2020年7月22日
【ドル/円】：下値抵抗を守った状態。“ドルの戻り売り”方針変わらず。
ドル/円は小反落。陽、陰線が交互に出る毎日です。順番からいえば今日は小陽線で終える日ですが、上値を切り下げる流れにあるので基本戦略はドルの戻り売り方針継続です。 ドル買いは106.60-70で押し目買い。損切りは106.40で浅めに一旦撤退です。ドル売りは107.20-30で軽く売って107.60で浅めに一旦撤退するか、107.70-80の戻り待ちとします。この場合の損切りは108.30で一旦撤退です。 108.60超えで越週するか、108.70超えで終えた場合は短期トレンドが変化して50銭から1円程度上値余地が広がり易くなります。逆に106円割れで終えた場合は105.00近辺にある中期的な下値抵抗をトライする動きへ。可能性がやや低いと見ますが104円割れで終えた場合は101～102円方向への一段のドル下落に繋がり易くなります。 日足の上値抵抗は107.20-30、107.70-80、108.00-10に、下値抵抗は106.50-60、106.10-20、105.50-60にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小幅続伸。個々の足が強いものではありませんが、直近の陽線が122.40-50の下値抵抗にも跳ね返されており、上値トライの可能性に繋げています。124円台の上値抵抗にも気を付けて、押し目買い方針継続。買いは122.70-80で押し目買い。損切りは122.10で一旦撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは121円割れでニュートラルな状態に戻します。
【ユーロ/ドル】：強気を維持。押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは続伸。EU首脳会議で7500億ユーロ規模の復興基金創設が合意に至り、好感されました。短期トレンドが強気の流れを維持しているので押し目買い方針継続としますが、1.14台の足元の弱さを残しているので、買いは1.1480-90の押し目待ちとします。下値余地を1.1460近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.1420で一旦撤退です。売りは様子見です。1.1610-20に強い上値抵抗があります。短期トレンドは1.1300割れで終えない限り、変化しません。
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