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「基本円高 ポンドは大きな動き無く」FX変動率・スワップポイント累計・取引高ランキング 2020年10月12日~10月16日

FX変動率・スワップポイント累計・取引高ランキングタイトル


外為どっとコムのFX取引口座『外貨ネクストネオ』の一週間の取引データ「変動率」「スワップポイント累計」「取引高」をランキング表示した。

集計期間:
2020年10月12日~10月16日の営業日

▼変動率ランキング
ポンドに大きな動き無く


▼スワップポイント累計ランキング
ユーロ/トルコリラ(売)が2冠


▼取引高ランキング
大きな変動なく

変動率ランキング:ポンドに大きな動き無く

期間中の為替相場は、全体的には変動率が低い中、前週からの円安が反転し、円高となる場面が見られた。そんな中、変動率2位はロシアルーブル/円だった。前週の1位からはランクダウンとなったが、引き続き3%台の変動率で存在感を見せている。先々週に、週足で寄引同時線(相場転換のシグナルとされる)が出現し、長らく下落してきたトレンド転換の期待も持たれたが、実際は下落圧力から逃れられず1.30円台から上抜けできていない。

EUとの通商交渉の出口が見えない英国だが、期間中にポンドについては大きな変動とならなかった。変動率で見ると、第6位のポンド/豪ドル(2.04%)が最高位である。ポンドが豪ドルに対して強含むなど、市場関係者はEUとの通商交渉合意に期待しているとみることもできるだろう。

注目のトルコリラだが、集計週は第13位のトルコリラ/円が最も変動した通貨ペアとなった。アゼルバイジャンとアルメニアが領有権を争う軍事衝突は、停止の合意、その後戦闘再開など不安定なままとなっている。トルコリラ/円は16日に、最安値13.214円を記録した。

ドル/円は変動率0.63%の30位になった。最下位は二週連続。日本発の変動要因に乏しかったこと、また米大統領選報道は過熱気味ながら、ドルの変動は見られなかった。

集計期間中、2%を超える変動があったのは集計対象30通貨ペアのうち6通貨ペアと、前回の10から減少した。その内3%以上の変動幅を記録した通貨ペアは2つで、こちらも前回の4つから減少した。

順位 通貨ペア 変動率 高値 安値
1 NOK/JPY 3.53% 11.562 11.168
2 RUB/JPY 3.08% 1.372 1.331
3 AUD/JPY 2.93% 76.43 74.254
4 AUD/USD 2.55% 0.72344 0.70548
5 MXN/JPY 2.21% 4.997 4.889
6 GBP/AUD 2.04% 1.83321 1.79654
7 ZAR/JPY 1.91% 6.415 6.295
8 AUD/CAD 1.82% 0.9495 0.93252
9 NZD/JPY 1.80% 70.456 69.211
10 SEK/JPY 1.75% 12.034 11.827
11 GBP/JPY 1.74% 137.77 135.41
12 GBP/USD 1.72% 1.30827 1.28615
13 TRY/JPY 1.63% 13.43 13.214
14 NZD/USD 1.61% 0.66814 0.65754
15 EUR/JPY 1.57% 124.941 123.015
16 EUR/AUD 1.55% 1.65838 1.63303
17 USD/TRY 1.53% 7.9547 7.8348
18 AUD/NZD 1.47% 1.08589 1.07017
19 CAD/JPY 1.36% 80.519 79.44
20 EUR/GBP 1.28% 0.91212 0.90059
21 USD/CAD 1.22% 1.32586 1.30986
21 EUR/NZD 1.22% 1.7793 1.75793
23 CNH/JPY 1.20% 15.753 15.566
24 EUR/USD 1.18% 1.18266 1.16883
25 EUR/TRY 1.10% 9.3446 9.2428
26 CHF/JPY 1.06% 116.079 114.858
27 SGD/JPY 1.02% 78.024 77.235
28 USD/CHF 0.86% 0.9162 0.90838
29 HKD/JPY 0.68% 13.631 13.539
30 USD/JPY 0.63% 105.702 105.039

 

スワップポイント累計ランキング:ユーロ/トルコリラ(売)が2冠

期間中のスワップポイントを合算した本ランキングは、先週に続き、ユーロ/トルコリラ(売)がスワップポイントで第1位となった。前回第10位の人民元/円(買)は4位へ上昇し、スワップポイント上位グループに復帰している。

※MXN/JPY、ZAR/JPY、HKD/JPY、CNH/JPY、NOK/JPY、SEK/JPYは10万通貨あたり。RUB/JPYは100万通貨あたり。左記以外は1万通貨あたりのスワップポイントにて算出。
※前週終値に取引数量を掛け合わせた取引残高に対してのスワップ合計

順位 通貨ペア 売買区分 スワップ合計 円 取引保証金
1 EUR/TRY 1434 50,000
2 USD/TRY 862 43,000
3 RUB/JPY 840 90,000
4 CNH/JPY 490 70,000
5 MXN/JPY 420 20,000
6 ZAR/JPY 410 30,000
7 TRY/JPY 132 6,000
8 EUR/USD 118 50,000
9 NZD/USD 104 29,000
10 EUR/NZD 101 50,000
10 EUR/AUD 101 50,000
12 EUR/GBP 94 50,000
13 HKD/JPY 70 60,000
13 NOK/JPY 70 50,000
15 USD/CHF 63 43,000
16 EUR/JPY 53 50,000
17 USD/JPY 52 43,000
18 CHF/JPY 35 47,000
19 GBP/AUD 32 56,000
20 GBP/JPY 13 56,000
21 AUD/JPY 5 31,000
22 AUD/USD 0 31,000
22 CAD/JPY 0 33,000
22 GBP/USD 0 56,000
22 NZD/JPY 0 29,000
22 SEK/JPY 0 50,000
27 SGD/JPY -29 32,000
28 AUD/CAD -55 31,000
29 USD/CAD -73 43,000
30 AUD/NZD -86 31,000

 

取引高ランキング:大きな変動なく

期間中の取引高ランキングは、上位に大きな変動はなかった。

順位 通貨ペア 前回順位
1 USD/JPY 1
2 MXN/JPY 2
3 GBP/JPY 3
4 AUD/JPY 4
5 EUR/JPY 5
6 EUR/USD 6
7 GBP/USD 7
8 ZAR/JPY 8
9 NZD/JPY 10
10 AUD/USD 11
11 TRY/JPY 9
12 GBP/AUD 12
13 EUR/GBP 14
14 EUR/AUD 15
15 RUB/JPY 13
16 CAD/JPY 16
17 NZD/USD 18
18 CNH/JPY 22
19 USD/CHF 19
20 CHF/JPY 17
21 AUD/NZD 23
22 USD/CAD 20
23 EUR/NZD 21
24 NOK/JPY 26
25 USD/TRY 25
26 EUR/TRY 24
27 AUD/CAD 27
28 HKD/JPY 29
29 SEK/JPY 28
30 SGD/JPY 30

まとめ

集計週は変動率が低く、全体的には円高傾向が見られた。今週は、引き続き米大統領選に注目だろう。第2回目の大統領候補の討論会が中止となり、各候補が独自に演説を行い視聴率での戦いになった。トランプ大統領は新型コロナウイルスが完治したとしており、次回の討論会が予定通り10月22日に開かれる公算だ。再度の直接対決に向けどのような報道が出てくるか、注意したい。

また、下落がとまらないトルコリラについて、22日にトルコ中銀の政策金利発表が予定されている。前回はサプライズの利上げだったが、ほぼ1日でその効果は切れ、リラ安が進んだ。はたして今回の中銀発表は連続利上げとなるか、そして相場の反応がどのようなものか、見ておきたい。EUとの通商交渉について、15日を過ぎても継続して話し合うとされており、合意期待がある中、報道によってはポンド急変になる可能性は大いにある。こちらも見逃せない。

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