2020年6月12日
【ドル/円】：強い下値抵抗に注意。戻りを待って売り狙い。
ドル/円は4手連続陰線引けとなり、上値を切り下げていますが、直近の陰線が下げ余力の強いものではないことや、106.50-60の抵抗を守っており、これを支えとして小反発の可能性があります。また、これを下抜けても106.00-10に一段と強い抵抗があり、106円割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。一方で5/6に付けた105.99を基点として下値を切り上げて来た流れからは下抜けた位置で推移しており、この日足の上値抵抗が107.80-90にあることから108円台で終えない限り上値余地も拡がり難いでしょう。短期トレンドは109円台を回復すればニュートラルな状態に戻しますが、109.70超えで終えない限り、下値リスクを残します。 今日のドル買いは様子見か106.00-10の押し目があれば買い狙い。損切りは105.70で撤退です。売りは107.80-90の戻り待ちとします。損切りは108.20で浅めに一旦撤退です。 日足の上値抵抗は107.80-90、408.40-50、108.90-00に、下値抵抗は106.50-60、106.00-10、105.70-80にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は続落。上値を急角度で切り下げており、強い下げエネルギーが働いた状態ですが、強い下値抵抗ポイントに近づいており、120円台の売りは様子見とし、122.50-60の戻り待ちとします。損切りは123.10で撤退です。買いは様子見か118.90に損切りを置くなら週足の下値抵抗ポイントである119.60-70で軽く試し買い。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開。押し目買い方針変わらず。
ユーロ/ドルは陰線引けとなり、1.1400超えトライに失敗しています。下値を切り上げる流れを維持していますが、上値トライの失敗で若干下押す可能性が高く、買いは1日様子見か1.1260-70以下で押し目買い。損切りは1.1190で撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻して1.10～1.11台の足元を固め直す動きが強まり易くなりますが、調整下げに留まるなら1.1000前後を大きく下抜けるのも難しいと見ます。売りは様子見です。1.1380-90にやや強い上値抵抗がありますが、1.14台で越週した場合は来週以降一段の上昇に繋がり易くなります。
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