイント累計ランキング
ユーロ/トルコ(売)が17週連続首位


▼取引高ランキング
大きな変動は見られず


▼まとめ

変動率ランキング:大型連休は閑散相場に

集計週は、日本では大型連休となり、特に東京時間は取引が閑散となった。取引参加者の少なさから、相場の急変のリスクがあったものの、特段のレート変動が見られなかった。

そんな中、騰落率第1位は南アランド/円となっている。年初からの上昇トレンドは変わらず、4月に入ってから上値抵抗であった7円70銭を金曜日に突破している。これは、米雇用統計が予想を下回る結果となり、米長期金利の上昇が抑えられるという期待から、高金利通貨であるランドが買われたためだと考えられる。第2位のNZドル/米ドルの上昇、第3位の豪ドル/米ドルの上昇も同様だろう。

トルコリラについて、小動きが続いた。6日に発表されたトルコ中銀の政策金利は19.0%の据え置きと、市場予想通りだった。発表直後、トルコリラはほぼ無反応で通過した。

ドル/円は変動率1.26%の20位になった。3日に米経済指標が市場予想を下回るとドル/円が下落する場面があったが、以降は109円台前半で推移した。7日の米雇用統計では、先行指標の好調さに反して予想外の弱い結果となった。具体的には、非農業部門雇用者数が市場予想(100.0万人増)から26.6万人増に留まり、失業率は予想(5.8%)に対し6.1%へ悪化した。これを受けて、ドル/円は108.33円前後まで急落した。

集計期間中、2%を超える変動があったのは集計対象30通貨ペアのうち4通貨ペアと、前週の10から減少した。その内3%以上の変動幅を記録した通貨ペアはなく、こちらも前週の6から減少した。

順位 通貨ペア 変動率 高値 安値
1 ZAR/JPY 2.96% 7.721 7.499
2 NZD/USD 2.59% 0.72986 0.71146
3 AUD/USD 2.43% 0.78622 0.76755
4 RUB/JPY 2.36% 1.472 1.438
5 NZD/JPY 1.91% 79.189 77.702
6 USD/CAD 1.86% 1.23502 1.2125
7 SEK/JPY 1.80% 13.065 12.834
8 USD/TRY 1.79% 8.368 8.2206
9 USD/CHF 1.78% 0.91639 0.90037
10 MXN/JPY 1.75% 5.461 5.367
11 EUR/NZD 1.67% 1.6887 1.66095
12 AUD/JPY 1.64% 85.312 83.934
13 CAD/JPY 1.59% 89.831 88.427
14 EUR/USD 1.55% 1.21714 1.19859
15 TRY/JPY 1.49% 13.223 13.029
16 GBP/USD 1.48% 1.40059 1.3801
17 NOK/JPY 1.44% 13.226 13.038
17 GBP/AUD 1.44% 1.80609 1.78046
19 EUR/TRY 1.36% 10.0627 9.9275
20 USD/JPY 1.26% 109.695 108.329
21 HKD/JPY 1.24% 14.112 13.939
22 CHF/JPY 1.13% 120.605 119.259
23 EUR/AUD 1.12% 1.56408 1.54682
24 EUR/GBP 1.00% 0.87093 0.86232
24 AUD/CAD 1.00% 0.95404 0.94464
26 AUD/NZD 0.97% 1.08213 1.07176
27 EUR/JPY 0.91% 132.171 130.983
28 SGD/JPY 0.89% 82.312 81.587
29 GBP/JPY 0.86% 152.228 150.927
30 CNH/JPY 0.83% 16.943 16.804

 

スワップポイント累計ランキング:ユーロ/トルコ(売)が17週連続首位

期間中のスワップポイントを合算した本ランキングは、ユーロ/トルコ(売)の首位に変化は無かった。本レポートが休載だった期間(4月26日~5月2日)でも首位だったため、17週連続トップである。

※MXN/JPY、ZAR/JPY、HKD/JPY、CNH/JPY、NOK/JPY、SEK/JPYは10万通貨あたり。RUB/JPYは100万通貨あたり。左記以外は1万通貨あたりのスワップポイントにて算出。
※前週終値に取引数量を掛け合わせた取引残高に対してのスワップ合計

順位 通貨ペア 売買区分 スワップ合計 円 取引保証金
1 EUR/TRY 2640 53,000
2 USD/TRY 1852 44,000
3 RUB/JPY 600 90,000
4 ZAR/JPY 310 40,000
5 MXN/JPY 300 30,000
5 CNH/JPY 300 70,000
7 TRY/JPY 192 6,000
8 EUR/NZD 180 53,000
9 EUR/USD 119 53,000
10 EUR/GBP 97 53,000
11 EUR/AUD 75 53,000
12 USD/CHF 64 44,000
13 CHF/JPY 50 48,000
13 EUR/JPY 50 53,000
13 NOK/JPY 50 60,000
16 NZD/USD 36 32,000
17 GBP/JPY 25 61,000
18 USD/JPY 22 44,000
19 AUD/USD 16 34,000
20 NZD/JPY 15 32,000
21 CAD/JPY 5 36,000
22 AUD/JPY 4 34,000
23 GBP/USD 0 61,000
23 HKD/JPY 0 60,000
23 GBP/AUD 0 61,000
23 SEK/JPY 0 60,000
23 SGD/JPY 0 33,000
28 AUD/NZD -45 34,000
29 USD/CAD -52 44,000
30 AUD/CAD -55 34,000

 

取引高ランキング:大きな変動は見られず

期間中の取引高ランキングを見るとドル/円の首位は揺るがず、上位を占める主要通貨ペアに変化は無かった。変動率低下のためか、トルコリラ/円が3つ順位を落としている。

順位 通貨ペア 前回順位
1 USD/JPY 1
2 AUD/JPY 2
3 GBP/JPY 3
4 MXN/JPY 4
5 EUR/JPY 5
6 EUR/USD 6
7 AUD/USD 9
8 GBP/USD 8
9 ZAR/JPY 10
10 TRY/JPY 7
11 NZD/JPY 11
12 CAD/JPY 13
13 GBP/AUD 12
14 EUR/AUD 15
15 NZD/USD 17
16 CHF/JPY 16
17 USD/CAD 18
18 EUR/GBP 14
19 AUD/NZD 24
20 USD/CHF 21
21 CNH/JPY 20
22 EUR/NZD 27
23 EUR/TRY 22
24 RUB/JPY 23
25 USD/TRY 19
26 NOK/JPY 25
27 AUD/CAD 26
28 SEK/JPY 28
29 HKD/JPY 29
30 SGD/JPY 30

 

まとめ

集計週は、日本が大型連休であったこともあり変動に乏しい為替市場だった。

今週は、米国は大型指標の発表が一段落しただめ、米要人発言などに注意しておきたい。欧州では、英国でスコットランド議会選が終了。スコットランド国民党が単独過半数を取れなかったことなど受けてポンドは上昇で反応している。スコットランド独立に関する報道は確認しておきたい。そして、メキシコ中銀の政策金利発表が13日に行われる。市場では現在の4.0%から金利据え置きが予想されている。

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