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【ユーロドル】1.19ドル台の定着に3度失敗して「毛抜き天井」

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

8月7日(金)ユーロ/ドル

基調
波乱含み

目先の注目材料
・8/7 米7月非農業部門雇用者数、米7月失業率
・主要国株価、米独長期金利、国際商品価格

1.19ドル台の定着に3度失敗して「毛抜き天井」

ユーロ/ドル相場は1ユーロ=1.19ドルを巡る攻防が続いている。
足元では、7月31日、8月5日、8月6日にそれぞれ一時1.19ドル台に上昇したが、いずれも1.18ドル台以下に押し戻されて引けている。
いわゆる「毛抜き天井」に近い足型であり、上昇トレンド転換に向けたシグナルと読めなくもない。

そうした中、本日7日に発表される米7月雇用統計を受けたドルの動きが重要なカギとなりそうだ。
雇用統計が米景気の先行き不透明感を払拭するほどの好内容ならドルの買い戻しが活発化する可能性があり、ユーロ/ドルは1.19ドルの頭打ち感が強まりそうだ。
もっとも、米7月雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数が148.0万人増(前回:480.0万人増)、失業率は10.6%(前回:11.1%)となっており、劇的な改善は見込まれていない。
前哨戦の米7月ADP全国雇用者数が16.7万人の小幅増に留まった事などに鑑みれば予想対比下ブレへの警戒も必要と見られる。
仮に雇用統計がドル安を誘発すればユーロ/ドルは「4度目の正直」で1.19ドル台に定着する可能性が高まりそうだ。
ユーロ/ドル相場の目先のトレンドを左右する可能性がある米7月雇用統計の結果に注目したい。

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