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【ユーロドル】米欧の景況感格差は再逆転

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8月24日(月)ユーロ/ドル

基調
上値重い

目先の注目材料
・主要国株価、国際商品価格

米欧の景況感格差は再逆転

前週末の欧米市場では、比較的大きくユーロ安・ドル高に振れた。
ユーロ圏8月総合PMI・速報値が51.6と前月の54.9から低下した一方、米8月総合PMI・速報値は54.7と前月(50.3)から上昇した事が背景だ。
米欧景況感格差は再び米国が優位に立った格好で、今月18日に1ユーロ=1.19658ドル前後までユーロ高・ドル安が進んだ理由のひとつが崩れつつある。
前週末に一時1.17536ドル前後まで下落する場面もあったユーロ/ドルは、本日の東京市場では1.18ドル台を回復したが、前週末に下抜けた20日移動平均線(執筆時:1.18126ドル前後)前後で伸び悩んでいる。
欧米市場でも20日移動平均線を明確にクリアできないようだと調整リスクが高まりそうだ。
その他、18日時点の海外投機筋のユーロ買いポジション(シカゴIMM通貨先物)は過去最大だった前週(11日時点)から7週ぶりに減少した。
投機筋が利益確定売りのタイミングを窺い始めたようにも見える。
ユーロ/ドル相場が一気に下落トレンドへ転換する可能性は高くないものの、ファンダメンタルズ面に加え、テクニカル面および需給面からも、上昇余力が乏しくなってきたようだ。

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