2020年6月2日
【ドル/円】：上値余地が限られる可能性。押し目を待って買い。
ドル/円は小反落。下げ余力の強いものではなく、前日のタクリ足の陽線が下値トライに失敗しており、107円割れで終えない限り、下値余地もまだ拡がり難い状態です。一方で107.90-00にやや強い抵抗が出来ており、108円台に実体をしっかり乗せて来ないと上値余地も拡がり難い状態です。また、5/6に付けた105.99を直近安値とする短期的なサポートラインからは外れた位置で推移しており、下値リスクにもそろそろ警戒する必要がありそうです。短期トレンドは106円割れで終えない限り、変化しません。 ドル買いは107.20-30で押し目買い。損切りは106.40で撤退です。損切りが付かない場合でも107.00以下で終えた場合は日足の形状が悪化するので、ドル買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは107.90-00で戻り売り。損切りは108.60で撤退です。 日足の上値抵抗は108.00-10、108.40-50に、下値抵抗は107.20-30、106.60-70、106.00-10にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小幅続伸となり5手連続陽線が出ています。直近の陽線は上昇余力に欠けるものですが、日足の形状が崩れていないので、119.00-10での押し目買い狙いで。下値余地を118.60近辺まで見て置く必要があります。損切りは117.90で撤退です。売りは様子見です。週足の抵抗が119.60-70にあり、これを上抜けて越週するか、日足が120円台で終えた場合は122円方向への一段の上昇に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは小幅続伸となり、下値を切り上げる流れを維持しています。上昇余力の強いものではありませんが、1.1000-10に日足、週足の下値抵抗が出来ており、急落にも繋がり難いと見られます。1.1170-80、1.1220-30にやや強い上値抵抗がありますが、全て上抜けて終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなります。買いは1.1070-80の押し目待ちとします。損切りは1.0990で撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは1.0900割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.0800割れで越週しない限り、“弱気”に変化しません。
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